
日曜日、
チーム・アルパインの平塚練習会にデモカーを持ち込み、
初の本格的なジムカーナテストを行いました。
今回はロードスターの参加が多く、多くの人から「デモカーを見に来たよ。」とか、
「凄いタイム出すんでしょ?」とかプレッシャーを掛けられてしまいました。(笑)
何人かの方には運転、同乗で走行してもらい、貴重な意見をいただきました。
皆様と一緒に試行錯誤する事で、本来の目的の、皆が気持ち良く感じるロードスター
が完成すると思いますので、引き続きご協力をお願いいたします。
さて、とりあえず、お山で軽く様子を見て、セッティングして来てはいるので、
イニシャルとしては悪くないと信じて、走行を開始です。
いきなり結論から書くと・・・「こらまだまだダメですね。」
車が悪いんではなく、セッティングがまだまだ甘かったです。
いい点は、ボディのしっかり感はやはり素晴らしく、減衰を少し弄っただけでも
明確に反応するので、ものすごくセッティングがやりやすいです。
また、エンジンはブン回した時の気持ち良さが格別です。
ステアリングのレスポンスも良く、気持ちよく鼻先が入ります。
反対に現時点でイマイチな点は、エンジンの特性で、4000回転以下の
トルクの細さが辛いうえに、5000回転付近で一気にパワーが出てくるので、
コーナー後半で一気にパワーオーバーステアに陥ってしまいます。
この現象には他にも様々な要因が絡んでいて、リアのスプリングレートが
高すぎて加重が乗りにくく、溜めにくいとか、デフの特性で仕方ないのですが、
効き方があいまいでフィーリングがイマイチなこと、そして2年半落ちのネオバ
(これが一番の原因?)、お山仕様のままのアライメントといった事などです。
それと、リアのセミメタルパッドですが、やはり効きが足りません。
ロックしない訳では無いんですが、かなりワイヤーを詰める必要がある上に、
ガチッとした剛性感やレスポンスが無く、かなりの手練れ(笑)でないと
なかなか難しいでしょう。
と、色々と悪い点も書きましたが、一番重要な点は、ベース車としての
素性が悪くないという事が分かったのが収穫でした。
上にあげた改善点は、RSアイザワさんの技術力と経験であれば、一気に
解決してもらえるでしょう。
百聞は一見にしかずということで、社長にもわざわざ来ていただき、走りを
見てもらい、納得してもらうことが出来ました。
タイムとしては、他のジムカーナ仕様のロードスターとトントン位だったと思います。
一番(全体でもトップタイム?)のげさんの2リッターNBから2.5~3秒落ち。
目標は、1600cc、195タイヤで1秒以内というところに行きたいですね。
すでに作業メニューはしっかりと立てて来ましたので、次のテストが待ちきれません!
暑い中、練習会に参加して下さった皆さん、お疲れ様でした!
次回も宜しくお願い致します。
さらに、インストラクターとしてももっと仕事をさせていただきたいので、
是非とも声掛けをお願いいたします。本当はそっちが本業なので(笑)。
さて、練習会のあと、RSアイザワさんに車両の返却を兼ねて、7月の練習会に
ついての打ち合わせに行って来ました。
長い時間打ち合わせしました(雑談の方が多かった?)が、やはり7月は
延期にせざるを得ないという点が濃厚な感じです。
すでに申込みいただいている方も、半数の方が保留にして欲しいとの
申し出があったそうです。無理もありません。
強行して、お客さん、協力会社さんに迷惑を掛けることは出来ないので、
来年以降に繋げる為にも、しっかりと立て直して、10月以降に仕切り直し
という事になるでしょうか。
最終判断は、次回の
ネットラジオにてお伝え出来ると思います。(6/19収録)
今週と来週でさらに詳細を詰めて、発表出来るように頑張ります!
ご協力を申し出ていただいている皆さん、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、
もう少しだけ待って下さい!
ご意見もいただければと思います。
それでは!