
7月12日(火)
札幌から留萌までは高速道路を利用し、留萌から稚内までは通称「オロロンロード」の一般道を走行しました。

黄金岬
昔ニシンの大群が押し寄せ、背びれが夕日染まって海面が黄金に見えたことから、
黄金岬と呼ばれるようになったそうです。
夕日の名所のため昼間行っても感激はありません。(^▽^)

小平町鰊番屋(旧花田家番屋)
明治から大正にかけて北海道西海岸は鰊漁最盛期であり、中でもこの番屋は
道内最大の規模で、現在日本最北端の重要文化財に指定されています。

オロロンロード
小平町を出てサロベツ原野へ向かう途中の国道239号線です。
左は日本海、右側は山が迫り適度に蛇行する道が延々と続きます。

利尻富士
天塩町で雲行きが怪しくなってきたので利尻島にそびえる利尻富士を撮影しました。

オトンルイ風力発電装置
幌別町に南北約3kmにわたって28機の風車が一直線に並んでいます。
老朽化に伴い近々取り壊される可能性があるようです。

サロベツ原野
東西8km、南北27kmで、面積は216平方kmにも及ぶ広大な湿原です。
釧路湿原とともに北海道の雄大さが感じられました。
幌延ビジターセンターにある展望台から撮影しました。
この後「こうほねの家」に向かい利尻島横に沈む夕日を撮影しようと思いましたが
雲に隠れていたので断念し稚内のホテルに向かいました。
午後6時半にチェックイン。

7月13日(水)稚内から宗谷岬を通りオホーツク海に沿ってクッチャロ湖まで
南下。それから内陸を抜けて旭川まで走りました。

稚内港北防波堤ドーム
ホテルで朝食後散歩がてら見に行きました。
元々は稚内港の防波堤としての役割と、桟橋から駅までの乗り換え通路を兼用するため、昭和初期に建設されたそうです。
高さ約14m、長さ427m、70本の柱で構成されていてギリシャ建築を想像させる斬新な形状です。

JR稚内駅
昔のタイル貼の駅舎から硝子張りの駅舎に変わっていました。
当時の車輪止めはモニュメントとして残されていました。

ノシャップ岬
ホテルチェックアウト後10分で到着。
岬名は根室のノサップ岬と良く間違われるそうです。それと最北端ではありません。
晴れた日にはここから利尻島が望めるようですが本日は濃霧のためOUTでした。

宗谷岬
日本最北端は択捉島・カモイワッカ岬だそうですが、ここのモニュメントには
「日本最北端の地」とありました。
霧がますます濃くなってきて気温も15度まで下がり、観光客もまばらでした。
サハリンは勿論、オホーツク海の広がりも全く見えませんでした。

白い道
宗谷岬の南側は丘陵が広がっていてその一角にある「白い道」を走りました。
長さは3km程度で、一面にホタテ貝の割殻が敷き詰められていて今までに無い
新鮮さを感じました。捨て場に困っていた貝殻を観光資源に利用したアイデア
には脱帽です。

さるふつまるごと館(道の駅さるふつ公園内)
ここのホタテ丼は新鮮で最高と聞いていたので立ち寄ってみました。
あまりお腹が空いていなかったので「焼きホタテ」1個(360円)を注文してみました。結構な大きさがあり焼き上がるまで10分ちょっと。その新鮮さとアジに感動しました。

エサヌカ線
国道238号線を南下していき「ポロ湖」を過ぎたあたりを左折するとエサヌカ線に出ます。この道は原野の中を一直線に貫く道路で約8kmの間、信号、電柱、ガードレールが一切ありません。
天気が良ければ青空が加わりさらに気持ちよく走れたと思います。

クッチャロ湖
この湖も道東のクッシャロ湖と一字違いで勘違いされますが、日本で最北のラムサール条約指定地で渡鳥たちの重要な中継地となっていて、ハクチョウはじめ多くの鳥が羽を休めにやって来るそうです。あまり観光地化されていないのでゆっくり自然に浸りたい場合は無料のキャンプ場もあるのでお勧めです。

国道275号線
クッチャロ湖から音威子府へ向かう道はこういう森の中を進んでいく景観が多く癒やされました。
この後雨が次第に強くなってきたのでサンピラパーク、めん羊館はさっと切り上げ旭川へ向かいました。

JR旭川駅
この日の天候は午前は霧、午後は雨で明日からの好天を期待して早めにチェックインしました。ホテルの窓から旭川駅が見えましたが、駅前空間が広く確保されていて歩車分離の動線もまとまっていました。
Posted at 2022/07/21 23:19:15 | |
トラックバック(0) | 旅行/地域