iPod classic用 Dockケーブル自作①
目的
チューニング・カスタム
作業
DIY
難易度
中級
作業時間
3時間以内
1
今回はiPod classic用のDockケーブル作成手順です。
※なぜclassic用かというと、iPhoneやiPodtouchなどは今回作るものを使用するとエラーメッセージがでるため別途一部をショートさせ68kΩの抵抗をはさむ必要があるそうです。詳しくはググってくださいw
今回使用する主要パーツリストです。
1、iPodドック 千石電商 420円/個
2、2.5ステレオミニプラグ オヤイデ電気 168円/個
3、オーグPTFE被膜線0.4mm オヤイデ電気 1260円/m
あとは
ハンダ・ハンダごて
ラジペン
ケーブルストリッパーもしくはニッパー
熱収縮チューブ2mm、4mm
テスター
グルーガン
本来カー用パーツとしてはいろんなメーカーから様々なシチュエーションに対してパーツが出ているのでわざわざ作るものでもないと思います。
私の場合はたまたま別趣味でポータブルオーディオとしてiPodを使う場面での音質の向上のためPHPAなどの導入を考えているため、それに使用するDockケーブルを自作しよう。
その前に車でもできそうだからやってみようというのりで作りました。
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Dock部分の写真です。
これを組み立てるとDock部分ができます。
決して高級なつくりではなく必要最低限といったところでしょうか。
秋葉原にある千石電商というところで420円/個で売っています。
他にはマルツパーツというところで売っているようです。価格は300円程度と千石電商より安かったと思いますが、千石電商のものとは違う種類のものでピンがかなり細いらしいので今回はやめました。
御覧のようにピンが30本ほど出ています。
今回必要なのは実はこの中の3本だけです。
ちなみに30ピンはそれぞれどういう接続をするところかがもちろん決まってまして、下記のようになっています。
01:GND
02:Audio & Video GND
03:Audio Line Out Right(+)
04:Audio Line Out Left(+)
05:Audio Line In Right(+)
06:Audio Line In Left(+)
07:NC
08:Video Out
09:S-Video
10:S-Video
11:Serial GND
12:Serial TxDTx
13:Serial RxD
14:Reserved
15:GND
16:USB GND
17:Reserved
18:3.3V Power (+)
19:Firewire Power 12 VDC (+)
20:Firewire Power 12 VDC (+)
21:Accessory Indicator
22:FireWire Data TPA (-)
23:USB Power 5 VDC (+)
24:FireWire Data TPA (+)
25:USB Data (-)
26:FireWire Data TPB (-)
27:USB Data (+)
28:FireWire Data TPB (+)
29:FireWire Ground (-)
30:FireWire Ground (-)
英語のサイトはこちら。
http://pinouts.ru/Devices/ipod_pinout.shtml 3
ピン部分だけ見てみるとこのように縦に2列、前後に2列で並んでいます。
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上が表側になります。下が裏側から見た場合。
それぞれ1列15ピンずつあり、写真に付けた番号と上にあるピアサインが一致します。
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今回使用するのは最初に言った通り3ピンだけです。
番号で言うと
02:Audio & Video GND
03:Audio Line Out Right(+)
04:Audio Line Out Left(+)
それ以外のピンは邪魔なのでとりあえず撤去。
ラジペンで簡単にひっこ抜けます。
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このピンに10cmずつに切ったオーグラインをはんだ付けしていきます。
ちなみにこのオーグラインの説明です。
※銀と金を合わせた0.4mmのオーグ合金に、低誘電率を誇るPTFE絶縁体を使用した、オーグPTFE被膜線です。
無駄に高級ですw
まぁ1260円/mもするんでこんなことくらいにしか使えません。
芯なんて0.4mmですよ。しかも単線。
ちなみにカー用に販売されてるやつの値段は・・・
はんだ付けした後は熱収縮チューブで絶縁。
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3本がまとまるようにさらに収縮チューブでまとめます。
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次に反対側をステレオミニプラグにつなぎます。
今回はカロッツェリアのHU DEH-P930のフロント側にあるAUX端子に接続するので2.5mmというややマイナーなサイズとなりました。
通常のイヤホンなどは3.5mmなので太くて入らな~いw
ので注意してください。
ミニプラグの接続方法は写真のようになっています。
ピンと対比すると
02:Audio & Video GND → G
03:Audio Line Out Right(+) → R
04:Audio Line Out Left(+) →L
がそれぞれつながればよいということです。
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