
しかし立派だなぁ、石川遼プロ。
年間の獲得賞金、目標2億円を全額震災復興のために寄付だって。
抜群の知名度を誇るプロとは言え、まだ19歳ですよ。
今回のマスターズでも3度目の挑戦にして念願の予選突破を達成
並み居るベテランプロが予選落ちする中、日本勢ではこの石川プロとアマチュアのやっぱり19歳が予選突破だというから恐れ入ります。
私にできること
彼にできること
私でもできること
彼にしかできないこと
気持ちはあっても言い訳ばかりで大したことのできない40歳の私と
やるべきことを模索し、やらねばならぬことに熱中してしっかりと結果を残す19歳
生きているのが恥ずかしくなります・・・
そう言えばパワステフルード替えたことなかったな、なんて思い立って昼休みに交換できることがどんなに幸せなことか・・・
いろんな課題の中でその全てに迅速に対応しなきゃいけないのに、現実的には優先順位を付けて対応せざるを得ない環境にて生活される方のことを考えると胸が痛みます。
自分の生活を優先したくとも立場上それが許されずに、同じ被災者であっても私的な欲求や感情を抑えて奮闘されている方も多い事でしょう。
せめて私にできることは募金と普段の消費ぐらい。
しかしこの募金も実際にはまだ運用されてないとか。
義援金、支援金、救援金とかいろいろあってその使われ方も様々なようで、中には被災地のために使われない可能性のものまであるそうです。
誰がいくら寄付したとか、あの有名芸能人はあんなに稼いでいるのに寄付してないとか、でもお金を出せばそれでいいと言うわけでもなく、また本名でひっそりと寄付される方もいらっしゃるようで。
一般人が行き過ぎた節約をすると経済そのものが回らないから本末転倒な結果になる?
しかし買おうにも工場が被害を受け操業停止で買えず、作ろうにも部品が手に入らず頓挫・・・
欲しいけど、買うことへのうしろめたさ?
使おうにもそれは今本当に必要なもの?
と自問自答に葛藤。
自然の猛威は一瞬にして人々の命、生活を奪っていきました
「生きていただけで良かった」
この言葉に涙を流しましたが、これからさらに困難な道を歩んでいかねばならないのが現実
誰かの強力なリーダーシップの下、くだらない法律やら規制なんてものは「人道的」という観点にて臨機応変に拡大解釈していかねば先に進まないことも多いでしょう。
漁業、農業、酪農等自然と生命からの恩恵を受けて成り立つ産業
人が生活することによるお金の流れ、税収、インフラ整備
産業の活性化による雇用の促進、地方分権の意識アップ
いろんなものが相互にリンクしていくからこそ相互に発展してきたもの。
再生・復興にあたり、まずは何から?
まさに想定外、未曽有の危機を前に、誰もその術を知るはずもありません。
政治家や評論家もわかったようなことを言ってますが、そこに生活しなければわからないことも多いはず。
いろんな問題のその上水、断片だけをほんの何分か聞いただけではその深層が何なのかわかるはずもありません。
そこに生活する人が本当に必要としているもの。
自分で生活してみれば自ずとわかることも多いでしょう。
食べ・飲み・出し・洗い、雨と風をしのげる環境を確保するのが最優先。
瓦礫の処理が始まったとか、電線が通ったとか報道されますが、まだまだ最初の段階すら満足に保障されない方がいっぱいいるような気がしてなりません。
Posted at 2011/04/10 07:15:00 | |
トラックバック(0) | 日記