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 島根半島の西端にある、神話の神社 『日御碕神社』に到着 。
　
日が昇る東の伊勢神宮が日本の昼を守るというのに対し、西の日御碕神社は『日沈の宮』
と して 日本の夜を守るようにと勅命を受けている 重要な神社です。


神々の生まれ出る場所である“高天原”の主神で、日本の総氏神とされる太陽の女神：
天照大神（アマテラスオオミカミ） と、その弟で 出雲に降りてヤマタノオロチを退治した事
で有名な スサノヲこと神素盞嗚尊(カムスサノオノミコト) が祭られている 凄いパワースポットでもあります！
 
 
 山と海に囲まれ、朱色の色も鮮やかな立派な社殿が並んでいました。
皆さんが 『竜宮城のよう』と形容するのも うなずけます。 　

　
 この楼門の先、回廊に囲まれた境内には2つのお社があります。
日沈の宮にはアマテラスオオミカミが、神の宮にはスサノヲノミコトが祭られています。 

 
 正面のここ拝殿が、太陽の女神アマテラスオオミカミを祭る 『日沈の宮』（ひしずみのみや）

“イザナギ” が禊の最後に顔を洗うと、左目からアマテラスオオミカミ、右目から
月讀命（ツクヨミノミコト）、鼻からスサノヲノミコトが産まれました。
これを三貴子といい、そのうちの一人アマテラスオオミカミから、地域ごとの氏神は
その地の統治を任された と されています。    　　
 
 もうひとつ、階段の上にありますのが スサノオノミコトを祭る上の宮『神の宮』 （かむのみや）　

 
 スサノオはアマテラスの高天原に入ることを許されます。　が、
アマテラスの造った田畑を破壊するなど そこでさまざまな悪行を働いてしまい、
こうした行動がアマテラスの逆鱗に触れ、その結果 スサノオはひげや手足の爪を
抜かれて高天原から追放されてしまいます。

その後 スサノオは出雲に降り、ヤマタノオロチを退治することになります。
 
 スサノオがヤマタノオロチを切り殺したときに、オロチの尾から出てきたのが“草薙の剣”。
ここ出雲の“日御碕神社”では、その“草薙の剣”にまつわる『神剣奉天神事』が毎年行われています。



本殿や境内を囲む回廊など、とにかく朱色が美しく素敵でした。

そろそろお腹が空いてきたので･･
名物 “出雲そば” を食べに移動です (^o^)丿