
マスコミから聞こえてくる言葉のうち
がんばろう日本
と
ひとつになろう日本
という2つがあります。
がんばろう日本
は
我々が自分の背の高さからちょっとだけ背伸びして
やる気を出して
あと、思いやりと 感謝を忘れない ってことかな。
そんなイメージですね。
具体的に何をやるかは、もちろん我々次第。
これと比べて
ひとつになろう日本
てのは、
私には聞いて違和感が残ります。
そもそも日本はひとつではなかったのか?と
平成の開国w
くらい、強い違和感を感じます。
とっくに開国してるでしょ?ってのと同じ感じw
日本人は明治という時代を開いたときにひとつになりました。
国がひとつになるということは、
大変な努力と鋭いアイディアと、そして多くの場合、多大な代償がつきものです。
苦労して先人は国をひとつにしたのです。
例えばアメリカの場合、
南北戦争の本質は奴隷解放戦争などではありません。
国と国民をひとつにするための多大な代償だったのです。
リンカーンが偉大なのは、奴隷を解放したからだけでなく、アメリカをひとつにしたからですね。
日本でも皆さんご存知の通り、維新には大変な苦労がありました。
「日本人がひとつになるという大変革」が明治維新だったのですから。
それはまた次の機会に書くこととしまして、
苦労してやっとひとつになった日本と日本人。
ひとつになったパワーは凄いです。
あっというまに先進国の仲間入りw
その後、被占領の時代を経て、サヨクの時代を経て、
その間に幾らかは人と人との繋がりは緩いものとなってはいますが
それでも日本人はやはりひとつであったと思うのです。
ひとつでありたいと願っていたのです。
そのパワーを恐れ、あるいは拒み、あるいは壊そうとしていたのは何であったか
あるは現在壊そうとしているのは何か、思いをめぐらしてみてください。
連合軍
GHQ
国連
コミンテルン
共産党
全闘共
社会党
日教組
中核派
革マル派
オウム
総連
中共
・
・
民主党
そして
マスコミ!
そのマスコミこそ、日本人がひとつになって欲しくない急先鋒の一人ではなかったかと。
ですから、私はマスコミが「ひとつになろう日本」と唱えるのに違和感を覚えます。
がんばろう日本
だけでいいのに
わざわざ
ひとつになろう日本
なんて
要らんのではないかと。
穿っているかもしれませんがw
特に
ひとつになろう日本
の場合、
日本
とは
日本人
を指しているとは思えません。
とにかくなんでもいいから手を結べと。
私の目には、
民主党を支えよう
とか
大連立の気運をつくろう
とかの思惑が
背後に
チラチラと・・・w
日本人はとっくにひとつだ。
甘言を弄してまた人々を騙し、悪魔と手を結ばせようとするのはやめろ。
そう思います。
Posted at 2011/04/22 00:03:20 | |
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