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凌志のブログ一覧

2016年08月14日 イイね!

ローレルスピリット久々に目撃

ローレルスピリット久々に目撃久々に見た2代目日産ローレルスピリットです。最終年が1990年ですので、かれこれ26年は稼働していると思われます。
この車が現役の頃は、ローレルもどきとかサニーより貧乏くさいとか散々な言われ様でしたが、今まで残存していれば立派なものでしょう。
初代は私の叔父が、2代目は隣の小父さんが乗っていたのでそれなりに親しみがあります。
「小さな高級車」というよりブリキバロックというか、看板建築風な感もありますが、どうか大事に乗り続けてほしいものです。

Posted at 2016/08/14 19:20:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | カーウォッチング | 日記
2016年08月13日 イイね!

「セドリック/グロリア 技術の日産を牽引した乗用車」を読んで

「セドリック/グロリア 技術の日産を牽引した乗用車」を読んで標題の本を図書館で借りることができ、ようやく読むことができました。
同じ著者の「三菱自動車」「プリンス自動車」と同様に、前半が戦前からのニッサン乗用車の系譜の紹介と歴代セドリック/グロリアの変遷の説明で、後半がカタログの抜粋という2部構成となっています。









セドリックは、第2次大戦後、国産車のレベルアップのため、英国オースチン社と提携しノックダウン生産したA40/A50の後継車として登場後、
アメリカンスタイルの初代(30)、
イタリアンスタイルの2代(130)、
4ドアハードトップが初登場した3代(230)、←グロリアと双子車関係に
ある評論家から「俗悪趣味の極み」と酷評された4代(330)、
80年代の直線的デザインとターボが好評だった5代(430)、
先代のキープコンセプトだがV6エンジンを初搭載した6代(Y30)、
グランツーリスモが登場しパーソナル路線を鮮明に打ち出した7代(Y31)、
丸目4灯のデザインが印象的だった8代(Y32)、
先代のキープコンセプトでVQエンジンを搭載した9代(Y33)、
ポルシェデザインと言われる彫刻的デザインが印象的な10代(Y34)
と変遷していきます。

この車の立ち位置上、どうしてもクラウンと比較してしまうのですが、セドリックの場合、初代から10代までを一言で表現するのがとても難しいと思います。

しいて言えば、Y34の最終期に使っていた「モダンラグジュアリー」がキーワードになるでしょうか。
初代~4代は、純日本風のクラウンに対し「洋風」の洒落たイメージがあったのではないか、430やY30ではターボやV6エンジンなどいちはやく先進機構を取り入れたこと、Y31以降はGT-SVやシーマの登場でパーソナル感を鮮明にしたこと等が挙げられると思います。

筆者とも同意見だったのが、7代目の4ドアハードトップが一番のお気に入りで、その理由が上品で完成度の高いスタイルであるというところです。

セドリック/グロリアは、今はなくなってしまったブランドですが、こうして変遷をたどると今の日産の礎になっている部分が決して少なくありません。
発刊にあたり「読者の方々へ」で日産自動車の中山氏が思い入れ深く、本書の発刊の意義を語っているのが印象的でした。



初代セドリックスペシャル 黒い車体に赤の内装が美しい。


アメリカンから一転、ピニンファリーナのイタリアンデザインをまとった2代目セドリック


日本初のピラーレスハードトップを採用したのは3代目から。クラウンは終始ピラードハードトップにこだわった。


デコラティブな330型から一転してモダナイズされた430型。筆者はセドリック後期HTの細い縦グリルが好み。


後期型でクラウンと同様にグリル内にフォグランプを収めたY30型。この本カタログは叔父から譲り受け、今も大事に保管。

名車の誉れ高いY31型。グランツーリスモ・ブラックSVの存在は知らなかった。


ベントレー・ターボRを思わせる丸目4灯が良かったY32型。


最終型となったY34型。シルバーの塗色にすると彫刻的な線と面が良く映え、似合っていた。

いかがでしたでしょうか。個人的に、トヨタより日産に肩入れしていた時代を思い出す良い書籍でした。思い出もいいですが、今後の日産も精進してもらいたいところです。
Posted at 2016/08/13 19:56:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2016年08月12日 イイね!

プリンスグロリア デラックス

プリンスグロリア デラックス先日ミニカーを買い取り屋に持って行った際、店頭に標記のミニカーがあったので買ってきました。
昭和59年(1984)に、ダイヤペット20周年を記念して、限定で1,000個作られたもののようです。

ペーパーウェイトとしても使える、オブジェとしての渋い存在感と、ずっしりとした重量感が気に入っています。



Posted at 2016/08/12 23:31:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカー | 日記
2016年08月12日 イイね!

カローラブランドブック

カローラブランドブック今年生誕50年を迎えたカローラですが、10年前にも40周年を記念してブランドブックと称した冊子が作成されていました。
当時はフィットとトップ争いをしていた頃で、トヨタの役員全員がカローラを1台ずつ買ったなどというニュースが流れていました。

当時のカローラ関係者の想いは今よりも強かったのでしょう。各モデルの特徴や所々にカローラユーザーの声がイニシャル名で載っているほか、歴代のカタログ、CMキャラクター、CMソングも載っています。

この冊子はブランドブックとされていますが、内容が妙にマニアックなところがありますので、一般に配布されたかどうかは不明です。私は中古リサイクル店で格安にゲットしました。

字が小さくて見ずらいですが、全ページを掲載しますのでよろしければご覧ください。












当時のカローラ40周年を記念した新聞記事
ちょうど10代目のモデルチェンジを迎えた頃ですね。とすると、この冊子の発行時期がちょっと中途半端なんですよね。


さらに10年前、30周年を迎えた時の新聞チラシ切り抜きです。


いかがでしょうか。カローラは作り手、売り手、乗り手の豊かな愛に育まれた日本を代表する車といえますね。
Posted at 2016/08/12 11:27:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | カタログ・グッズ | 日記
2016年08月12日 イイね!

ポール・スミス ミニのカタログ

ポール・スミス ミニのカタログ古今東西、ファッションブランドとコラボした車はあまたありますが、その中でもこのポール・スミス ミニは白眉の存在と思っています。
1998年のデビュー以来気になっており、カタログ片手に何回か検討しましたが、中古車でも高値が付いており、どうやらご縁がなかったみたいです。
個人的には、グローブボックスやトランクの内部や、エンジンカバーがグリーンになっていたりと、ポール・スミスのコンセプト「裏地に凝る」が反映されているのが面白いと思います。
蛇足ながら、フロントの英国をかたどったエンブレムは、「ワサビ」に見えた私でありました。




最終ページの文章が、なかなか秀逸であります。たしかにこの車に乗っていれば、外から見たら全身ポール・スミス、着るように乗る車の最たるものと思います。
ポール・スミス ミニはニューミニでは出る気配がなく、絶後の存在となっています。
もっとも、5ドアが出たり3ナンバーになって肥大した感がある現行ミニは、ポール・スミス氏にとって興味の対象ではないのかもしれません…
Posted at 2016/08/12 06:58:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | カタログ・グッズ | 日記

プロフィール

「夕暮れどき、ポップなカラーのプルリエルを見かけたので、隣に停めてみました。
この色づかいを見てシティカブリオレを思い出しました。」
何シテル?   11/01 18:11
ミニチュアカーや車のカタログ収集と国内・海外旅行、読書が好きな50代です。 マイペースで更新していきますので、お付き合いくださいませ。よろしくお願いします。 ...
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