うちの可愛いニャんたさん

写真は今年の冬ごろ。
うちの可愛い可愛いニャんたさん💕
１５歳のおばあちゃん猫です😊

今まで病気一つせず、すくすく育ちました。
甘えん坊の寂しがりやさんで私が行くとこ行くとこへ着いてきては ピタリと私にくっついて離れませんでした。

お風呂も大好き💕
毎日のように私とお風呂に入りました。

そんなニャんたさんが先月末、急にご飯を食べなくなり
たった３日ですごいスピードで痩せたので急いで動物病院へ連れて行き
血液検査とレントゲンをとってもらうと、
お腹に大きな腫瘍が見つかりました。

年齢的に手術は厳しいのでこのまま延命治療として栄養剤の注射を打つしか手立てがないと先生に言われ、
突然のことすぎて絶望感と悲しみでいっぱいになりました。

ニャんたさんは病院が苦手なので
病院へ行くだけでも ものすごいストレスになり
帰宅した時の疲労感が見ていて可哀想になったので、
病院へ行かなくて済むように
ニャんたさんが好んで食べれるフードを求めて
たくさんの種類を買ってきては試しに食べさせてみました。

少しだけ食べれる日があったり、
お水を飲める日があったり、
でも次の日はまた食べれなくてぐったりしていたり。

最初に病院へ行った時に余命宣告され、
短くて今週末（6月3日)
長くて６月末だろうと言われました。

悲しくて悲しくてどうしようもなく、
だけど毎朝と仕事から帰ってからニャんたさんの介護と身の回りのお世話をしながら

そして、可能な限りニャんたさんの側にいるように過ごしました。

するとニャんたさんが少しずつご飯とお水が入るようになり、
爪とぎをしたり１日に１回は小さな声でニャーと鳴けるくらいまで回復しました。

元気だった頃のニャんたさんは おしゃべり好きな猫だったので
色んな感情の入った鳴き方をしました。
私の方を見て鳴く時は『あっあ〜』
それが私には『マッマ〜』に聞こえたものです。

気づけば余命宣告の１回目の峠を越えました。




今回６月１０日に富士スピードウェイへ行くことになっていたので、
出発のギリギリまでニャんたさんの様子をしっかり見て
もし厳しそうなら私は行かない事にしていました。

幸いなのか出発の日(６月８日)はご飯もお水も入り、
おトイレも順調だったので出発を決め
実家のお母さんとうちの子にニャんたさんのお世話をお願いして出ました。

出発しても頭の中はニャんたさんの事でいっぱい。
心配で心配でたまりませんでした。
もしもの時があったら私はすぐに新幹線で帰るつもりでした。

毎日何回もニャんたさんの様子を電話で聞いては安心したり、不安になったり。

そうこうしているうちに６月１０日ローレルミーティングが始まりました。

悩みながらでも現地に来たんだ、
ドリコンで優勝してトロフィーをお土産に持って帰ろう！
強い気持ちで走りました。
結果は私の失敗により２位という残念な結果で終わりました。

帰り道はまたニャんたさんの事で頭がいっぱいになり、
今日の様子を聞いては安心したり、不安になったり。



そして帰宅しました。

ニャんたさんは３日前と比べるとまた痩せていて、骨と皮だけになったように見えます。
まともにご飯も食べてなくて貧血もひどいのに、
フラフラしながら玄関までお出迎えに来てくれました。

ニャんたさんが安心するように、
私が安心するように、
何度も何度もハグして声をかけました。

最期の時がいつくるかわからない事はものすごく不安です。
毎日不安で心配でたまりません。

でもニャんたさんは今を生きています。

ニャーと鳴かなくても、
元気に歩き回らなくても、
懸命に生きています。

私が今することは泣く事ではない。
ニャんたさんが安心して快適に過ごせるように努める事。

ニャんたさんと少しでも長く、
あたたかい時間を過ごせますように。

（写真は今年の冬ごろ、元気いっぱいだった頃のニャんたさんです(*´ω`*)）