スタジオジブリ制作の長編アニメーション「となりのトトロ」というのを見たことあるだろう。
この「となりのトトロ」に出てくる不思議な生き物「トトロ」に似た木があるという噂を聞いたので出かけてみた。
やってきたのは山形県最上郡鮭川村、山あいののどかな風景が広がる。案内板を頼りにしながらラクーンで山の中へ入って行った。
しばらく走っただろうか、田んぼの中にポツンとそびえる大木が目に入ってきた。
手前に作られた駐車スペースにラクーンを停めた。
ここから大木へは徒歩だ。
周りを囲うように作られた木道を歩いてベストポジションから眺めると「トトロ」だ。
こんもりと茂った胴体部分から頂点がぴょんぴょんと耳のように二つ突き出している。
幹周りは5mもある。
樹齢700~800年以上にもなる。
この木の正式名称は「小杉の大杉」と言い、村指定天然記念物になっている。
芯が2本あるために昔から夫婦杉と呼ばれきた。
夫婦で手をつないでこの杉の根元で休むと子宝が授かるという伝説も残される。
このトトロの木の一番の見頃は春の雪融けから秋までだそうである。
冬も見れないわけではないが冬はかんじきを履いて30分ほどかけて歩かないといけない。
Posted at 2009/11/23 20:35:33 | |
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