コペトロ参加予定の皆さまへ
セントラルサーキット走行で、3回に1回は牽引されていた
『黄コペ』さんに聞いた危険箇所をお知らせします。
ここセントラルサーキットでのスピードレンジは鈴鹿南やスパ西浦よりも高く、舗装状態は悪く、コース自体の高低差やブラインドコーナーもあり、舐めて掛かると破損どころか廃車ってことも有り得ます。
(黄コペ談)
注)この文章はあくまで個人的な経験・感想・思い込みなので、これを信じて痛い目にあっても責任は負いかねます!
※1コーナー
最終コーナーから立ち上がってド・ノーマルのコペンでも130km/hにはなるでしょう。
ここは0-400mを計測することできる仕様で「真っ直ぐ」「フラット」です。
コースの左側いっぱいを走行することになります。
コース左側壁面に第1コーナーまでの距離を知らせる【150】【100】【50】の看板を見ながらブレーキングポイントを探ることになりますので動画や練習走行で確認してください。
ノーマルタイヤ、ノーマルブレーキなら70mポイントで
ブレーキでしょうか。
ただ、この70mポイントは、ハイパワー&強化ブレーキ装着車がフルブレーキをするポイントでもあるため路面が傷んでおり、車の挙動が乱れる箇所でもあります。
コペンでもここで
フルブレーキングするとABSが介入することがあります。
コーナーまで距離もありますし、下手なブレーキングをするよりABSを利かした方が安全に早く減速できることもあるので慌てず真っ直ぐ行きましょう。
ABSが介入している状態でステアリングを切らないように。
先ずは練習走行で、100mポイントでアクセルオフしてからの
ブレーキングにより距離感をつかんでください。
さて、この第1コーナーは「逆バンク」と言われています。
まあ、実際は逆バンクになっているのかは歩いて見ていないので分かりませんが、今まで直線・フラットから突然右カーブの
下りとなります。
このコーナーに
減速ブレーキ(前輪への過重=後輪の抜重)状態で進入すると、当然
下りの荷重移動(前輪への過重=後輪の抜重)が加わり、後輪のグリップは殆ど無くなります。
前輪には異常なほどの力が上からのしかかっているため、案外グリップして曲がろうとします。
曲がる前輪+グリップの無い後輪・・・スピンorタコ踊りした後にグラベルです!
側面からグラベルに突っ込んだら!?
もしくは、旋回中に鬼グリップしていたはずの前輪が滑ったら・・・フルブレーキ状態なのに滑り出したら・・・後輪には荷重が掛かっていなくてグリップしていません!・・・当然コースアウトで砂利の洗礼を浴びることになります。このときステアリングは右に切っているでしょう・・・車は真っ直ぐグラベルに突っ込んでいきますが、タイヤは横を向いています・・・ってことは!?
普段「峠の下りで慣れてるゼ!」って方も130km/hオーバーからのフルブレーキ&下り旋回はしていないでしょう。(チンコロチンコロ鳴らしながら下っていたら、今日から貴方も
「D」のメンバーです)
なので、
減速のブレーキングは必ず直線部で終わらせましょう。
減速ブレーキングが終われば、
次は曲がるためのブレーキング。
ステアリングを切り始めるのと同時にブレーキを踏む力を抜いていきます。
これは色々な雑誌やビデオにも掲載されているのでご存知だと思います。
第1コーナーは縁石まで寄らず、約1車線離れて曲がって行きます。これは次の第2コーナーへの布石です。
第1コーナーと第2コーナーで複合カーブとなっているため、第1コーナーから第2コーナーまでに一度車体は縁石から離れていきます。これを「カーブを曲がりきれずに外へ膨らんでる=スピードが出過ぎている」と思い、
曲がるためのブレーキングから
減速ブレーキにしたり、ステアリングを大きく切ったりしないように!砂利と戯れたくなければ!!
少々理想のラインを外したって慌てずに行きましょう。
第2コーナーのクリッピングポイントに着けないだけです。
コースの幅は思っているより遥かに広いのですから。
そういえば昔、ピットアウトして車速が殆ど無いにもかかわらず、ここでタコってグラベルに突っ込んだ
黄色い車がいた・・・らしい
長い文章だナァ・・・この後は面倒臭い・・・気が向いたら続きを書こうかしら・・・
Posted at 2011/04/29 15:09:40 | |
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