しかし、何もかも高くなったなあ

カメラに限った話じゃありませんが、物価の高騰に賃金がと言うお話し。
これまでの20年くらいの期間は、日本以外国は、正常なインフレーションで、物価も上がるけど賃金も上がるから、結果購買力も変わらずで欧米や中華圏、韓国等の間でそれぞれの国を外から見ても、同じ様な物価と購買力の上昇で見えてたと思いますが、そうした国々から日本を見ると…鎖国か!?日本では、昔のままの価格で物が買えるではないか!??しかも、外の人達は賃金が20年で倍から、それ以上になっている国もあり、買いたくても買えなかった、あの日本製品がこんなに安く??と目覚めてしまった。更に円安が、ほとんどの通貨に対して、どんどん進行してるから、外から見ると、ドカーンと下がり続けてます。
カメラの中古品が、人気品で品薄の場合は特に酷くて新品価格の倍!なんてのが、ゴロゴロし始めてますが、これもメーカーが需要分を作れない事も問題だと思いますが、海外から見れば、元の中古価格が今の1/4であっただけで国内から見て倍と言う事は、自国通貨なら適性価格と言うことになります。デジタル一眼レフに目覚めた頃の話、お手頃価格で初めて世に出た、ニコンD600の新品同様の中古品争奪戦を8万程度で頑張ってた頃が懐かしい。SONYのフルサイズミラーレス一眼の2番機α7Ⅱの展示品新品なんて、12万円で買えたんですよ。ニコンD750レンズキットだって実質11万円で新品が…とか、今のタイミングで販売していたら25万だろうなあ。自販機の缶コーヒーとか、吸わないけどタバコとか、今現在の貯蓄の貨幣価値は半分になると思っていた方が良いかもしれないですね…ガクガク((( ；ﾟДﾟ)))。
漁業関係、特に高級魚が外国に買い負けてトロの価格が倍になる!!なんて事で騒いでましたが、中国の日本産水産物の輸入禁止なんてのがあるから、今年の正月は、今までの生活が出来るかもしれないけど。来年は分からない。石油だって分からない。
日本政府が、財政緊縮にしたくても近隣諸国が全部敵な状態だと、武器の購入は、仕方ないと思う。少子高齢化対策と言っても、既に子供を作れる世代の人口が減ってしまっているから、少子化対策は不可能だろうし、賃金がASEANから見ても高くない(円安で)日本に働きに来てくれる人がどれだけいるか分からないから、移民政策もうまくいかないだろうし。
私が、若ければ海外で仕事を見つけると思います。でも、間もなく還暦なんで、頑張って年金で生きるかぁ(笑)。