
今年2月位から、1時間前後走行して水温上昇でFANが動き始める頃になると発生するアイドル不調。
悪化を防ぐ為に色々とセンサー類を交換して、取り敢えずは症状は治まってました。
そんなある日の通勤時、高速が事故通行止めで、一般道が大渋滞!
ラジエーター開口部も修正して「水温も安定してるしセンサーも変えたから、大丈夫でしょ」とタカを括っていた矢先にプスン!とエンスト!
運よく目の前にTIMES駐車場があったので、アクセル全開でクランキングしながら車を動かし、駐車場内へ。
工具も無いし、思案したところ、近くにPCがあったことを思い出し電話番号を検索し、携帯で電話。
車の状況を説明し、止まった場所を伝えると、「今日はたまたまセーフティーローダーが有りますので、直ぐに伺います。」と気持ち良い返事が。
待つこと十数分。
セーフティーーローダーが到着し、愛車はPCへ。(さようならぁ、996)
その日の夕方、連絡があり、「原因が判りました。タンクベントバルブの不良です。」との事。
ん?タンクベントバルブ?
聞けばポルシェは、高温でフューエルライン内に溜まった気化ガスによる圧をタンクベントバルブを開閉させることでフューエルプレッシャーを安定させているが、このバルブがスティックすると、ミクスチャーが濃くなってエンストするとの事。
(ちなみに997からは強制循環方式に変更して圧をタンクに戻しているので、問題ないらしいです。)
ほうほう、なるほどね~。
ついでに「タンクベントバルブの故障って、良くあるの?」と聞いてみると
「エアマスセンサー不良と症状は似てますが、この部品でのトラブルも低年式車ではお約束ポイントです。ハイ」との事。
車を引き取り、35℃近い道中を約1.5時間。
無事に帰宅できたので、完治したかなと。笑
よく同じような事象で各地のポルシェ専門店の「お助けQ&A」に問い合わせされているケースが見受けられたので、1例として悩んでらっしゃる方のお役に立てばとUPしてみました。
(エンジンフードを開けると見えますよ♪)
Posted at 2011/07/16 13:10:48 | |
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ポルシェ | 日記