
先月初めから今日までプー太郎をしていました宝蔵院です(^_^;)
本日は、真面目な話を…(いつも真面目ですが)
祖父から借りた戦中の写真が有りました。
戦中の写真は、あまり見たことがなく正直、教科書の中が大半です。
写真を返す際に戦時の話をしました。
祖父からは、何度も聞いたことがありましたが…深く聞いたことはありませんでした。
写真を見ながら当時の事を話す祖父。
水兵隊にいた祖父は、茨城から一度横須賀へ行きます。横須賀で任務や配属される場所を言い渡されたそうです。
実家から近い空港へ整備士として任務を受け、終戦まで仕事をこなした祖父。
船の整備、飛行機の整備…
目の前の滑走路を白い零戦が飛び去る姿を今でも忘れないそうです。
当時の写真に写っている仲間の名前も鮮明に覚えているようで…しかしながら当時は、下の名前で呼ぶことはなく、名字だけだったそうです。
一緒に写っている仲間の生存は、判らない…ほとんどが東北より出向してきた人だったからと言われました。
戦時の話は大抵の方が語ろうとはしません。
祖父も祖母も孫である私から聞くことに対して抵抗があるかと思いますが…それを敢えて話してくれる祖父母には、言葉ではいい現せない事があります。
祖父母こそ歴史の教科書って感じがしました。
※写真は『赤トンボ』と基地での最後の写真だそうです。

Posted at 2010/06/10 12:43:14 | |
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