夕方より、常滑市内のラーメン屋の所在を確認しにフラフラと。
まずは、常滑の「恵證庵」というラーメン屋を探しに行った。
先日の『巻物』によると、閉店時間が19:00とのことなので、早めに行かねば。
地図を頼りに、付近をぐるぐる回ったが、それらしき店は見当たらない。
店があるであろう道を少し抜けると、大きな家が立ち並ぶ住宅街があり、造成がすすんでいる様子。ちょっと様変わり、って感じ。(以前の様子は知らんけれど。w)
最後の手段として、電話して確認してみると、
「お掛けになった電話は、現在……」
どうやら店を閉めてしまったようで。残念です。
次に「八百善」の場所確認に。何十年もやっていそうな、昔の通りにある普通の食堂風の外観。大きな看板があったので、割合見つけやすかった。
ここは、どうやらお昼しかやっていないところであるようなので、次回、競艇にいったときのオタノシミにしよう。
とこなめ競艇場付近にある「茶屋亭」もまた、後のオタノシミとしてとっておこう。
今日は、「本郷ラーメン」に行ってきました。
昭和の時代から何十年もやっていそうな、昔ながらの町の食堂、という風情。10人くらいは座れそうな使い込んだカウンターや、長年の調理油がしみこんだ壁やステンレスの機材も、味を出してます。店の奥の壁には、「とこなめ競艇」の2010年カレンダーが。
地元の人の行き着けの店として定着しているようで、大将とも顔なじみになってる現場仕事帰りのおっちゃんたちが、いつもの自分の席のように座って、ビールで一杯やってからラーメンを注文する、などという風景も目にしました。
「にんにく入り坦々麺 580円」がオススメ、と『巻物』に。
「おとくなランチセット 昼も夜も」と壁に貼ってあるお品書きに。(ランチセットちゃうやん)
単品(現在は)600円のところ、チャーハン(中)がついて、900円。これを注文。
そういえば坦々麺をしばらく食べていなかった、とレンゲでスープを1口すすってみたら、昔食べた懐かしさがこみ上げてきた。んー最近こんなばっかや、味というのは過去の記憶を呼び覚ますのか…。
豆板醤のぴりっとした辛さが、食欲をとても刺激する。
辛い、熱い、でも美味い。流れる汗や鼻水も気にしないで、行儀悪くてもガツガツと喰らうのがよし。
「ニンニクスライスも入って…」とのことで。
今日の日中、頭のふらつきを少々覚えた自分としては、風邪のひき始めかな?と思っていたところなので、願ったりかなったり。
二つに割られたニンニクがゴロゴロと10個近く。
しっかり火が通って、ほのかに甘みがあって美味しかった。…後のニオイが心配だなぁ。
チャーハンも、具としてハム、コーン、いり玉子、刻みネギがあり紅しょうがが添えてあるスタンダードなもので、炒めムラなのか時折白い飯がチラリと見えたりするのもご愛嬌。家庭の味ってやつを感じました。美味しかった。
店の若女将(?)さんが、
お釣りの小銭を返してくれるときに一緒に「黄金糖」をそっと渡してくれた。ニンニク食べたから、エチケット用ってことかな?
入店時は若干いぶかしめな目でこちらを見てたのが、会計時には笑顔であったのは、自分が『巻物』をもっていたせいなのか、それとも写メをとっていたせいなのか。とにかく笑顔がうれしかった。女将さんと二人で笑顔で見送ってくれたのは、最後まで良い気持ちにさせてくれた。
ちなみにこのお店は『巻物2010年版』にも掲載されており、現物がお店の本棚(カラーボックス)においてありました。w
帰りの車中で口に放りこんで見ると、スープの熱さと辛さで一皮むけた上あごに、やさしい甘さが伝わってくるようであった。
などと、ちょっと気取ったこと言ってみる。ww
Posted at 2010/01/23 23:53:06 | |
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