車高調入れてないけど車高調整しました

どういうこと？出来るの？って感じですが、大概のダイハツ車ならできると思います

コレが車高を落とす前の状態

フロントフェンダー端から地面まで　555mm
リアフェンダー端から地面まで　560mm

本当はフェンダーで車高を測るのは正確じゃなくダメなんですが、今回はあくまでも目安で

変更後

フロントフェンダー端から地面まで　550mm
リアフェンダー端から地面まで　550mm

フロント5mm
リア10mmの変更です

リアを多めに落としたのはサーキットを走る時に荷物とリアシートを外した場合、フロントとのバランスを良くするためです
リアの限界が高まるのでフロントが安定、アクセルを踏んでいける仕上がりです

で、どうして車高調じゃなくても車高調整できるのかと言いますと・・・
フロントはアッパーマウントの位置変更によるキャスター角の変化でストラットが寝るので、その分車高が落ちます

リアは純正のゴムのインシュレータを抜いて、代わりに薄い樹脂製のインシュレータに変更しています
ゴムのたわみが無い分ダイレクト感が増すという効果も有ります

どちらも走りに効く車高変化のさせかたです

リアのインシュレータは見ればすぐに分かると思います

フロントのアッパーマウントの位置とは？
この画像を良く見るとわかるんですが・・・
実はマックスとコペンは同じボールベアリングのマウントを使っていますが、向きが違います
というか、正確には左右が逆なんです
マックスはストラットが起き気味になるよう、操作性を良くしたものだと思います
コペンは寝かせ気味でマウントの高い部分が外側になり、又、ショックのロッド位置が中心から後方へオフセットされるように組まれています

左右のマウントを単品にして平らな机に置いてよーく観察してみると分かります
オフセット寸法も測ってみるとほんの数ミリ違う変化がわかると思います

私もよく考察して実車のターニングラジアスとかも見ながら「なるほど」しました

ダイハツの足って結構奥が深いですよ