
今日は予定していたすずたかさん主催の「芋煮会」も、こちらの行事への呑み・賑やかし要員としての強制参加を余儀なくされて残念だけど欠席。
なんだか面倒な気もするんだけどせっかくだから楽しみましょうと、生まれ育った田舎の祭りへ参加。
実家へ帰ることはあっても馴染みの町を歩く機会は滅多になく、懐かしい思い出はまたさびしい思いともなりました。
小学、中学、高校と、基本的にこの町で育った私には町のあちらこちらに楽しい、苦い、甘い、酸っぱい思い出がいっぱいです。
実家に車を置いて祭りへと歩く道すがら、娘との会話の中で
「今はいっぱいアパートが建っているけど、ここは前は畑だったんだよ」とか
「ここは○○ちゃんの家」
「ここに美味いラーメン屋があったはずなんだけど・・・」
御多分に漏れずこの小さな町も、住宅の数は増えたにせよ繁華街は一部シャッター通りと化し、当時は唯一の存在であった老舗デパートもすでに解体。
テナントは入れ替わり、溜まり場であった茶店が牛丼屋に変わっていたり、呑み明かした居酒屋もボンタンを買いに行った洋品店も無くなっていました・・・
それでも思い出の街並みは歯抜け状態で当時のままを残しているところもあり、そこがすでに廃業していたにせよ、フラッシュバックの嵐が吹き荒れて・・・

小学生の頃お世話になった歯医者
現在は別の場所に移転しているそうですが、この2階の診察室でずいぶんと痛い思いをさせられ・・・

和菓子屋さん
今は亡きおばあちゃんのおつかいで、御駄賃をもらえるのがうれしくてここの餅を買いに通いました。

オフクロが今でも大事に使う40年前に買ったと言うほうきは、ここで買ったものだそうです。

○○理容所。
室外機以外は昔で言う「パーマ屋さん」風情がそのまま?
細い路地や建物がそのままの昭和の町と、ちょっと背伸びをした今風の店が共存共栄していると言えば聞こえがいいですが、実際には核家族化による跡継ぎ問題や不景気にて商業的には厳しそうだというのが実感です。
その後肝心のオファーも無事終えた後は露店散策
お好み焼きにたこ焼き、焼きそば、金魚すくい、あんず飴、チョコバナナや綿あめあたりは定番としても、子供の頃にはなかった趣の露店が増えていますね。
牛串とかトッポギ? トムヤンクンとか韓流グッズ?
そんな中、また珍しいのを見つけました。

ドネルケバブ?
モノ自体はあってもおかしくなさそうだけど、本場?のトルコ人夫婦がやっているのは珍しいよね?
同じものを売る店は他にもあったんだけど、この美貌に吸い込まれるように一つお願いしました(笑)
正直その味に期待はしてなかったけど、じっくり焼いた鶏肉とピタの絶妙な味にいい意味で期待を裏切られました~♪
中締め前の山車引き合わせでは、神輿も登場。いきで鯔背なニホンジンの姿に惚れ惚れ。
でもここでも御多分に漏れず、外部の担ぎ屋や引き手のお世話にならなければ祭りが成立しないとはなんとも嘆かわしい現実ですね。
ここでは黄色い声に誘われるまま、いつの間にか群衆の中へ飛び込んでました(笑)
面かぶってこんなに扇子振ってもらえるなら、私のキャラでも練習さえすればできそう?
キュッと纏め上げた髪にちょこんとのる鉢巻・・・
う~、タマンネェ~♡
Posted at 2011/11/06 22:59:38 | |
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