ある日突然、右フロントからホイールの回転に合わせて異音がし始める。
最初はキャリパーとローターの間に何か挟まったのか…
キャリパーの戻りの悪さを疑い放置(^_^;)
そのまま200kmほど走るとブレーキングでの車体ボトム時と、
右コーナーで異音がする。
しかし、アクセルONと左コーナーでは異音がしない。
ハブベアリングの異常がかなり疑わしくなりました。
で、作業した日はバイク弄る予定だったがんだけど…
リアのブレーキパッドが見えるところで、
残り3mmとヤバイことに気付き急遽交換。
ローターのスリット加工と塗装予定だったが時間の問題で断念。
・マイレ プラチナム ディスクローター 13000円
・FAG ベアリング一体ハブ 33000円
・メーカー不明 リアブレーキパッド 3000円
部品代だけで49000円。
工具はというと、
・46mmソケット 3000円
・12sq→19sq変換ソケット 1000円
・東日トルクレンチ QF560 9000円
・ハブプーラ 3200円
・薄爪ギアプーラー 2650円
合わせて18850円。
グリス類は所持品使用。
・ラバーグリス
・二流化ウレアグリス
・パッドグリス
・スレッドコンパウンド
7万でお釣りくる金額で修理。
ディーラーに修理持ち込んだら、ハブの部品代くらいにしかならない(^_^;)
トルクレンチは基本、東日製しか買いませんので綺麗な物を探して、
直読式のQF560が定価6万近いところを、
9000円でGETできたことが低コストの肝でした( ̄▽ ̄)
これが見つからなかったら、近所のお店がとても良心的価格だったのでお任せしてたね。
この車はFRなんで、フロントのハブベアリング交換は至って簡単です。
工具さえあれば特に苦労はしません。
まずはリアのブレーキパッド交換。
ホイール取り外すとこまで来たら、
・ラチェット
・ラジペン
・キャリパーピストン戻しツール
・7mmヘックス
・↑を締めるため30Nm対応のトルクレンチ
・適当な大きさのマイナスドライバー
これがあれば交換出来ます。
リアのブレーキパッドセンサーは運転席側。
これってパッドが減ると削れる構造になってるのね。
センサー点灯してからの交換だと、これも交換になるかと。
今回はセンサー点灯前に気付いて交換のため、再利用。
お次はフロントのハブとローターの交換。
・上記のリアブレーキパッド交換同様の工具
・8mmヘックス
・ハブプーラー
・薄爪ギアプーラー
・46mmボックス
・290Nm締められるトルクレンチ
・ハンマー
・タガネ(ナットの回り止め用に必要)
・長いスピナーハンドル(今回は60cm使用)
ベアリングに異常が無ければ、
ハブプーラーとベアリングプーラーは不要です。
駆動輪じゃないのでフロントのハブは、
46mmのセンターナットさえ取り払えば手で抜けます。
既に異音が出てる左だけ、手の力でハブごと抜けません…
熱でベアリングの内輪が噛り付いて固着してました。
プーラーでローターごとハブを引っこ抜き
シャフトに残ったベアリングの内輪をギアプーラーで抜き取り
ベアリングのガタでハブがABSセンサーに当たって傷が(・・;)
と、放置してたらABSセンサー、
下手したらナックルごと交換が必要になります。
今回そこまで重症ではないものの、シャフトに擦れた傷が入ってました。
そして新品のハブをセット。
290Nmでセンターナットを締めるので、
こんなクソでかいトルクレンチが必要(-_-)
これらの作業、何に一番時間をかけたかというと、
キャリパーの清掃、グリスアップでした。
朝から作業すれば1日で終わるメニューです。
100kmほどテスト走行して問題無いこと確認。
ベアリング新しくなったけど、あんまり燃費は伸びませんねぇ…
冷房ガン回しのため、余計燃費悪くなったw
肝心の異音は無くなりましたので完了です。
車検前に気付いて交換出来てよかった(^-^)
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2016/08/30 02:01:15