• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2018年08月11日

カタログのつくりも真面目なVWポロ【2018年3月発行】

クルマカタログを集めることが私の趣味です。私の場合、ただ集めるだけではありません。

カタログから読み取れる時代背景を紐解いてみたり、ブランドによってクルマに対する考え方を探ってみたりすることは楽しいもの。

さて、先日VWポロの見学と試乗をした際に、カタログをいただいてきました。

たて21cm×よこ29.7cm  ページ数42ページ  2018年3月発行

イメージカラーでもあるエナジェティックオレンジメタリックが目を惹きますね。ニューモデルゆえ表紙は目立つ演出をしているよう。

同じBセグメントのライバルたち(・・・と言ってもフランス車)の最新カタログを引っ張り出してみました。

それぞれのブランドの考え方に基づいて作り上げられた表紙なんでしょうね。

それぞれのカタログ表紙から。

■プジョー208

たて21cm×よこ21cm  ページ数28ページ  2017年4月発行

■ルノールーテシア

たて20.5cm×よこ27cm  ページ数38ページ  2017年2月発行

■シトロエンC3

たて21cm×よこ21cm  ページ数30ページ  2017年7月発行

表紙にしたがって、中味についてもブランドごとの考えで表現や演出が異なっているのは興味深いこと。

ところで、カタログの中を眺めていて、さすがはVWだなぁと感心させられたことがありました。それは安全性。

208・ルーテシア・C3とも安全性について割いているのは2ページ。ページ数に占める割合で換算すると・・・

  208・・・7.1%   ルーテシア・・・5.2%   C3・・・6.7%

208やC3はカタログの大きさやページ数からして割合は高くはないのですが、ルーテシアはカタログの大きさやページ数からすると、割合は少ないですね。

ちなみに、ルーテシアが5.2%と低いのは、写真を多用したカタログだからと考えられます。写真でルーテシアというクルマをより魅力的に演出しているということなのでしょう。

さてVWポロ。総42ページに占める安全性に関する記載は6ページを割いていました。

  割合は14.3%!

フランス車たちに比べるとかなり高い比率となっています。

だいたい次のようなことが主な掲載内容。


さすがは安全性に関心の高いドイツ車、VWですね。

実際のカタログは文字が大きく、わかりやすく解説してあるので、とても好感を持ちます。真面目なカタログづくりという印象を受けます。クルマのイメージそのものですね。

片やフランス車のカタログはクルマの写真やイメージ写真を多用していることに気付きます。カタログの印象からすると、イメージで売るフランス車と言えるのかもしれません。

Webサイトからは雰囲気が伝わりにくいのですが、カタログはじっくり眺められていろいろなことがわかってきます。今後カタログに対する見方が変わりそうです。
ブログ一覧 | ドイツ車カタログ | 日記
Posted at 2018/08/11 23:11:51

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

4/24 水曜日の朝‼️
ミッキーたんさん

『ロータスシールド』の施工動画公開 ...
シュアラスターさん

LEXUS LBX ハイマウントポ ...
YOURSさん

気になる車・・・(^^)1240
よっさん63さん

innovation Part 3 ...
ぱりんこver.24さん

みんカラ定期便 2024年4月24日
SUN SUNさん

この記事へのコメント

2018年8月12日 7:41
このようなお話し私にとっては大変興味深いです。フランス各車のカタログもまた素敵なのでしょうね。

本当はカタログを集めたいのですが、私は性格的に収集を始めると全部集まらないとストレスを抱えるので、本当に欲しいものだけ手元に置くようにしています。VWの各モデル各版を集めるだけでもかなりの手間と量になります。

カタログの文字や画像を読み込んでいくとメーカーの思想、そのモデルに対する考え方などが見えて来て、その車への接し方が厚みを増すと思います。デザインに隙が無くなってしまい、安易に触れなくなってしまった現代車のスタイルアップの参考にすることも多いです。

昔が良かったと言うありきたりな話しになってしまいますが、VWでいうとGolf2/Jetta2の時代のカタログが好きです。
コメントへの返答
2018年8月12日 8:48
これまではそれほど気にも留めてはいなかったのですが、目を凝らして見ていると、安全性に対する考え方の違いがあるように感じました。

フランス車がドイツ車に比べて安全性が劣っているということではないと思いますが、それ以上にフランス車にはカタログを通して伝えたいことがあるのだと思いました。

カタログ集めはルールがあると面白いと思います。でも、それをやってしまうと気負ってしまい、却ってストレスを抱えそうです。なので、興味ある欲しいものだけを集めるようにしています。まぁ、スペースも限られていますし(^_^;)

カタログの面白さはブランドの考え方が表れていて、読み込めば読み込むほど興味深いことです。そのブランドやそのモデルが好きになるきっかけが得られるケースが多いのもカタログの特徴と言えるでしょうね。

現代のクルマは予防安全にも注力を入れていますが、かつてのゴルフやジェッタ2の頃は衝突安全に力を注いでいたように思います。安全性に対する考えもずいぶんと変わってきたものですね。
2018年8月12日 8:13
おはようございます。
興味深く拝見させていただきました。たしかにカタログは各社の個性が出て面白いですよね。紙質や製本綴じなんかも様々な気がします。ジープとか昔はホントにちゃちかったのに最近は立派なカタログになって、力を入れてる感がわかったりして面白いです笑。ボルボなんかは安全性の紹介ページの割合がもっと多いんですかね?今はBセグのラインナップはありませんが。。
コメントへの返答
2018年8月12日 9:08
こんにちは^^;
カタログはブランドイメージや各モデルのPRのための最高のツールなのですが、その一方で、考え方が読み取れて興味深いことです。おっしゃるように、紙質や綴じ方一つとっても力を入れているか否かがわかります。

ボルボについて調べてみました。Bセグメントではありませんが、最新XC40(2018年4月発行)です。

総54ページあるうちで安全性に関する記載ページは10ページでした。占有率は18.5%とかなり高いです。それ以外のページにもところどころに安全性について記載があるので、さすがはボルボと感心させられました。
2018年8月12日 21:26
こんばんは。
安全性に関する記述をパーセンテージで示してみたのは興味深いですね。
私もヤナセが発行していたビートルやゴルフⅠ、Ⅱ、メルセデスベンツのカタログが好きです。
安全性や品質の高さに関する記述を通じて、何というか売り手の愛が感じられるのです。
コメントへの返答
2018年8月12日 23:42
こんにちは^^;

ブランドによって安全性に対する考え方はさまざまですが、ドイツ車はパーセンテージが高いですね。まさにイメージどおりです。

ゴルフ1・2やW201・W124などのカタログを眺めていると、安全性や品質に関する記載がよく見られますが、同時に深い感銘を受けます。おっしゃるような愛を強く感じますね。
2018年8月17日 20:24
カタログから思想までを読み取るというのは興味深いですね!
色々集めていますが中々ゆっくり中身を確認する時間がなくて、何年も経ってから開くものもあります...。

ペーパーレスが進んでおり、メーカーやディーラーによっては段々カタログを配らなくなっている傾向があるようですが、こういう考察を聞くとやはり、紙質や綴じ方などWebサイトだけでは分からない何かありますね!
コメントへの返答
2018年8月17日 22:52
深く読み込んでいるわけではないのですが、ブランドの違いがよく表れていてとても興味深いものです。

歴代のモデルを見比べていくと、装備やスペックなどの進化(深化)も年を追うごとにわかるのは面白いことです。

カタログの紙質や綴じ方一つとってもブランドやモデルに考え方の違いが表れているように思います。

集めて内容を追究することは楽しいのですが、難点は集めれば集めるほどかさ張ることですね(^_^;)

プロフィール

「@svx-407-c5 さん、チベットスナギツネに似せたのかってくらいに似ていますね(笑 LMに至ってはレクサスで一番儲けていそうです。儲けていそうです。価格設定も正しいのか怪しいですよね(-_-;)」
何シテル?   04/23 22:17
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 1234 56
789 101112 13
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

Avatar blue 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/04/22 20:58:34
PSAのAH01ディーゼルエンジン年越せず終了か?? 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/21 20:54:57
メルセデス・ベンツがエントリーモデルを削減。高級路線にシフト 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/05/30 21:11:11

愛車一覧

シトロエン C5 エアクロスSUV シトロエン C5 エアクロスSUV
正直なところ、SUVは一生縁がないものとずっと信じてきました。ところが、フェイスリフト版 ...
プジョー その他 プジョチャリ (プジョー その他)
2001年秋頃に307がデビューした際に、モニターキャンペーンを実施していて、プジョーの ...
プジョー 406 セダン プジョー 406 セダン
左ハンドルかつMTという稀有な存在。日本仕様は「Sport」とネーミングされたグレード名 ...
ルノー ルーテシア ルノー・スポール ルノー ルーテシア ルノー・スポール
ルノークリオR.S.のコンパクトながらルノースポールが手掛けたエンジンなどのチューニング ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation