いやぁ、今年も終わりが近づいてすっかり
寒くなりましたねぇ。
( >д<)、;'.・ ィクシッ
木枯らしピューピューのこの時節、みなさんは何ラーメンが食べたいですかぁ?ちなみにわたしは、ココ最近はあっさりと澄んだ
塩ラーメン♡が無性に食べたくてなって仕方ありませんでしたぁ。
信頼できる情報筋!?σ(゚∀゚ からの
全国統計調査によりますとね、以下のようになるらしいですよぉ。
寒くなると
味噌ラーメン強しなんですなぁ。。。
意外だったのは、塩ラーメンが醤油を抑えて前に躍り出ていること。
まだ、昨今の
塩ラーメンブームの熱気は冷めやらぬといったところでしょうかっ???
まっ、そんなところで
無茶ブリ♡ながら、
今回は
塩ラーメンでお送りいたしますぅ。
(;´∀`)
今回行くお店は、わたしの自宅の最寄り駅、JR戸塚駅の近くにありましてねぇ。
『ラーメンの鬼』やら
『食材の鬼』といわれている
『あの方』がオーナーのお店ですよぉ。
あの方を一躍有名にしたのは、
TBSの番組
「ガチンコラーメン道」でしたなぁ。
ラーメン職人を育てるという企画の番組で
指導者役に・・・
出演者を怒鳴りつけたり、スープを捨てたり派手なパフォーマンスを演じてましたよねっ。
実際にも弟子にも厳しいようでして、「ラーメンの鬼」とまで呼ばれるようになったとさ。
店主である佐野実氏は、洋食のコック出身だそう。
その昔、神奈川県は藤沢市
鵠沼(くげぬま)海岸に支那そばやを開業しました。
2000年には新横浜ラーメン博物館に出店を果たしますぅ。。。
2004年にとある事情があって鵠沼海岸の
本店を閉鎖。
佐野氏直営の支那そばやは,新横浜ラーメン博物館の1店のみになりましたが、その後は暖簾分けを許された弟子の方が各地に次々と店を出していきました。
そして2008年11月。この戸塚の地に
本店が復活したのでございます。。。
どんな顔した
鬼ヽ《 ゚Д゚》ノが待ち構えているのかっ???
それでは行ってみましょうかね~~
☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
って、いきなり鬼の登場かよぉ~~(怒
Σ(゚∀´(┗┐ヽ(・∀・ )ノ
ちょいと長いですけど、
佐野氏の人となりがよくわかるyoutubeを貼り貼りっ。
このお店の
開店当時の映像ですなぁ~~よかったら、どうぞっ。
店主の佐野さんは戸塚出身でして、
わたしの懇意にさせていただいてる串揚げ処
「串佳」のマスターの先輩なんだとか。
「オマエと関係ないじゃんかっ。」といわれれば
話は終わってしまいますがぁ。。。
(;^ω^)
支那そばや 本店
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4081-1
営業時間 11:00~スープ切れまで(19:00頃)
無休
訪店時間は14:00過ぎた頃。お店に入ってすぐに食券機がお出迎えですぅ。
メニューは大体1,000円前後でいきなり
ビックラボンΣ(゚Д゚;)!!!!!!うへぇ。
「支那そばや」ブランドとはいえ
少し高すぎないか???いや高け~~だろうてぇ。
特別にラーメンに思い入れのない一般のお客さんが入っちゃったら腰抜かずぞい。。。
財布を覗きこんで意を決したわたしは、前評判高い塩らぁ麺チャーシュー1100円!!!!!!をチョイスしましたぁ。
店内はさほど広くなくカウンター8席、4人掛けテーブルが3卓です。
時間が時間なんでしょうか?
先客は2人だけでしたなぁ。
女性スタッフに促されてカウンターの中央付近の椅子に陣取りましたっ。。。
席に腰掛けるなり、
早速、鬼の気配を伺います。|д´)チラッ
どうやら
鬼はいらっしゃらない様子。。。少々残念っ。
スタッフは、厨房に男性3人、ホールの女性が2人と
かなり大勢です。
お客は3人。
しんと静まり返る店内、店員さんにじっと見つめられているようで少々落ち着かないなぁ。。。
(;´∀`)
名古屋コーチンの味玉ですかぁ。。。そうですかぁ。あはは♡
しっかし、
水がセルフ????とゆうのは・・・何故でしょうかっ??
店員さんの数は多すぎるくらいいるのに、手が空いてたら水くらい持ってきてくれても良くないですか?
フロアで女性スタッフが棒立ちにも関わらずですぜっ。
(#^ω^)
箸はエコ箸。こういうのは時代に即応していて流石なんですけどねぇ。
ふっふっふ。間もなく、わたしのが出てきますよぉ。
たった今、平ザルを使って
華麗なる手さばきで湯切りをしていますもん。。。
パシッ。パシッ。パシッ♪実にこぎみ良くリズムに乗ってますなぁ。
凄い凄いっ♡やっぱ平ザルっていうのがラーメンマンには萌えますよねぇ。
あ~~悔しいなぁ。カメラ向けられたら最高の画が収められたのにぃ。
店内の
硬直した空気がわたしにそうさせないのですよ。
・゚・(つД`)・゚・
さぁ、らぁ麺の登場です。
有田焼の器に盛り付けられて出てきましたっ。
でもなんだか丼が欠けているように見えますがぁ。
(^Д^)ギャハ決してわたしが犯人ではありませぬぞ。(こういうとこ気にしないの駄目駄目ねぇ)
具には大きなチャーシューが4枚、大ぶりのメンマが乗っています。そして朝摘みだという生のりがちょこんと添えられていますねぇ。
少し脂で照りのかかったスープの表面には芳ばしい香りを漂わせた
揚げねぎがふんだんに散らされています。盛り付けと彩りが美しいことでも有名な醤油らぁ麺と比較すると、どちらかというと
地味な感じですねぇ。
早速スープを啜ります。ズズッズッ。
スープは、塩の尖った感じがなくマイルドでありながら、それでいて塩分濃度もしっかり効いていて十分飲み応えがあるもの。揚げねぎや刻みねぎの香味もいい仕事をしておりますぅ。
表面にキラリ脂輝く澄んだ塩スープは、あとからあとからじんわりやって来る深みある鶏の滋味と魚介の旨みが複雑に展開する
カオスの世界♡(*´Д`)
素材をこれでもかと使ったことは、誰が言わずとも食べ手には十分に伝わりますよぉ。
何よりも、その混沌とした味わいが塩という指揮者によって導かれ纏まったこのハーモニーが凄い。。化学調味料なしでこれは凄いぞっ。
味蕾に旨みがいつまでも響いてやまず、お口の中が
N響演奏会♬モードじゃい
♡
ふううううううううううううう
こりゃ納得のんまさっ。v(´∀`*v)ピース
いいものを惜しげなく使えば
いいものが出来上がるのじゃ♡
と氏はおっしゃいますなぁ。。。
佐野氏が食材の鬼といわれるゆえんは、山形の三元豚、秋田の比内地鶏、青森の帆立貝柱、枕崎の鰹本節、屋久島の鯖節、気仙沼の秋刀魚節、山形のアゴ焼き節、北海道の真昆布などの全国の最高レベルの食材を自ら探求し、それを貪欲に取り込んでいくからなんだとか。。。
しっかし、
出汁感強っ。もうレンゲがとまらんぞ!!!
続いて麺を啜りますぅ。ズルッズルルルッ。
スープに溶けだした
生のりが麺に絡まってぷうんと潮の香りがたちます。
これは
とてもいい感じ!!!!!!
ストレートの細麺は、自家製麺で
全粒粉を打ったもの。
小麦の風味を生かした
濃い味わいがありますねぇ。この多少ザラついた麺肌にスープが絡んで口に旨みを広げてくれます。
残念だったのは、コシが弱くかなり軟らかめの茹で加減であること。
もうちょっと硬い方が好みでした。というより、わたし全粒粉の麺はあまり好きではないのですよぉ。
メンマは、中国産の
完全発酵穂先メンマ。長いものが一本添えられ、僅かに甘めの味付けがされている。穂先はとても柔らかであり、芯部はさっくりとした食感が歯に心地よいもの。。。
ヽ(*´∀`)ノ
下は、今回ではないですが、
過日に食した
醤油らぁ麺850円。醤油の風味を残しつつ旨味の強いのは塩と同じ。たれとスープの絶妙なバランスが支那そばやの真骨頂ですなぁ。。。
麺のアップですぅ。先ほどの
全粒粉。所々小麦の粒が見えますでしょうかっ。
わたしは、パスタのようなツルツルの喉越しが楽しめた従来の麺が好きだったのですが、全粒粉の麺になってからはその特徴はぐっと抑えられておりますねぇ~~
でも小麦の風味という面に関しては格段に良くなっているのではないでしょうかっ。
チャーシューは山形県
平田牧場の三元豚バラ肉を使用とのこと。
「ヒラボク三元豚」は確かにいいもんですが、そんなには珍しくはないですね。はい。
バラチャーシューはジュワッワッと肉汁が溢れる感じが素敵。
脂身が結構多めですがプルプルの煮加減で
超んまいですぅ。
「いやぁ。。。んまかったぁ。v(´∀`*v)ピース」
単に良い素材を重ねていった旨さではなく、きちんとバランスの取れた旨みを感じさせてくれる
職人の腕がすんばらしいんだよなぁ。。。
しかし、
この景況感の中、
ちょっと世間ずれした
高価格はどうなのかなぁ???
あくまで売り物としてのラーメンですから、
買い手がどこまで出すかという部分が当然ありますよねぇ。自分が食べて旨いラーメンを提供したいという気持ちは大切だと思うし共感もするんですけどね~~
なんせ、ここは
横浜でも下町な戸塚ですからねぇ。。。
わたしは結構好きな味なんで、ずっとご商売が続いていってほしいと心から願ってやみませんね。
まぁ、大きなお世話ですけどね~~(;´∀`)
最後に一言っ。。。
お店は若いスタッフが多いのに全体的に
覇気を感じないんですね。
明るさが微塵もない。。。一種独特の緊張感だけ漂っている。
いらっしゃいませ、ありがとうございましたーって
笑顔がないの。
顔あげて、お客さんの顔見て、にこやかな笑顔の挨拶。
「旨いまずいの問題の前に」
商売にはこれ大事よん。( ̄ー ̄)ニヤリ
佐野さんっ。。。わたし間違っていますでしょうかねぇ。Σ(´∀`||;)ドキッ!!
店の雰囲気 ★★☆☆☆
スープの好み ★★★★★
麺の好み ★★★★☆
総合的なもの ★★★★☆(唸らされるものがあるだけに惜しいね。)