「好きだという代わりにシャッターを押した」 このフレーズがわかる人は45歳以上でしょう。
このキャッチコピーは、1979年?に発売されたカメラ OLYMPUS OM-10のCMに使われたものです。
CMに出ていた、デビューしたての大場久美子がかわいかったのを思い出します。
なぜ今この話なのかと言いますと、実は私、隠れOLYMPUSファンなのです。
就職してお金が入ってすぐに買ったのが、当時デビュー仕立ての一眼レフのOM-10だったのです。
それから、NewOM-2、OM-4を追加し、レンズもライトも純正に拘って少しづつ(当時の給料ではかなりきつかった)システムを構築していきました。
なぜOLYMPUSが好きだったか?自分でもわかりませんが、当時の一眼レフとしては圧倒的な小ささと、軽さ、それとなんと言っても、レンズマウントがどのカメラでも共通という、ユーザー目線にたった姿勢がうれしかったのは事実です。
ただ、1990年代にはいったころから、やや迷いがあったのか、魅力的な一眼レフが出なくなり、やがてデジタル化に移行していくわけですが、これにも乗り遅れた感じで、一時期の魅力が無くなっていまいした。
でも、ここ数年はOLYMPUS Eシリーズの完成や名機だったOLYMPUS PENをデジタル化したモデルを投入したりし、往年の魅力が復活してきたなと感じていて、実はPENを買いたいと思っていたところです。
しかし・・・・・
なんですかね。 20年以上も不正な経理処理を続けて、粉飾していたなんて。
山一證券やカネボウ等もショックでしたが、OLYMPUSの件は本当にやり切れません。
完全な裏切り行為です。
超優良会社と信じて、まじめに働いてきた社員がかわいそう過ぎますね。
内視鏡をはじめとする医療機器関係の技術はトップであり、カメラも他社とは異なった価値観で提供できる優秀な会社だけに、一部のバカな経営者のおかげで全てが台無しになるのだけは避けたいですね。
でも、PEN買おうかな・・・・・。 頑張れOLYMPUS!
写真は、今手元にある New OM-2とレンズ、ライトです。
Posted at 2011/11/12 18:22:32 | |
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