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2017年07月23日 イイね!

ドライブ先で出逢ったフィエスタSTから思ったこと

ドライブ先で出逢ったフィエスタSTから思ったこと

つい先日のドライブでのこと。それは突然の出来事でした。

交差点で信号待ちしていた際に、左から曲がってきたそのクルマ。なんとフォード・フィエスタSTでした! それがコチラ↓

これはまたなんてレアなクルマがやってきたんだ! と思い、信号が変わってから急いで追いついて撮ったのが上の写真(^_^;)

交差点を曲がって過ぎ去っていく姿をずっと眺めていました。フロント・サイド・リアルーフに至るまでのスポイラーの類や大径ホイールを履いている様はタダモノではない雰囲気を醸しています。

そして、それに拍車をかけるかのようにブラックカラーがなんとも精悍です。本当はサイドのショットも撮りたいところでしたが、アッという間の出来事で叶わず、、、

フィエスタSTというクルマはもちろん知っているのですが、実は詳しいことまであまりよくわかっていないのが実情。

ということで、ウチに帰って早速カタログを引っ張り出してみました。

2005年1月発行のST専用カタログ。総数14ページ。

1ページ開くと・・・

そこに広がるのは、モンデオからフォーカス、フィエスタに至るまでSTシリーズフルラインナップ!

当時のフォードジャパンリミテッドは・・・
  フィエスタST150
  フォーカスST170
  モンデオST220
と、STシリーズ推しでした。

フォードは古くからモータースポーツにも熱心かつ積極的なブランドでした。STモデルを立ち上げ、日本市場に導入するにあたり、わざわざ専用カタログまで用意したんですね。

このページには、STについて次の記載がありました。以下引用します。

フォードはクルマに秘められた可能性とクルマを操る喜びを、より多くの人と分かち合うため、モータースポーツと深く関わってきました。そのフォードが、サーキットやラリー・コースのみならず、日常のドライブ・シーンで、より多くの人々がその喜びを身近に体感できるモデルとして開発したパフォーマンス・ロード・カーがST(Sport Technologies)ブランドです。

そのコンセプトは量産モデルの優れた資質や能力を最大限に引き出すことで、ドライバーが意のままにコントロールできる運動性能と量産モデルとしての信頼性、耐久性を兼ね備えたクルマの開発です。このコンセプトのもと、フォーカスST170、そしてモンデオST220を送り出しました。

(引用終了)

フォードモデルの潜在能力を最大限に引き出すのがSTブランドの仕事であり、市販モデルとして仕立てあげ、広く知らしめる役目を果たしているのですね。プロフェッショナル集団ということなのですね。

コチラはモンデオST220の紹介ページ。

超カッコいい! 至って普通のセダンにしか見えないのに最高出力226psを発生する3L・V6エンジンを搭載しているという、まさに羊の皮を被った何とやら。惚れます!

当時、406スポーツを所有していたんですが、モンデオST220にかなり憧れを抱いておりました。欲しいと思ったこともありましたが、如何せん450万円というプライスを聞かされれば、最早諦めるしかありませんでした(*_*)

本題逸れましたが、フィエスタST。



フィエスタSTの開発について次の記載があります。以下、一部引用します。

フィエスタSTはドライビングが楽しく、ドライブする価値があるクルマ、安心して運転できるクルマを目指し、走行安定性と操縦性を徹底的に追求しました。
(~中略~)
フィエスタSTの開発にあたり、Ford Team RSは2年近くにわたり、ツイスティーな英国のカントリー・ロードや有名なニュルブルックリンク・サーキットでのテスト走行を実施、熟成を重ねました。その結果、クラス・トップのロード・グリップ性能、ハンドリング性能、そして優れた乗り心地を両立しています。
(引用終了)

フィエスタST開発にあたって、Ford Team RSがいかに綿密なテストに基づいて作り上げられたかということが理解できます。

ちなみに、Ford Team RSという組織について、初めのページには次の記載がありました。以下、一部引用します。

フォードは2003年、パフォーマンス・ロード・カーの開発を行っていたフォードの特殊車両開発部門「SVE(Special Vehicle Engineering)」とコンペティション・マシンを開発していた「フォード・レーシング」を統合し、新組織の「Ford Team RS」を立ち上げました。
(引用終了)

まさにプロフェッショナルたちの集団によって、STモデルは開発誕生したのですね!

こんなことを知ってしまうと、フィエスタSTに対する見方はすっかり変わってしまいました。当然のことながらSTモデルは侮ってはいけないようです。

数年前、地元フォードディーラーの店頭にフィエスタSTの中古車が並んでいたことがありました。そう滅多に中古車市場に出回らないモデルなため、それ目当てに見学してきました。

セールスマン氏に話を伺うと、問い合わせが多いらしく、隣県からわざわざ見に来られたお客がいたとのこと。同じことを考えている人が他にもいるのだと感心してしまいました(^_^;)

程度が良い極上の実車を見ながら、ガレージに収められないかと思いを巡らせてみましたが、どう考えても叶いそうにありませんでした。その後ほどなくして、その車両は店頭から消えてしまいました。

ところで、2006年頃に掲げていたプライスタグは249万円。あれから10年以上は経つわけですが、ディーラーの店頭に並ぶくらいなので、機関は良好で特にイジってはなかったのでしょうねぇ。

持っているパフォーマンスからして却って安いくらいのフィエスタST。もし程度の良さそうな車両があるならば、ぜひとも所有してみたいですね。

※備忘録として、フィエスタSTの主要諸元(カタログより)を記しておきます。

全長:3,920mm × 全幅:1,680mm × 全高:1,445mm × ホイールベース:2,485mm
車両重量:1,130kg
エンジン:水冷直列4気筒DOHC 16バルブ
総排気量:1998cc
最高出力:110Kw(150ps)/6,000rpm
最大トルク:190Nm(19.4kgm)/4,500rpm
サスペンション:マクファーソンストラット(前)/マルチリンク式(後)
タイヤ:195/45R16 205/40R17 ピレリP Zero Nero
Posted at 2017/07/23 17:35:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | フォード車 | 日記
2017年05月23日 イイね!

幻に終わったフォード・マスタングの右ハンドルモデル

幻に終わったフォード・マスタングの右ハンドルモデルフォード車の輸入販売を日本から撤退すると発表があったのは2016年の年が明けて間もない1月のこと。

撤退の決断を下したのは日本の輸入販売を請け負っていた当時のインポーター「フォード・ジャパン・リミテッド」(以下、FJL)ではなく、親会社の本部。

その発表によると、「日本は世界のなかで最も閉ざされた自動車先進市場」を理由にして、あくまでも親会社側には何の非もないことを強調。

販売戦略だとか販売網、装備を含めた仕様などすべてが日本市場にマッチしていたのかどうかは不明ですが、少なくともかつて300を有していた販売網は晩年には60足らずだったのは事実。

いずれにしても、特殊性が強い日本の輸入車事情にいかにして立ち向かうかというしっかりとした戦略を立てられなかったことが要因の一つと考えます。
(参照: フォード日本撤退が「閉ざされた市場」という理由は本当か

そんなこんなでフォードが2016年末に日本市場から撤退してすでに半年近くが経とうとするこのタイミングで、フォード社CEOのマーク・フィールズ氏が退任するというニュースが駆け巡りました。

産経ニュースから以下一部引用します。

フォードのマーク・フィールズCEOが退任へ 業績不振、元マツダ社長
2017.5.22 16:43

米主要メディアは22日までに、米自動車大手フォード・モーターのマーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)が退任すると相次いで報じた。2016年10~12月期決算の純損益が赤字に転落するなど業績が低迷、CEO就任後に株価が大きく下落したことを株主から批判されており、事実上の引責辞任とみられる。

フィールズ氏は14年7月にCEOとなり、販売不振が続いていた日本から昨年で撤退するなどの合理化を推進。また、人件費が安いメキシコでの新工場建設を計画したが、雇用流出につながるとしてトランプ米大統領が就任前に批判。フォードは撤回に追い込まれた。

(引用終了)

マーク・フィールズCEOと言えば、マツダがフォードグループ下にあった1999年から2002年まで社長を務めた人物。

調べてみたら、現在でも使われている“Zoom- Zoom”というキャッチフレーズは彼の肝いりによるものだとか。

2014年よりフォード社CEOにマーク・フィールズ氏が就任。大規模リストラなど実績を上げた彼を持ってしても、近年では株価低迷が原因による引責辞任をしたのが真相のよう。

当初は大英断と思われた合理化も、販売戦略や時代などの判断を見誤ると経営責任を問われることに繋がる。最高経営責任者とはそんなものですね。こうした判断はドライです。

ようやく本題です。

さて、FJLの当時のCEO森田俊生氏が2015年6月のJAIA(日本輸入自動車組合)の特集記事で組まれたトップインタビューを読んでみると興味深いことがわかりました。以下一部引用します。

>この限定車(マスタング50YEARS EDITION)は左ハンドルのみですが、今年の後半には右ハンドルモデルや5.0リッターV8エンジン搭載モデルも導入を予定しています。
(引用終了)

これまでマスタングは左ハンドルのみのラインナップでした。純アメリカンなモデルなだけに当然と言えば当然のこと。それが、右ハンドルを導入する計画があったんですね。

2015年11月に名古屋モーターショーを訪れました。そのときにフォードブースで配布していたチラシをもらったんですが、それがコチラ↓

『2016年導入予定  右ハンドルモデル  日本初上陸!!』

その後年明けの2016年1月にはフォード社から日本市場撤退発表があったわけです。時系列で追っていくと、日本市場撤退はタイトなスケジュールの中での突然の発表だったことがわかります。

ところで、「ワン・フォード」という世界規模の販売戦略の中、実現した右ハンドル仕様のフォード・マスタング。日本の道を走ることの叶わなかった右ハンドル仕様のマスタングに出逢ってみたい!

  ≪画像は拝借しました。≫
左ハンドルが当たり前だと思っていたマスタング。日本の道路事情を考えれば、断然右ハンドルの方が合っています! もはや「マスタング=左ハンドル」で選ぶ時代ではないですね。

右ハンドル仕様のマスタングについては こちら に詳しいですが、興味深いことが書かれてありました。一部引用します。

>生産は左ハンドル同様、ミシガン州フラットロックで行われる。かつては「マツダ・アテンザ」(マツダ6)が生産されていた工場である。
(引用終了)

フォードは世界中に生産工場を持っていますが、マスタングはハンドル位置に関係なくアメリカなんですね。

もう一つ興味深いことが書かれてありました。引用します。

>フォードは右ハンドルのマスタングについて、イギリスとオーストラリアにそれぞれ4000台を割り振っており、そしてプレオーダーの段階でその数を完売している。これに対し、日本向けはわずかに500台と、ニュージーランド向けの600台より少ない数字だったという。
(引用終了)

世界的に見ても右ハンドルの国はせいぜい2割程度のはずですが、その中にあって日本向けが500台。この数字が多いと見るのか少ないと見るのか。日本のフォード車の事情から考えて結構多いような気がします。

さて、調べていて見つけたこの写真は船で陸揚げされたばかりの右ハンドルのマスタング↓

  ≪画像は拝借しました。≫
オーストラリアの港に到着したばかりの右ハンドル仕様のマスタングらしいのですが、この仕様が日本の道を走る姿をぜひ見てみたかったですね!

マーク・フィールズ氏の合理化策による日本市場からの撤退がなかったとしたら、右ハンドル仕様のマスタングが間違いなく日本の道を走っていたでしょう。

フォード車の日本再上陸は期待したいところですが、マーク・フィールズ氏の退任によって事態は変わるとはなかなか考えにくいでしょうね。もし、仮に再上陸が叶うならば、右ハンドル仕様のマスタングはぜひ導入してほしいですね。

※生産工場で右ハンドル仕様のマスタングの生産する動画を見つけたのでどうぞご覧ください。
Posted at 2017/05/23 22:04:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | フォード車 | 日記
2017年05月09日 イイね!

フォード・クーガのルビーレッドがあまりに希少すぎる

フォード・クーガのルビーレッドがあまりに希少すぎるこの記事は、レアカラーFord in Japanについて書いています。

世界にはさまざまなブランドのクルマが存在します。今はフランス車が一番自分の肌に合っていると思うので所有しています。

だからと言って、フランス車に偏重するわけではなく、各国各ブランドさまざまのクルマの動向を常に追って、フランス車というものを見るようにしています。

フォードももちろん興味の対象のブランドの一つ。ワンフォードと呼ばれるとおり、無国籍なのが現代フォードの特徴。世界規模で販売する戦略を立てているのですね。

そのフォード、残念ながら2016年末をもって日本市場から完全撤退しました。したがって、今となっては日本でフォード車を正規で買うことは叶いません。

日本で販売されていたフォード車には私にとって興味を惹くモデルが多かったのです。Ka・フィエスタ・フォーカス・モンデオ・トーラス・エクスプローラーなどなど。

その中でも今回取り上げる、“KUGA(クーガ)”ももちろん興味を惹くモデル。クーガはミドルクラスのSUV。もちろん世界戦略車であり、フォードモデルのうちでも重要な位置づけとなるモデル。

クーガについて、それほど造詣が深いわけではないので、私ごときが語れるわけではありませんが、今でも好きなモデル。その証拠にフォードディーラーを訪れてカタログをもらうことを怠ってはいません。カタログで一応は勉強しています(^_^;)

先日、お友達のロボ部長さんが、希少色のクーガを見つけられたというブログを記していらっしゃいました。あまりに興味深かったので、トラックバックさせていただきました。

詳しくはトラックバック先をご覧いただくとして、一部引用します。(勝手に引用すみません(^_^;))

>ルビーレッドのクーガが駐車されているのを見ました。日本で販売されたクーガとしては、最終期のTrendにのみ設定された色で、結果的にTitaniumのマグネティックとともに、ごくわずかの期間きわめて限られた台数の販売で終わった、クーガきっての希少色です。
(引用終了)

クーガと言えば、ホワイトをよく見かけるような気がします。

クーガの流麗なボディにはとてもよく似合うカラー。

で、ロボ部長さんが実際にご覧になったクーガというのが珍しい“Ruby Red(ルビーレッド)”とのこと。冒頭画像がそれですが、クーガ×ワインレッド系 という意外性がとてもいい感じ♪

これを見てとても気になってしまったので、以前フォードディーラーを訪れてもらってきたクーガのカタログを調べてみました。

まるで小冊子のような総数47ページにも及ぶ分厚いカタログ。2015年8月発行でした。さらに調べてみたら、新しいエコブースト搭載のマイナーチェンジがあった時期のよう。

カタログのカラーバリエーションのページを見てみると・・・

“Ruby Red(ルビーレッド)”ありました! 

“Titanium(タイタニウム)”と“Trend(トレンド)”の二つあるグレードのうち、下位グレードのトレンドにのみ設定があったカラーだったよう。

余談ですが、個人的にクーガのイチオシカラーは・・・

“Ginger Ale(ジンジャーエール)”。

カーキっぽいカラーがなんとも言えず、好みだったんです。…が、ルビーレッドを見てしまってからというもの、シブいワインカラーにも惹かれてしまいました!

また、ロボ部長さんは次のようにコメントされています。

>もともとクーガ自体、より装備が充実したTitaniumがメインだったため、国内割り当て台数は相当少なかったと聞いています。
(引用終了)

上位グレードが好まれる日本市場では、下位グレードの輸入台数が少数なのは輸入車の常。ましてや、“Trend(トレンド)”にのみ設定されている“Ruby Red(ルビーレッド)”なんて、日本では極少数なのでしょうね。

さらにロボ部長さんからの情報として・・・

>とはいえ、このカラーの中古車が1台、なかなか売れずにいますが。。
(引用終了)

ということで、調べてみました。

  ≪画像は拝借しました。一部加工しています。≫
これが、実際に販売されている“Ruby Red(ルビーレッド)”のクーガなんですね。たしかに、「希少色ルビーレッド」って記載あります!


  ≪画像は拝借しました。≫
これは見たことない取り合わせのクーガです。美しいですね! ぜひ生で見てみたいところ♪

2015年8月の小変更で導入された“Ruby Red(ルビーレッド)”。例の日本販売撤退発表があったのは2016年2月。

とすると、少なくともわずか半年しか販売されなかったとみて良いでしょう。さらに、日本市場では少数の下位グレードということからしても、“Ruby Red(ルビーレッド)の輸入台数っていったい?

勝手な推測ですが、20台いるかいないかというレベルなのではないかと想像されます。輸入車にはよくありがちな事案。希少すぎるだけに、想像するだけでも興味深いですね^^;

※日本では希少な“Ruby Red(ルビーレッド)のクーガの動画を見つけたのでご覧ください。
Posted at 2017/05/09 21:18:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | フォード車 | 日記
2016年02月06日 イイね!

フォード日本撤退が「閉ざされた市場」という理由は本当か

フォード日本撤退発表から10日余りが経ちました。

これまでに、フォードサイドのコメントやインポーターのコメントが発表され、それらについて取り上げシリーズ化して記したところです。

その後、フォードの日本撤退に関するさまざまな情報が聞かれるようになりました。ここで一つ興味深い報道がありました。以下、一部抜粋引用。全文は こちら

**********

米フォード、競争力不足で日本撤退    Forbes   2016/2/4  6:30

米フォード・モーターは1月25日、日本とインドネシアの自動車市場から撤退することを決めた。実地域担当社長のデイブ・ショック氏がこの地域の従業員全員に送った電子メールを、ロイター通信が入手してからのことだった。このメールにより、フォードは2016年末までに両市場からの撤退の事実を認めざるをえなくなった。それでもフォードは「閉ざされた日本市場」という決まり文句を最後まで唱え続けた。

発表されなかったこの撤退の直後、フォード広報担当のニール・マッカーシー氏はAP通信に対し、「日本は、世界のなかで最も閉ざされた自動車先進市場であり、同国の年間新車市場に占める輸入車の比率は6%にも満たない」と述べている。
   (~後略~)
(引用終了)
**********

「閉ざされた日本市場」というのはあくまでも常套句であり、彼らにとってはまさに都合の良い文句なのでしょう。事あるごとに使っているような気がしてなりません。

日本の輸入車市場はドイツ車が高いシェアという特殊性は確かにありますが、決して閉鎖的な市場ではないと考えます。

ドイツ車は現在ではそれぞれブランドの力があります。ここまで知名度を上げることには並々ならぬ努力があったことでしょう。フランス車もイタリア車もそれぞれのブランドが独自性をしっかりと打ち出して、顧客に受け入れられる努力が見られます。

同じアメリカ車ではジープやクライスラーはそれぞれコアなファンが多いようでブランドとして安定していると思います。GMの事情は・・・イマイチ疎くてよく理解できておりません(^_^;)

ところで、昨秋フォーカスがマイナーチェンジしましたが、とても興味をもったので昨年11月半ばにディーラーに出向いて試乗しました。

とてもよくできた真面目なクルマという印象。そのときに対応してくれた担当セールスマン氏は私がフォーカスに興味をもったことにとても驚いていました。

聞けば、フォーカスを見に来る客があまりいないそうで、私自身がシトロエンというヨーロッパ車に乗っていることに納得していたのが印象的でした。フォーカスについていろいろな話を聞かせてもらい、終いには「フォーカスどうですか?」って勧められました(笑  

担当セールスマン氏が言うには、エコスポーツは気負うことなく乗れるとてもいいクルマなんだそうです。

現在取扱っているフォード車の中で、セールスマン氏の一番のお薦めは断然エコスポーツだそうです。フィエスタの陰に隠れて地味な存在ですが、素性は良さそう。

さて、フォーカスを見るためにフォードディーラーを訪れたのは昨年11月半ばのことで、撤退アナウンスの2ヶ月前くらいのこと。日曜日の午後に訪れたのですが、店内は閑散としており、客は誰一人としていない状況。

セールスマン氏はとても気さくな方でざっくばらんにフォードのことをいろいろ話してくれました。かつてユーノス店も経営していたこのディーラーの母体。件のセールスマン氏は当時ユーノス店で営業していたそうで、AXやBXをたくさん売ったことやエグザンティアはいいクルマだと話していました。フォードディーラーでシトロエンネタで盛り上がったわけです(^^)♪

ヨーロッパ車っていいですよねというセールスマン氏。現場サイドはフォードをもっと売りたいという意欲を感じます。たとえば、こんなクルマ(仕様)を導入して欲しいというディーラーの思いはインポーターにはなかなか汲み取ってもらえないことの方が多いのかもしれません。

締め括りとしてひと言。責任転嫁としか思えない「閉ざされた日本市場」と言い切るフォードのコメント。今回対応してもらった末端ディーラーのセールスマン氏の「フォードに対する熱い思い」からすると温度差を強く感じます。彼のモチベーションが大きく下がっていなければいいなと心から願います。
Posted at 2016/02/06 22:25:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | フォード車 | 日記
2016年01月31日 イイね!

フォードKaにかけるインポーターの意気込み

フォードKaにかけるインポーターの意気込み今から20年前の1996年9月のこと。ヨーロッパ・フォードはKaというクルマをパリサロンの場で発表しました。

2ドアハッチバックと割り切り、まるでデザインスケッチからそのまま市販してしまったかのようなデザインはとても斬新なもの。

当時のインポーターでもあったフォード・ジャパン・リミテッドはKaを日本へ輸入することを決断。しかし、当初はMTしかラインナップになかったため、CVTの開発を終えてから日本へ導入することを検討していたそうです。

日本販売開始は1999年1月のこと。本国発表から2年余り遅れることになったわけですが、その間に日本向けに開発をしていたとか。

この2年余りの開発期間の正確な情報がなかなか伝わってきませんが、当時の雑誌を見てみると、実際にCVT仕様のKaを日本へ持ち込んで徹底的に走ってデータ収集に務めてしていたそうです。しかし、結果的にはCVT導入を見送り、MTのみの導入を決断したとか。

これはイギリス仕様のKaのカタログ。

日本導入当初にディーラーでいただいたもの。

そのイギリス仕様のKaカタログに差し込まれていたものがこれ↓

日本仕様装備諸元を記載した一枚もののリーフレット。

イギリス仕様とは異なる日本仕様専用装備として次のことが挙げられています。

  1.専用フロントバンパー
  2.専用エアコンディショニングシステム
  3.電動リモコン式ドアミラー(ヒーティッド機構付)
  4.フィックスド リアウィンドー
  5.ハイマウントストップランプ
  6.フロントシートベルトプリテンショナー
  7.フロントシートベルトロードリミッター
  8.マイクロンエアフィルター
  9.AM/FMカセット+2スピーカー(CDチェンジャーコントロール機構付)
 10.専用アンテナ
 11.ドアポケット内蔵カップホルダー(2サイズ対応)
 12.バニティミラー(運転席)
 13.シガーライター
 14.リモートテールゲートリリース
 15.カーゴルームランプ
 16.カーゴルームトリム


こうして見ると、日本向けの細かな仕様変更は結構あるようです。その中でもイギリス仕様との最大の違いはこれ↓でしょう。

奥のレッドが日本仕様で、手前のグリーンがイギリス仕様。一見すると見分けがつきにくいですが、よく目を凝らせばバンパーの形状が異なることに気付きます。

高温多湿の日本の気候に合わせ、強力なエアコンの開発とそれに伴うラジエターの大型化を図ったそうです。それらによるクロスメンバー強化の必要性。また、万全な熱対策によるエア・インレットの大型化などで結果的にはイギリス仕様比で約8kg増になったとか。

こうした電装系の日本仕様への大幅な変更によって、収まりきらなくなったそれら部品を収めるために、上記1で掲げたように、フロントバンパーが専用品のものへと付け替えざるを得なかったようです。全長が40mm延ばされました。

これだけの対策を施しながら150万円のプライスはかなりのバーゲンだったのでしょうね。戦略的で絶妙な価格と言えるでしょう。開発費にどれだけ掛けたのかわかりませんが、フォードサイドが日本市場のためにこれだけにも及ぶ改良を加えたということから強い意気込みを感じます。

ところで、ヨーロッパにはこんなKaが存在していました。


ストリートKa。

ピニンファリーナとの共作で生まれたオープンモデル。遊びゴコロを感じさせる面白いモデルで素直にカッコいいと感じます。日本でも発売されていたら良かったのにと思います。

さて、これはKaの特別仕様車「GT-Spirit」のリーフレット。

リアルーフスポイラーやスポーツサスペンション、カラードバンパー、レザーステアリングなどを装備して19万円高に抑えた169万円。「コノリー社製本革張りシート」なるものはさらに19万円のオプション。当時オプションで選んだオーナーがいたのでしょうかね。

このリーフレットによると、「GT-Spirit」は中部地区限定特別仕様車で限定50台とのことです。推測ですが、日本の各地域で限定で販売されていたのかもしれません。

Kaは戦略的価格で日本向けに特別な対策を施してまで導入したモデルでした。当時のインポーターの意気込みは十分伝わるのですが、残念ながら終始MTのみのラインナップということが祟って、販売増には繋がらなかったようです。結果的にはわずか2年で日本市場からは撤退を余儀なくされました。

日本市場の特殊性を理解していながら、当時のインポーターの判断が正しかったのか今となってはわかりません。些細なことかもしれませんが、こうしたことが日本市場からの撤退の一因だったと言えるのかもしれませんね。

※海外のTVCMと、三本和彦氏の「新車情報」を見つけたのでどうぞご覧ください。


Posted at 2016/01/31 21:12:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | フォード車 | 日記

プロフィール

「なので、次はジャーマンヴィンテージ発掘。底なしで完全にハマった(^_^;)」
何シテル?   11/03 08:22
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。その中でもフランス車が特に好きです。ブログではいろいろなことを記...
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