
量産車の品質管理の曖昧さ(甘さ)による実車のバラツキが多く、開発試作車または量産試作車とは雲泥の差があるのが実態と考えます。
よく”あたり”とか”はずれ”とかききますが、これは量産車のバラツキが生み出したもので、”あたり”はバラツキが小さいクルマにめぐり合ったもの、”はずれ”はその逆。
また、主要コンポーネントごとに開発したパーツの集合体である以上、試作車のようにトータルでチューニングした常態でないことは明らかで、ここが今回のプロローグとなります。
ECU(ROM)のプログラムも開発当時と量産車では微妙(or多大)なズレが生じており、車の性能(パワー・トルク感や燃費性能)に大きく影響しています。
「事件は現場で起きてるんだ!」 by 踊る大捜査線!から
そこで、アフターパーツやチューニングショップ等でチューニングされた(した)ECU(ROM)がリリースされていますが、これも様様な形態が存在し所謂(いわゆる)、
”吊るしROM”という既成ROMを販売するものと、
あくまでチューニングに拘り、
”現車合わせを基本とし開発したROM(オーダーメイド)”を販売するもの、
があります。
メーカー公称値に対し実際は7~8割がそのクルマの実力と云われますが、ノーマル状態のNA車では例えECU(ROM)チューンをしても良くて2割UP、酷ければ変り映えしないってこともあります。(ケース by ケース、コンディションにもよる)
ということは、ノーマル状態のNA車にECU(ROM)チューンをしてもメーカー公称値になっただけ..
(それでも量産車と比較すればかなりのチューンUPですが..)
そして、ここからが本来のチューンと云われるカテゴリーに入るのですが、吸排気系のライトチューンであっても、現車合わせでECU(ROM)チューンを行えば、かなりのパワーUPが望めるのではないか!?
逆に”吊るしROM”だと”あたり/はずれ”の運は避けられないのではないか!?ということです。
そして、クルマは1台1台バラツキがありドライバー・オーナーの個性もあり一概にこれというチューニングは無いと思います。
私はクルマのチューニングはあくまでバランスよくと考えています。
私がECU(ROM)チューンに求めるならば、現車に組まれているROMプログラムの、燃調と点火マップ(タイミング)の同調を図りたいと考えます。
また、燃料(ガソリン)の理論(ストイキ)空燃比(混合比:14.7対1)
と、 経済(リーン) 空燃比(混合比:20以上対1)
と、 高出力(パワー) 空燃比(混合比:8~13対1)
を整えられれば、自分好みに自在にクルマを操れる楽しみが増すと考えます。
そして、気持ちながらもライトチューンとして現車に取り付けたエアーフィルター(クリーナー)と、マフラー交換にあったECU(ROM)チューンができれば最高にハッピーですね☆
二桁近いか?またはそれ以上の福さんが飛んでいきます(汗)、「これだけかけたんだから!」っていう思いもあります。
コストパフォーマンスも考慮せねば、軍資金無しにチューンは望めません。
何より、チューンする前にメンテナンスもしっかりやらなければと思います。
Posted at 2010/08/18 20:41:46 | |
トラックバック(0) |
チューニング☆ | 日記