2012年10月23日
先週の金曜日に喪中のハガキが届いたことは前回書きましたが…
次の日 せめて線香の一本でもあげたいと思い、
突然でしたが、訪問させて頂きました。
奥様と小学三年生と五年生の男の子が迎えてくれました。
仏壇の写真には、間違いなく友人の顔が…
蝋燭と線香をあげ、手を合わせ終え
奥様に亡くなった原因を伺うと…
自らの人生を自らの手で終えた… 鬱病だったと…
一緒に行った友人と目を合わせて絶句。
どういう言葉を奥様にかけていいのか、
自分達が来た事で、思い出させてしまったかもしれない…
複雑で色々な気持ちが自分の中で行ったり来たり。
昔から真面目で頑固な彼だったけど、自分の悩み事もいつも真剣に聞いてくれたし、一緒に考え悩んでくれた…
彼が結婚してからは、年賀状だけのやりとりだけになっていて、
直接会う事も無くなっていたが、たまにスーパーで、お子さんと買い物をしている姿を見かけた時は軽く言葉を交わす程度だった。
聞けば、彼の周りでその時期に色々な事が重なり過ぎたらしい…
何かあったら遠慮なく連絡してしてきてっと、名刺に携帯の番号を渡し、子供達に挨拶したら、外にまで出て来てくれたので、
「今度一緒に遊ぶか?」と聞いたら
「うん♪」
「よしっ!次の火曜の休みにお邪魔しようかな」と
自分の中で思っていたら…
月曜日の夕方に見知らぬ番号の着信履歴と留守番メッセージが、
慌てて折り返しかけ直したら
奥様から子育ての事や、今まで誰にも言えず我慢していた思い等が溢れ出したみたいで…
本日 子供達との約束を果たすべく、一緒に遊んで来ました。
奥様の溜め込んでいた気持ちを聞いてあげて、
宿題を一緒にして、Wiiで3人で遊んで♪
子供達 「今日は何時まで遊べるの?」
「一緒にご飯食べよう!」
「今日 泊まって行けばいいのに!」
数時間だけでしたが、とても賑やかで楽しかったよ♪
改めて家族って良いよなぁ~っと思ったし、
こんな自分でも頼ってくれる人がいるというのが、なんて勇気を貰えるんだろうと、思わせてもらった一日でした。
生前に彼にしてもらった行動の恩返しが、少しでも出来たかな…
でも これって俺の役目じゃないぜっ!
なぁ 聞こえているか?
見えているか?
馬鹿野郎…

Posted at 2012/10/23 23:09:48 | |
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