前回のブレーキ鳴き対応の時は後輪の内部を洗浄してからブレーキドラムを左右交換したのです。
しばらくはよかったのですが、また盛大にキーキー鳴るようになったので、仕方なく開けてみました。
まずは後輪をジャッキアップしてタイヤを外します。
ブレーキを開けるには、ドラムセンターのキャップを外します。
緑色の工具は兼古製作所の「Anex No.9103鋲・釘抜き」という工具。
先端がマイナスドライバーよりも薄いので隙間に入り込み易く、しかも
曲げてる角度が絶妙なせいか軽く叩いているだけで、キャップが自然と
手前に出てきます。キャップもドラム側も痛みません。
内装トリム剥がしにも使えますし、長く愛用しています。
ハンマーはプラハンマーを使用しています。金属ハンマーだと強すぎて
傷つける恐れがありますので。
次にセンターナット(アクスルナット)を外します。
ナットは、緩み止めの為に上側の一部をタガネ打ちして
ボルト側の凹部に食い込ませてあります。
マイナスドライバーを差し込んで、捻るようにあるいは
コジるようにすると簡単に食い込みは外せます。
差し込む時だけちょっとドライバーを叩くといいかもしれません。
叩くには貫通ドライバーがいいですね。
実はこのナットは、前回の作業で再使用しています。
一旦外すとナットの食い込ませている部分に亀裂が入ります。
前回は、亀裂が入ったままで再使用していたものです。
まぁ、亀裂があっても緩み止めはできますし、ちゃんと
規定トルクで締まってればそうそう緩むモンじゃないですけどね。
今回は新品に交換します。
センターナットは2面幅30mmのナットです。
滅多に使うサイズじゃありませんので、当然持っておらず、
前回、私はスイフトの為にソケットわざわざ買いましたよ(^^;
今回はインパクトレンチを使わずに、1/2インチブレーカーバーに
パイプ延長で緩めました。
ナットを外したら、ドラムをまっすぐ手前に引いて外します。
うっかりするとベアリングのカバーがドラムから分離することが
ありますが、ドラムに戻して30mmソケットをあてがって
プラハンマーで軽~く叩くと戻ります。
今回は、
シューの表面とドラム内側を#400のサンドペーパーで軽くこする。
シューの入力側のエッジを面取りする。
シューとオペレーティングレバーの重なる面に鳴き止めグリースを少量塗る。
クリーナーで洗浄。
といったメニュー。
くれぐれもよいこはまねしてはいけません(^^;
シュー交換すれば治まるかもしれませんが、
まだ厚さがいっぱいありますからもったいないですもんね。
ドラムを真っ直ぐに差し込むように戻します。
センターナットは新品にします。
トルクレンチで締めます。180Nmってことです。
かなり強いトルクですね。
センターナットは近所のスズキディーラーで購入。
1個440円+税
高いもんじゃないので、ちゃんと新品使いましょう
・・・ってことなんでしょうけど、外すたびに新品にする
なんてガスケットやパッキンじゃあるまいし、ちょっと
納得いかないな・・・
ってことで、穴を開けて割りピン差し込んどきました(爆
割りピンは上から差し込みたかったのですが、どうしても
下からしか通せませんので、こんな格好になってしまいました。
割りピンは都度交換ですが、ナットは繰り返し使えると思います。
くれぐれもよいこはマネをしないようにしてください(笑
センターキャップも新品を用意しました。
これは1個360円。ディーラーでナット買う時に、こっちも
再使用しないほうがいいですよって勧められたので
なんか断わりづらくって・・・。
まぁ、古いほうもスペアとして取っとけばまあいいかって(^^;
確かにキャップはプラハンマーですら強く叩くと変形してしまう
ようなデリケートさですから、取り付けにはゴムハンマーを
使います。
あとはタイヤを取り付けて完了。
割りピン作戦によって次回作業への心理的抵抗が
少なくなったので、キーキー鳴ってもOKよ・・・
・・・なんてことはないですな~。
♪鳴くな~ヨ~シ~ヨ~シ~寝んね~し~な~(爆
PROVA カラードワイドミラー ドア カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2020/11/04 00:37:51 |
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