SAB大宮でホンダツインカムのイベントが昨日、今日と行われていました。
行ってきたのですが・・・
目的は・・・そうです。炭ボンです。
鉄道博物館に息子を連れて行きたいからそのついでと言い張って向かいました。十数万円財布に入れて。w
結果から言いますと
今回は手ぶらで帰ってきました。
イベント限定綾織カーボンとイベント特価(\104,000ですって。)はとってもとっても魅力的だったのですが、色々なところで自分向きではないようで。(苦笑
まず、ボンネットを閉める時の動作ですが純正みたいに上から落としちゃだめみたいですね。言われた通りに軽く置いて上から押してあげたら「ベコっ!」って一回沈んで閉まりました。
そもそもこういうものは薄くないと(軽くないと)意味がないので無闇に厚くするのはナンセンスですし3年経過しているデモカーのものでも割れやヒビは見られなかったのでメーカーの言うとおり歪みに関しては本当に問題ないようです。
ただ、気持ち悪いだけです。w
次に表面仕上げについての説明を受けたのですが、ツインカムのものは一般によくあるゲルコート仕上げとは違い、メーカーの人の言葉を借りれば「高級樹脂仕上げ」だそうです。これはクリア塗装を必要としない品質のものだそうで、このまま使ってもらいたいとのことでした。
設計にも本当に拘っていて自信の商品で、表面の艶にも自信があるとのことだったのですが、どうしても今回決断できなかったのはこの部分のせいです。

写真だと分かり難いですがダクトの凹み角部分にどうしてもホコリや水が溜まるので光沢が完全に引けてしまっていることと、この面で言えばダクトの切り口部分・・・・

ここで言えば外周の親指のところ。
型から引き剥がしたままの状態とのことで白く濁っています。アクリルをカッターで切ったことあります?
そんな感じ。
フェンダー周りはまだ見え難いので良いですが、フロントウインドウ側は丸見えなんですね。
質問すると、カーボンが出てしまって水を吸い込まない様に、ここを削ることはしないそうです。
たったこれだけの理由なのですが、俺は泣く泣く帰りました。そもそも軽量化や熱気の排出が主目的なので俺みたいに見た目9割の人間には適していないのは当然と言えば当然です。コストを出来るだけ抑えて良いものをたくさんの人に提供したいというメーカー側の心意気ですから仕方ありません。
結局、「お前みたいな奴は丈夫な鉄ボンネットのとぅるとぅる塗装にしとけ」ってことです。
しかし、惜しいです。もうちょっとでした。w
※メーカーの人は上の様に言ってましたが、切り口部分は2000番位までサンディングした後にやっぱり全体にクリアを吹いてやれば実際は綺麗になってしまうと思います。自分でもできるけど面倒でした。もうちょっと若かったら買ってたな。w
Posted at 2010/08/08 18:13:31 | |
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