2010年02月27日
夜来の雨が上がり、風も弱まった朝、景色が一変した。
街路樹の緑が鮮やかに映え、周辺の山々は春色に染まり始めている。
家の回りや通勤の道すがらも、これまで頑固に残っていた日陰の根雪もキレイに融けていた。 今朝の空模様は春霞に似た薄曇りで、ゆるく、ぬるい空気感が漂っている。
わずか数日のことで、ずいぶんと気配が変わるものだ。
週末を過ぎて、来週明ければ、3月1日。(♪)
さて、バンクーバー五輪が閉幕する。
浅田真央選手の3回転半ジャンプに感動したりと楽しんだ。
加えて、選手たちの日常生活や肉体の驚異に触れたテレビのドキュメンタリ番組も興味深かった。
一瞬のためのすざまじい努力や、言動に表れる芯の通った人間性は、見習いたいものばかりだった。
Posted at 2010/02/27 08:26:38 | |
トラックバック(0) | 日記
2010年02月24日
仕事、展覧会や観劇などの用事で、月に数回上京する。その都度に必ず立ち寄る場所がある。広くて明るい内装、美しく陳列された色とりどりの商品、とぎれのない雑踏、食欲をそそる香り。「デパ地下」と呼ばれる、百貨店の商品売り場だ。
各百貨店は集客のため、知恵と工夫を凝らしてしのぎを削っている。弁当類が豊富な所、菓子類に力を入れている所など、個性も豊かだ。地元ではお目にかかれないような、魅力的な商品が数多く並べられ、買い物をするのはもちろん、眺めて歩くだけでも楽しい。(かと言って、試食品目当てでもない)
週末訪れた新宿の百貨店の売り場は、多くの人であふれていた。最近は不況の影響で「百貨店は苦戦」などと言われているらしいが、そんな言葉はどこの世界の話かと思うほどのにぎわいぶりに舌を巻いた。
地元では、市街地の活性化が懸案となっている。大型店※はあれど、昔のような集客力はなく、活性化の中心に据えるには魅力が薄い。
都心で成功している百貨店を参考に、商品の質や種類、店員の接客技術や態度まで、一度すべてを見直してどうだろうか。魅力的な店員が売る、魅力的な商品には、必ず人が集まるはずだ。
※:欲しい商品が目当てでなく、大型駐車場を完備しているので、車が移動手段の地元では駐車場が確保できるため。
Posted at 2010/02/24 05:59:03 | |
トラックバック(0) | 日記
2010年02月23日
デトロイトというと、MLBのタイガースの本拠地や自動車産業のメッカであることが知られている。
昨日、ネットで「海外安全情報」を見ていたら、米国五大湖沿岸のミシガン州~オハイオ州あたりの情勢ということで、同地の犯罪統計などが出ていた。 何の気無しに流し読みしていると、「デトロイト市(人口90万人)」という記載が目に止まった。
デトロイトといえば、冒頭の通り、米国の自動車産業の一大中心地で、いわゆる「Big3」の本社、事業所、関連企業群も集まって、自動車の町:「Motown」の異名でも知られる。
そして、この町は、僕が世界地図や統計を好んで見るようになった高校生の地理では(1970s初)には、100万都市だった。 (地図上、人口100万人以上の都市は、記号上「二重四角」などで区別されていて、覚え易かった)
そうか、デトロイトはもはや、100万都市ではないんだ!
人口:90万人しかいないんだ・・・米国の自動車産業の衰退、というのは、実際の地理学的データとして、そういうカタチで現れているのか!
日本国内では、大阪市がこの半世紀、人口減少が続いており、いつの間にか横浜に抜かれている。 人口は、地理のみならず、経済の基本であるからして、要注意だと思った次第です。
Posted at 2010/02/23 05:45:30 | |
トラックバック(0) | 日記
2010年02月22日
カナダ・バンクーバー五輪競技の話題で、スポーツ紙面をにぎわせている。
現地との時差はマイナス17時間である。
最近、県内選出の選手の出場もあり、スケルトンという競技に興味を持ち、昨日はテレビ観戦した。
スケートは屋内リンクだから昼夜は関係ないだろうが、スケルトンは夕方から夜間に行われる。
スケルトンは冬季スポーツの中でもマイナーな部類に入り、競技内容もあまり知れていないと思うし、自分も直に見たこともない。
調べてみると、刃がついた鉄製のそりで氷のコースを滑り降りる競技で、あたまを前面にして滑るのが特徴だ。スケルトン選手会のホームページを見ると、初心者でも最高速度は40㌔ほどに達するという。顔が氷に近いため、体感速度は時速100㌔に感じるとも書かれている。
トップ選手は時速140㌔以上で滑るらしい。競技は夜間に行われる。夜間照明の中を疾走する様子は相当迫力があるだろう。
結果は、世界の壁は厚く、表彰台を目指すというおおきな目標は達成できなかったが、魅力を感じた競技スポーツであった。
Posted at 2010/02/22 05:53:38 | |
トラックバック(0) | 日記
2010年02月20日
業務研修会場のある某ホテル。
1階ロビーにはベンチシートに囲まれた、ペレットストーブがあり、休憩時間は暖をとっている。
僕は、ベンチに座る人たちの表情を見るのが好きだ。ほとんどが無意識にストーブと向き合う位置に座り、本体に設けられた窓から見える炎を眺めている。
表情を言葉で表現すると「無心」だろうか。自然な暖かさと相まって皆、リラックスしているように見える。
以前読んだ本に「たき火の炎は飽きないテレビジョン」と書かれていた。消えそうになったり、時に勢いを取り戻して波打ったり。
確かに千変万化する炎は、人を引き付ける魅力を持っている。
アフリカの先住民には「炎を見ている」という意味を表す言葉があるそうだが、炎は昔から人の心を揺さぶってきたに違いない。
木質ペレットやまきを使うストーブの利用は、木材の有効利用や温暖化対策につながるようだ。
ストーブの前に座り、ゆっくりと炎を眺められる暮らしを夢見ている。
Posted at 2010/02/20 08:45:28 | |
トラックバック(0) | 日記