
この記事は、
逃げのデザイン、決められたワクの中での戦いについて書いています。
こんばんは、takerです。
俺の敬愛するおっぱいマイスター
恵満氏が面白いブログを書いていたので便乗してみました。決してネタがないわけでなく…ええ、逆にネタがありすぎて選定するのに困るくらいですから。
…それにしても
恵満さんといい
あ~くさんといい、
きむ兄ぃといいアルナさん他かわいいな。俺もなんか沼にハマっちゃいそうだぜww
それはさておき…ま、というかですね…痛車に興味がある、もしくはこれから痛車にしてみたいといった人達に多少なりともお役に立てればと思いまして。久しぶりにこれもひとつのSNSブログのあり方
(情報提供・発信)であると、思っちゃったりしたりなんかして。
ただ、俺の場合は業者○投げタイプなのでビールをかけるほど尊敬してる
DEN2さんのコメントも参考にさせてもらってます。あのお方は俺と同じで、高いレヴェルでの業者○投げしてたヒトですので。
まず、補足ですがどんな形であれお金のかかる話ですので本当にやりたいのかどうか?ってところでの大前提を0番とさせていただきました。
0.きっかけと目標設定
ここでいう目標設定とは、どのレベル(クオリティ)を求めているかということです。なにぶん限られた予算内で行う”遊び”なわけですから、一応のゴール地点を定めないことには始まりません。
後でも出てきますが、俺が痛車を始めようとした目的は、
【痛車イベント】でタイトル獲得をするという
明確な野心がありました。それも今では終わりの見えないマネーゲームに疲れてしまったのと、業者の技能コンクール的なイベントのあり方に疑問を覚えてしまったので、急激に興味が薄れてしまったのですが。
もちろんタイトル獲得も立派なひとつの目標ですから、それに対して邁進している人達のあり方を非難するつもりではないことを御承知おきください。
俺の場合のきっかけは、彼女のカレラの期間限定スタイルシート
(いつまで限定なのやらw)を見てビビッっときたんですよね。もっとぶっちゃけて言うと、自己紹介にも書いてますが俺は自他共に認める重度のパンストフェチなので、愛華のパンスト画像を見てこれしかないと思ったのがそもそものきっかけ。
脚のつま先までパンスト描写されてるのは至高です。
とまぁ、くだらない変態のカミングアウトはさておき次に逝きましょう。
1.コンセプトの選定
仕様(ようは貼るキャラクター)とクルマは決まっているという前提で。
「かわいくしたい」のか「カッコよくしたい」のか?
あるいはモデルになるレーシングカー等はあるのか?
ザックリとノートかメモに書き出していきます。
イラストを描いたり、思い立ったコトをリストしたり、とにかく考えます。
なにやら偉そうなこと書いてますがw まぁ、ほぼ恵満さんの言ってる通りやはりプロットに起こさないとまとまらないので。俺の場合は熱意を理解してもらう為の本気度を示す必要があった為、”企画書”といったご大層なもので麻宮先生に納得頂けるまでプレゼンするつもりでしたw
ああ、ちなみに問題点のところで書いてる出演フラグは実はこの企画書を書いているときから立ってたのですが、実現まではオフレコだった為伏せてました。
2.予算(マテリアル)の確定
コンセプトが決まったら、ぶっちゃけ幾らくらいかけられるのか決めます。
マテリアルはカッティングシートか、カラーステッカーか、あるいはエアブラシか?
カッティングなら一般的なビニールか、メタルか、ダイノックか?
カラステならクリアシートか、3Mか、エアオフシートか?
予算で出来ること、出来ないことを取捨選択してゆきます。
金額面を伏字にしてるのはまぁ…俺のささやかな良心ですw とはいっても、一括払い出来なかったところでおよそ想像はつくと思いますが。本来こういった分割払いには応じていないのですが、俺が懇意にしている業者さんは
”信用”でもってこれに応じてくれたわけでして。いずれにしても
”熱意”があればなんとかなるものだなぁと。
3.アイデアの抽出
コンセプトの段階のメモを活用しつつ、とにかくアイデアを出します。
雑誌(痛Gグラフィックス)や、イベントレポートなどを参考に。
あるいは自分が参加したオフ会などで集めた情報、見聞きしたコトetc...
クルマに限らずデザインモチーフの本でも、部屋の中で流す音楽の歌詞でも、とにかくアンテナを張ってアイデアを探してみます。
「こんなのいけるんじゃない?」とパッと思い立ったらすかさずメモ。
良いアイデアほど、ポッと出てはすぐ消えてしまうので何がしかの形に残しましょう。

いくら業者○投げとはいっても、ただボーっと完成を待ってたわけでなく、色んな痛車イベントに赴いて参考になる車を撮影したり、利用できるものならゲームだって利用してデザインしてました。
ちなみに俺の頼んだ業者さんはこれまでフルラッピングに挑んだことがなかった為、このシビックのフルラッピングは大変参考になりました。全くの同型機でしたしね。やはりモニタで見るのと実機を見るのとでは参考度が違う。
4.デザイン
書き溜めたもの、練り込んだアイデア、それらをプロトタイプとしてアウトプットします。
同じイラストを使うのでもトリミングはコレでいいのか?
カッティングならアクセントで一部の色を変えようか?
箇条書きでもデザインはできますが、簡単なイラストを描いてみるとより形にし易いです。
こうして大まかなものを忘れないうちにとりあえずアイデアとして記録しておきます。もちろん業者に依頼をする際に参考元がわかるように、実機があればその名称も。
5.リアライズするための擦り合わせ
1~4が実現可能かということです。
細密なカッティングは自分で作れるのか? 印刷データは?
施工は可能か? 予算内に収まるのか? 完成までの日程は?
これらもノートに書き出して反芻しましょう。
業者さん○投げだと、こうして打ち合わせが入ります。基本的には業者側のデザイナーが主なアイデアを提示。それに対してこちら側のアイデアとデザインコンセプトを話した上で実現可能かどうか、または配置決めなど意見を衝突させながらよりよいものを目指して昇華していきます。
そして、おおまかなスケジュールの作成ですね。俺の場合はゴールが既に決まっていたので、限られた時間内での打ち合わせで結構逼迫してたのと、麻宮先生およびワンスマとは場所も離れていたことから、通常の打ち合わせは帰宅後から夜中、明け方にかけてという過密スケジュールでした。
だって…麻宮先生夜型なんだもん…。朝の5時とかに返信きたときもあったしw 逆にワンスマのタッカーノ氏は色々澤選手のサポートもあったろうに夜中の2時くらいまでメールをチャット代わりのようにやり取りしてご迷惑をおかけしました(´Д`;)ヾ
6.実際の作業
これらが決まったら実際のデータ作りや印刷、施工へと移ります。
俺の依頼した業者さんとこは、元々看板屋だったので某AFさんみたくシェードで3Dデザインなんて高価なソフトはありません。なので、すべて現車採寸でのデータ作成でした。その為車をひと月以上預けてて気が狂いそうでしたw
なんでそんなに車を預けなければならなかったかというと、デザインも最初はフルラッピングにするつもりもなかったのに、インパクトの追及の過程で当初の予算額を大幅にオーバーし、さらにはグラデーション化。
ほんとになんでこんなややこしいデザインにしたんだろう…グラデなのでモニタ上ではキレイにグラデかかってても、実際に打ち出すと気温や湿度の関係で思ってた色が発色せずに刷り直し→現車合わせといったことを繰り返してた為です。
フルラッピングの場合、一枚単位がでかくさらにグラデがかかってると、刷り終って乾燥して色が落ち着いてからでないと最終的に使えるかどうかがわからず、何度もキャリブレーションをかけて刷り直しました。
そうして刷り終ったら今度は貼り作業開始。業者も初のことなので色々苦労したみたいです。ちなみに電動サイドミラーへの貼り作業だけで3日かかったのこと。集中力が一日中持続するわけはないのでさぞ大変だったでしょう。このあたりは自分で苦労しないので楽といえば楽かもw
>とかね、予算少ない・技術低い・コネ無いなりに考えてやってるわけですわ。
>その脳みそ労働力は何ら見返りはなく、しかし自分のためでもあるわけです。
ちなみに、俺もコネなんか最初はなかったですよ。あったのはただどうしてもやり遂げたいといった熱意だけ。幸いにしてそれに共感してくれた人が協力してくれたというだけです。だけっていっても運がかなりよかったのは認める。おそらく一生分の運を使い果たしたんじゃないだろうかw
…とまぁ、痛Gには参加しないけども
3月5日の痛車Racing走行会での晒しと
3月21日のストフェスでの晒しに向けて日々のメンテは怠っていないという現状。といったことを今日偶然にも高槻SABであったミク友の
ゆっき~さんと話してた。とりあえず、ZeroWaterはカラステに使っても問題ないですw なんか艶が出てきていい感じになってきた。遠目にはww
takerでした。
Posted at 2011/02/20 00:34:03 | |
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