茨城県石岡市で9月19日から21日までの期間行われた、おまつりに行ってきました。
JR石岡駅の西口側は駅前から街の中が13時から21時30分まで通行止めになるため、10時ごろ到着して指定された駐車場に入りました。
早速、飲み会の会場を設営して飲み会開始です。
おまつり会場では出店が沢山出ていて盛り上がっています。
この三日間で売り上げも数億円になるようです。
地方都市でのお祭りでは、すごいことです。
おまつりには付き物ということでしょうか?
生き倒れ・・・じゃなく酔っ払いです。
幌獅子(ほろじし)パレードの始まりです。
●幌獅子について
車輪を付けた車体の上に小屋を作り、布の幌(胴幕)をかけます。
幌の色は通常2色で、布の色で町内が分かるように各町内独自の色を使用します。
この先端に獅子頭を付け、一人でかぶり持ち、舞ながら進みます。獅子頭の大きさは町内によって異なりますが、およそ幅50~60cm、重さは20kg前後となります。
小屋は標準で幅2m・奥行き5m・高さ2.5mあり、小屋の中には囃子蓮が乗り、大太鼓・小太鼓・笛・鉦(しょう)で奏でます。
曲は単純ですがこの曲に合わせ、幌を付けた獅子が舞う姿は勇壮なものです。
小屋を付けた幌獅子は全国でも珍しもので、石岡のお祭り特有なものとなっています。
神輿が練り歩いています。
●神輿について
明治30年9月9日石岡市青木町の棟梁小井戸彦五郎によって制作され、平成9年9月9日栃木県石橋町神輿師小川政次によって修復されました。
台輪寸法は4尺(約120cm)、屋根紋は16菊花紋となっています。
駐車場を貸してくれたご主人が会場が一望できる2階を提供してくれました。
石岡駅前に全山車が集まってきました
そろそろ山車のパレードの始まりです。
●山車について
屋根のない二層~三層建てで、一層が勾欄(こうらん)を巡らせた舞台になっています。
石岡囃子の演奏に合わせ、面を付け衣装を着た踊り手が、この舞台で踊ります。
上層には、各町内独自の2mもある人形が飾られています。
台座には、直径40~50cmの四輪と長さ30m以上の曳綱(ひきづな)が付けられ、祭り衣装の子供たちによって曳かれます。
山車の舵取りは梃子きり(てこきり)といわれる若者たちが行います。
また、一層から上は台座の上で回転するようになっていますので、回転する舞台の上で踊る妙技も見物となっています。
森木町の山車(今年の年番)に見送られて石岡駅前から送り出されていきます。
この山車の上には、ももたろうが立っていました。
まだまだ、おまつりは続きます。
SWの影響もあるのでしょう。
例年の1/3の人出だそうですが盛り上がっていました。
また来たい、おまつりです。
Posted at 2009/09/22 09:03:00 | |
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