あっどーもこんばんは。
今回の長距離ドライブ、運転すること自体に、疲れたということがなかったのですが、
よく考えたら、40ソアラという車のおかげでした。
騒音や振動が少なく、速度感もないので、疲れ知らずでした。
実際、ノンストップで390キロ走った時も、まだまだ行ける感じでしたが、
さすがに運転に飽きてきたのと、おしっこ我慢できずにSAで休憩しました。
実は今日、黒岳で遭難者捜索の取材で行ってきました。
不謹慎ですが、残雪から轟々と流れ落ちる滝の美しい景色を見ながら。
shunn1さんもこの雪解け水を遡上したんだなと、思い出しながら飛んでましたよ。
以前、滝壺に落ちた方の救難をヘリ取材した時、ものすごい下降気流に会い、
沢にたたきつけられるかと思ったぐらい危なかったことがありました。
やはり、沢、深い谷は場所が場所だけにヘリにとっても危険です。逃げ場がないのです。
加えて、高地でのホバリングではヘリの出力もいっぱいいっぱいで、
下降気流や突風に打ち勝つパワーの余裕がないのです。
パワーを使って逃げることができないのです。
さらに加えて、人をつり上げ、つり下げしているときはその人を振りまわして逃げることはできません。
もうストレスでアドレナリン300%ぐらい噴出の世界なのです。
ヘリ業界は狭いだけに、亡くなった副操縦士の方もうちの会社のパイロットが元所属していた会社の同僚でした。
いつもヘリ事故を聞くたびに、どこのヘリ?誰?という感じで敏感に反応してしまいます。
今回は5名もの尊い命が犠牲になりました。
助けたいと思う強い気持には敬意を払いますが、
見切りをつける、あきらめる、引き返すという品格ある機長の判断も重要だと思います。
亡くなったとしてもこのヘリの機長の責任は消えません。
私も事故が起きるたびに身が引き締まる思いです。
shunn1さんは、天候判断、いつも慎重にされ、
品格ある判断をされていると思うので、ぜんぜん心配していませんよ(^^)
またまた不謹慎ですが、
雪解けで満水になっている旭岳南斜面の沼が集まったところ、
まるで、ステンドグラスのようにキラキラ輝いていました。
shunn1さんに見せたかったな~(^^)