レカロの高さをちょっとだけ低くしてみました。
「お前この前レカロの位置はここがベストだって言ってたじゃねーかよ!」って言われそうですけど、違うんです。
『そこがベストかどうかは行き過ぎてみないと分からない。』
これは前社で開発設計をしていた時に尊敬する課長から叩き込まれたことなんですね。今回レカロの推奨取り付けでいきなり気持ちよいポイントにできてしまったので、これが本当にベストかどうかを探りたくなったワケです。

推奨取り付けではここに「スペーサー(7mm)」+「ミーリングスペーサー(6mm)」計13mm入れることとあったのですが(理由はフレームに使われているリベットに干渉するためでしょう。)本当のところはミーリングスペーサー残しでギリギリ7mmスペーサーを取り去ることはできるのです。

後ろ側ですが、赤丸がミーリングスペーサーを残した部分で青丸がリベット。ギリギリですけど、ここに関してはここまで低くできます。(とにかく低くセッティングしたいという人はまずはサイドアダプター、ベースフレーム間をこうセッティングするとよいでしょう。もちろんサイドアダプターの穴も下側利用で。)
上までは詳細説明です。要は、7mm低くしてみました。そしてこれでどうなるかの検証なんですけど、この7mm、数字にするとたいした事ないのですが、実は結構効いてきます。以下は強く印象に残った点。
1、(前はしなかったのですが)あごをちょっと上げたくなる。
2、アクセルの踏み方がやや上から踏んでいたのに対して完全に押し出すようになる。
3、バックがしずらくなる。
1に関しては自分でも意外だったのですが、本当に普段からちょっと上げ気味になります。ということはREV SPEEDが言うところの「自然に遠くを見るようになるので先を把握しやすくなる」っていう状況にようやくなったわけです。w
しかし、前回ベストだと思っていた位置では、普段はあごが上がらず、近くを見ようとした時にはあごをあげれば不安は感じないような高さだったのに対して、今回はちょっとのところで近くが見えずらいようです。不思議と不安です。w
2、前はかかとがフロアについて(土踏まず付近には空間があり)つま先でペダルを踏む感じでしたが、今度はアクセルの角度に自然と足が向いていて、最初からぺったりと沿うように付いている感じです。
ということで、アクセルの踏力の調整の感覚は全く違ってます。やり難いとかそういうことではなく、これから覚える感じ。しかし、前者はペダルを重く感じ、後者は軽く感じるでしょ?(力が分散するからだと思いますけど。)・・・・てか、これってどっちが良いんでしょう?
3、不思議とバックがしずらいんです。たった、7mmなのに!?よく皆さんフルバケ入れるとバックがしずらいと言いますが、サイドミラーで白線を確認してある程度下がったらドアを開けて今度は縁石を確認しながらバックするという俺の癖ですと、特に不都合感じなかったんです。ところが、クビのスジの限界を迎えたのでしょうか・・・・攣りそうな感覚を覚えるようになりました。w
以上のことからやはり俺の場合には推奨取り付けがベストだという結論で良いでしょうか?(最後聞いちゃだめでしょう?w)
あと、作業のついでにレールの微調整もしました。というのもレールの左側、右側で同時に固定されなかったのが気持ち悪かったもので。
『まず、ガッチリはめた状態で今回いじっている4箇所のうち3箇所を緩める→本締め』
これでストレス一つ減りました。w
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Posted at
2010/01/26 20:25:47