2011年03月20日
まずは被災された沢山の方々にお見舞いを申し上げます。
そして心ならずも命を落とされた方々にお悔やみと哀悼を申し上げます。
行方不明の方々が一刻も早く見つかりますように祈っております。
不便で不快な避難生活をしておられる方々が一刻も早く物心ともに満たされますように祈り、
僅かですが募金に応じていたりします。
人生最大の揺れに翻弄され、同時に大停電。そして止まらぬ余震による心情不安。
勤務先の被害。その復旧。やっと復旧したと思ったところに波状の計画停電。
客先の被害。競合他社の被害。原材料入手不安。
異常な為替レート。全く見えない今後の受注見通し。
燃料不足。電気不足。そして放射線被害の不安。
九州にいる身内から「九州へ来たほうがよい」と声をかけて頂いたり。
家族を失うこともなく、家を失うこともなかったのに、
たった一回の震災で
たった一週間で
ここまで世の中が大きく変わってしまうとは。
しかしこの無常の中で、変わらぬ日本人の優しさと強さを見ることもあったりして
平常時にはありえない日々。
悲しみと戸惑いと怒りと喜びと感謝とが短時間で大きく移り変わり複雑に入り混じっっている
この一週間はそんな日々でした。
とりあえず、今日は一日停電もなく暖かい日差しがあり、外出もしなかったので
一日読書をしていました。
暗くなってから携帯電話が地震速報でビービー鳴ってちょっとドキッとしましたが。
もちろん非常時ですので明日、明後日、いつ非常召集があるかわかりません。
また自分や家族だって、いつ避難が必要な立場になるか分かりません。
しかし、今日は落ち着いた一日を過ごせたところで
まずは皆が自身の置かれている立場で日々しっかりと仕事をこなしていくことが、
世の中を平常へと戻していく力になるのだ。きっと。
そう強く感じることができたのでした。
Posted at 2011/03/20 02:12:56 | |
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