いやぁ。ヾ(*´∀`*)ノドウモドウモ
お蔭様で昨日無事に試験が終わりまして、
今日から復帰させていただきますよぉ。
いろいろと温かい励ましなども頂戴しまして本当にうれしかったです~~。
わたし、休載中も相変わらずラーメンは食べておりまして、今日ご紹介するこのお店も先日に訪店したばかりのお店なんですよぉ。
みなさん横浜には
「生馬麺」というものがあるのをご存知ですかぁ。
なまうま麺じゃあないですからね。
サンマーメンと読みますね。ハイ
まぁ、横浜の住民でも漢字じゃ
普通は読めませんがね~~(;´Д`)
横浜でラーメンって言えば、今や全国区となった
「家系ラーメン」が有名ですけれども、
こちらのサンマーメンは、家系とは比較にならないぐらい古い歴史を持つ根っからのハマの名物メニューなんですよぉ。
なんでも歴史を少し紐解くと、
サンマーメンは戦前当時、調理人達のまかない料理だったもので、とろみを付けた肉そばが原形になったと言われております。
神奈川県横浜市中区の中華料理店から戦後(昭和22~23年頃)発祥したと云われておりおよそ
60余年の歴史があります。
醤油味がベースのスープに具は肉と
もやし、白菜程度で、
その季節に有る
具にあんをかけた簡単なものでした。しかし当時ではラーメンよりボリュームがあり美味しく、あんがかかっているので寒い季節は温まって元気が出てくることから徐々に商品化されお店にも並ぶようになってきたのです。
(以上
かながわサンマー麺の会HPから抜粋)
面白いことに、サンマーメンという呼び名が浸透しているのは多摩川以南であり、それより北、つまり東京都に入ると一気に見かけなくなるという
地域性の非常に強いものでもあります。
当日は会社の同僚と営業の途中で立ち寄ってきましたぁ。
さぁ、それでは久々に行ってみましょうかね~~
☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
それにしても先日の
台風は勢いありましたなぁ~~。
のれんなんかこんなになっちゃってましたよぉ。
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
中華 藤
神奈川県横浜市栄区野七里1-13-19
11:00~14:00
17:00~20:00
月火休
訪店時間はお昼を回って12:20くらいだったかな。
店外に待ちは5人。首を伸ばして少し店内をのぞいてみると、4、5人のお客さんはもうじき食べ終わりそうな感じ。そんなに待たなくて済みそうです。
お客さんは外回りの営業さんや中高年層の人が多いのもこのお店の特徴ですね。
場所自体は幹線道路からはだいぶ奥まった上郷ネオポリスという地元民以外には分かりづらい商店街の一画にあるんですが、いつ行ってみても混んでるんですよね~~
味もさることながら、その
ボリュームも定評のあるお店なんですよね。
派手な宣伝一切なくしてまさに
口コミでファンが広まったといった感じの
ひなびた風情のあるお店です。
このお店、お友達の
NORI!!さんも紹介してます。
スタンダードなラーメンもかなりのレベルです。
ほどなくして店内へ。
店員はいつもテンションの高いオヤジさんと奥さんの2人でとても明るい雰囲気。
カウンターのみの11席程度の小じんまりした店内の壁にはメニューがたくさん貼り出されています。スタミナラーメンなんてのもありますね。
わたしたちは、ここのお店の
2大名物メニューをチョイスすることにしましたぁ。
わたしは、サンマーメン850円を太麺に変更してもらい大盛り(プラス150円)で、同僚はタンメン850円と決め込みましたぁ。
すると、ちゃきちゃき系の店主の奥さんが、
「サンマーメンは麺と野菜どっちも大盛り!?」
といきなり聞くもんだから、ちょっとその意味に怯えてしまいまして、
「や、野菜の方でっ。。。(((( ;゚д゚))))」
それにしてもどっちも大盛りっていったいどんなものが出てきちゃうんだろう~~
厨房では夫婦共同作業でまずはタンメンが作られていきます。
何が楽しいってオヤジさんのオーバーなくらいの中華鍋パフォーマンスが最高。
必死な形相で
狐に憑かれたかの如くお玉で鍋をそりゃあもうカチャカチャやっていますぅ。
その合間には、先に品物が出て食べているお客さんの方をチラチラ見ながら、
「味薄かったら言ってくださいよぅ。
ヽ( ゚Д゚ ≡ ゚ Д゚ )丿
薄かったら言ってくださいよォ」
しきりにお客さんの味の好みに気にかけてますよぉ。
しかし
オヤジさんたらせわしねぇ~~
でもこの光景見るだけでこの店十分楽しいです。
オヤジさんのキャラがかなり受けますね。マスコットみたいで可愛いです。

お約束の手ブレ♡わたしそろそろ写真の撮り方教わったほうがいいかも。。゚(゚´Д`゚)゚。
麺を茹で上げるのは奥さんの役割。
ご夫婦の乱れぬあうんの呼吸で調理は進みます。奥さんが麺を平ざるで鮮やかに湯切りして丼に移すと、間髪入れずにオヤジさんの中華鍋からスープが注ぎ込まれ、炒められた大量の野菜がうず高く盛られます。
そうして出来上がったタンメンがこれだっ。
ねぇ。凄いでしょお♡
なかなかの山岳部状態です。
味は同僚いわく、野菜の甘さが塩味のスープに伝わりあっさりながらも深いコクが味わえると。でも塩気もかなり強いみたい。
この店の中高年が多い客層からいくと、ここまでの盛りは必要ないんじゃない!?とお見受けしますがぁ~~
そうこうしているうちに、わたしのサンマーメンの調理が目に入りました。
えっつ!?!?!?!?!?(;´∀`)
どんだけのもやしが中華鍋の中で踊っているのでしょう。
その光景をずっと見届けていた同僚に聞けば、
何とそれは
大きなお玉で5杯分のもやしが投入されたとか・・・。
いやぁ~~麺まで大盛りにしなくて
大正解♡だったようですなっ。(大汗
先ほどのタンメンとは比較にならないほどデカイ丼に、奥さんが茹で上がった麺を移しました。
ドロンと粘度が付けられた飴色にてらてらと輝くスープとともに、大量のもやしが丼の縁までなみなみと注がれていきます。
いやぁ~~麺まで大盛りにしなくて
本当によかった。(υ´Д`)
さぁ、ラーメンの登場です。
うへえ~丼が重いっす。
もうこれは、
秋のモヤシ祭り♡ですよぉ。
丼の中にはテンコ盛りのもやしの餡かけ。細かく刻んだニンジンと椎茸が少量入っていますが、そのほとんどは
スーパーの3~4袋分はあろうかというもやしです。これは食べきれるかのっけから心配になってきましたな。
スープ????いや、もやし餡を啜ってみます。ドロりっと。
鶏がらベースの味わいに野菜の甘みが加わっていますが、
結構、塩気というか
ビシッとした醤油感が強く全体にしまりを与えますなぁ。
そして
胡麻油の風味が後からふんわりと口の中に広がっていきます。しかし何しろ熱くて多くを口に含めませんねぇ~~
ここまで粘度があると麺と絡めてみないとわからんですね。箸をかなり奥まで突き刺して
麺を地表に引きずり出します。(´∀`*)
さてと麺を啜ってみましょうか。ズルッツ
熱っぢぃいいい~~(;><)
濃いめの餡が完全に麺をコーティング♡
猛烈な熱気を口まで運んできますぅ。。
だけど、これは癖になっちゃうカモ。
プリプリ感のあるやや縮れた中太麺と餡が絡まりあって丁度ドンピシャの塩っぱさになっています。
塩辛さが薄れる分、野菜の柔らかい甘さや淡く香る生姜の風味がゆっくりと舌先に伝わり始めますよぉ。
後から後からスープに溶け込んだ素材の滋味が現れては消えを繰り返す。
気が付いたらもう
無我夢中で麺を啜りまくり。
マジで熱っちぃ~~~
けど、んまいのっ( ;´Д`)
おかげで箸はノンストップ!!!
ヤケド承知のドM状態ぃ。
その後も夢中で食べ進みます…食べ進みます…
意識して麺をほじくり返して食べないと、いつまで経っても麺にたどりつきません!!
残念なことに!?なかなか丼の中身も減っていきません。
後半は
同じ味わいが無限に続きます。
さっきの威勢が嘘のように
箸の動きが止まります。
熱さにさらされ続ける胃のあたりを中心に
体温は急上昇。汗も額に滲みだしますよぉ。
終始猛烈な熱さと格闘し続ける
かなりのメンタルも要求されちゃうかな。(爆)
ここのサンマーメン。
気を付ける点として、
必ず麺は太麺で作ってもらうこと。
細麺だと餡で防衛されたもやしの下で、
麺が伸びきってただの
小麦のかたまりと化す恐れがあります故、ご注意をっ。
そして、わたしはしばらく口の火傷に苦しむことにぃ。
でもほとぼり冷めるとまた行きたくなる。
これはまさに魔物ですなぁ。
そうそう。
ここは、サンマーメンもタンメンも美味しいのですがぁ、
良い子のみんなは2大チャレンジメニュー!?はやめて
普通のラーメン(*´∀`)がおすすめですよぉ。
なかなかいい味の中華そばなんですよぅ。
店の雰囲気 ★★★★☆
スープの好み ★★★☆☆
麺の好み ★★☆☆☆
総合的なもの ★★★☆☆(名物にうまいもの在り)