ＫＳＲⅡの修理そしてさようなら

先日乗ろうと思ったら自賠責が切れていたＫＳＲⅡ。
保険には入りましたが、リアブレーキのキャリパーが不調でした。
ブレーキのリリース後の戻りが悪く、押して歩くのも結構な重さでした。
で、本日リアのキャリパーのメンテとなりました。

２本のボルトを外してキャリパーを外し、パッドを外してベースプレートのピンをまずは掃除。
片側だけ異様に白く錆びてます。
１２００番の紙ヤスリを軽く当て、シリコンオイルで拭き取りました。

キャリパー側に入るスライドピンはブーツ内への水の侵入も無く、グリスも奇麗なままでした。
ピストンの揉み出しをして、リップ面を掃除しました。
ブレンボのパッドグリスを薄く塗って拭き取りました。
パッドの欠けも無く、当たりも良好だったので掃除をして組み込みました。
後輪を回してブレーキ掛けてリリース。
軽く回ってやれやれでした。

テストランの結果はパッドが落ち着くまで若干効きが悪かったけれど、１ｋｍくらいで効きも回復。
フロントもガッチリ効くようになってジャックナイフも出来ました。
そのままバイク屋さんまで行ったのですが、「このＫＳＲ売らない？」と言われ。
１年に１～２回しか乗らないし、ガレージを少し広くしたかったので「いくらなの？」と。
「いくらなら手放します？」
「スペアパーツ込みで３０万なら・・・」
「うん、じゃそれで買い取りましょう」
ってな訳で、バイク屋さんが後日取りに来てくれる事になりました。
バイクのコレクターでは無いので、これで良いんだなと納得しました。
ＫＳＲⅡが無くなる事で作業台の前のスペースが空くので、何かする時は便利になるかな。
２０年若かったらもっと乗ってあげられたんですが。
正直寂しい思いはありますが、バイク断捨離だと思い自分を納得させています。