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2016年02月11日 イイね!

かつてのマツダの取組みM2 ~ちょっと旧いカタログから~

先日、フォード日本撤退についてブログに記す際、調べ物をするために過去のフォードやマツダのカタログ等資料を整理していたときのこと。

ちょっと旧いカタログが出てきました。それがこれ↓

アンフィニRX-7(FD3S)とフォード・マスタング(5代目)。

よく、片付けをしているときに懐かしいカタログが出てくると、片付けするのも忘れてつい眺めてしまうということがあるはず。それに似たもので、郷愁に誘われ時間の経つのも忘れてつい眺めてしまいました(笑


『スポーツカーの操縦では、必要最小限にして正確かつ素早い動作がすべての基本である。』

走りに徹したクルマゆえ、キャッチコピーが本格的なもの。

これは「ツーリングS」という廉価グレード。リアスポイラーが当たり前だと思っていたFDですが、レス仕様もあったのですね! なければないでスッキリしていると思います。4ATのみの設定。ちなみにこれは1994年3月発行カタログ。

一方、マスタング。

『フォードが、日本の道を変える。甦る伝説、NEWマスタング誕生。』

5代目マスタングは1994年に日本販売開始。このカタログの発行年の記載がなく判然としませんが、上の冒頭ページ写真のキャッチコピーからすると、日本販売当時のものと考えられます。


コンバーチブルもありましたね。割り切ったデザインは美しいですね。

個人的には5代目はマスタングの中では好きなモデルです。当時結構街で見かけた記憶があります。この当時は日本全国にディーラーが約300店舗あったとカタログに記載あるので、たくさん売れたのかもしれませんね。

さて、これらのカタログの裏表紙。

いずれのカタログに共通していることは、割と雑に貼られた「マツダロータリー世田谷」のシール(笑

「マツダロータリー世田谷」のシールをアップにしてみます。

住所を見てみると、「東京都世田谷区砧2-4-27 (M2内) 」。

M2と聞いてご存じの方もきっと多いはず。M2とはマツダモデルをベースに新しい商品を企画する目的でつくられたマツダのグループ会社ですね(^^)

M2が入っていたM2ビルとはこんな建物↓

  ≪画像は拝借しました。≫
当時としては斬新な造りの建物でした。手掛けたのは、新国立競技場を手掛ける著名な建築家の隈研吾氏によるもの。

この「マツダロータリー世田谷」のシールを見て、東京へ遊びで訪れた際に、わざわざM2へ立ち寄ったことを思い出しました。がしかし、RX-7とマスタングのカタログまでもらったことまではどうしても思い出せません(汗

ウィキペディアによると、M2が誕生したのは1991年のことだとか。ちょうどバブル全盛期で、マツダが国内で5チャネル化を推進していたまさにそのタイミング。シールには、全チャネルモデルを扱っていたとの記載ありますね。

M2と聞いて思い出されるのは、NAロードスターのM21001や1002、1028といった特別なモデル。


NAロードスター後期型とM2 1028のカタログ。

M2 1028カタログの裏表紙には・・・

「M2 INCORPORATED 」 の記載が。

今回M2についていろいろ調べていたら、コンセプトカーとして出してはみたものの市販化には至っていないモデルがたくさんあることを知りました。

たとえば、こんなモデル↓

M2 1004。オートザム・レビューをベースにフルゴネットタイプに仕立てたモデル。

実際に市販したモデルは決して多くはありませんが、新しいコンセプトを世に訴えて受け容れられようとするM2の取組みは大きな意義があったと思います。

残念ながら、バブル崩壊によってM2は1995年に解散したようです。当時マツダがM2で取組んだことは、現代の「Be a driver 」の考え方にしっかりと息づいていることでしょう。
Posted at 2016/02/11 21:01:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本車 | 日記
2016年02月07日 イイね!

イグニス発売が待ちきれなくてスズキディーラー訪問

イグニスが発売となるのは今月18日木曜日のこと。発売日まであと10日余り。すでにカウントダウンが始まっています。

もちろんディーラーに実車がまだ来ていないことは当然のことで重々わかっています。それでも何かわずかな情報でもいいから欲しいと思いました。

本カタログはおそらくないにしても、簡易カタログくらいはあるだろうと考え、スズキディーラーへ行ってみることにしました。

スズキディーラーを訪れたのは、正月3日にアルトワークス試乗で訪れた「初売りカーニバル」 以来ことし2回目。今回は前回と違うディーラーを訪れました。

ディーラー駐車場にはお客の車ですでに満車状態。外の展示車両をひと通り見てから入店。今回は、「初売りカーニバル」ではなく、「大決算カーニバル」だそうです。

スズキは戦略が巧いですね^^;

春に向けて新車が一番売れる時期ということもあり、店内は商談のために6つあるテーブルがすべて埋まっている状況。

ということで、セールスマン氏も対応に追われているらしく放置プレイでした(笑  まぁ、却って落ち着いて展示車両(ハスラー)を眺められるし、カタログもじっくり吟味できるので良かったです♪

カタログコーナーでイグニスのカタログを探したところ、イグニスのカタログ発見! しかし、他のクルマはたくさん陳列してあるのに肝心のイグニスは残り一冊! ニューモデルということもあり、人気の高さがこんなところから窺えますね^^;

この時点で任務完了です! 

さて、セールスマン氏の誰からも相手にされないので、静かにひっそりと店を後にしようとしたところ、年配のセールスマン氏が近寄ってきたので10分ほど立ち話をしました。

聞くところによると、すでに受注が始まっているそうで納期は1ヶ月から2ヶ月ほどだとか。スプラッシュとスイフトの間に位置付けられるモデルとのこと。

ウチへ帰ってカタログ眺めて妄想しました。装備違いで3つのグレード構成のうち、真ん中のMXグレードがいいかな。ボディカラーはこれ↓

フレイムオレンジパールメタリック。オレンジカラー好きにはたまりません♪

イグニス売れそうな予感がします。スプラッシュが候補から外れてしまった今、何年か先の我が家のセカンドカー候補No.1です。発売されたらまたディーラーへ出向いて試乗したいですね。でもその前に、カタログ熟読してイグニスについて勉強しとかなきゃ(^^)♪
Posted at 2016/02/07 18:02:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日本車 | 日記
2016年02月06日 イイね!

フォード日本撤退が「閉ざされた市場」という理由は本当か

フォード日本撤退発表から10日余りが経ちました。

これまでに、フォードサイドのコメントやインポーターのコメントが発表され、それらについて取り上げシリーズ化して記したところです。

その後、フォードの日本撤退に関するさまざまな情報が聞かれるようになりました。ここで一つ興味深い報道がありました。以下、一部抜粋引用。全文は こちら

**********

米フォード、競争力不足で日本撤退    Forbes   2016/2/4  6:30

米フォード・モーターは1月25日、日本とインドネシアの自動車市場から撤退することを決めた。実地域担当社長のデイブ・ショック氏がこの地域の従業員全員に送った電子メールを、ロイター通信が入手してからのことだった。このメールにより、フォードは2016年末までに両市場からの撤退の事実を認めざるをえなくなった。それでもフォードは「閉ざされた日本市場」という決まり文句を最後まで唱え続けた。

発表されなかったこの撤退の直後、フォード広報担当のニール・マッカーシー氏はAP通信に対し、「日本は、世界のなかで最も閉ざされた自動車先進市場であり、同国の年間新車市場に占める輸入車の比率は6%にも満たない」と述べている。
   (~後略~)
(引用終了)
**********

「閉ざされた日本市場」というのはあくまでも常套句であり、彼らにとってはまさに都合の良い文句なのでしょう。事あるごとに使っているような気がしてなりません。

日本の輸入車市場はドイツ車が高いシェアという特殊性は確かにありますが、決して閉鎖的な市場ではないと考えます。

ドイツ車は現在ではそれぞれブランドの力があります。ここまで知名度を上げることには並々ならぬ努力があったことでしょう。フランス車もイタリア車もそれぞれのブランドが独自性をしっかりと打ち出して、顧客に受け入れられる努力が見られます。

同じアメリカ車ではジープやクライスラーはそれぞれコアなファンが多いようでブランドとして安定していると思います。GMの事情は・・・イマイチ疎くてよく理解できておりません(^_^;)

ところで、昨秋フォーカスがマイナーチェンジしましたが、とても興味をもったので昨年11月半ばにディーラーに出向いて試乗しました。

とてもよくできた真面目なクルマという印象。そのときに対応してくれた担当セールスマン氏は私がフォーカスに興味をもったことにとても驚いていました。

聞けば、フォーカスを見に来る客があまりいないそうで、私自身がシトロエンというヨーロッパ車に乗っていることに納得していたのが印象的でした。フォーカスについていろいろな話を聞かせてもらい、終いには「フォーカスどうですか?」って勧められました(笑  

担当セールスマン氏が言うには、エコスポーツは気負うことなく乗れるとてもいいクルマなんだそうです。

現在取扱っているフォード車の中で、セールスマン氏の一番のお薦めは断然エコスポーツだそうです。フィエスタの陰に隠れて地味な存在ですが、素性は良さそう。

さて、フォーカスを見るためにフォードディーラーを訪れたのは昨年11月半ばのことで、撤退アナウンスの2ヶ月前くらいのこと。日曜日の午後に訪れたのですが、店内は閑散としており、客は誰一人としていない状況。

セールスマン氏はとても気さくな方でざっくばらんにフォードのことをいろいろ話してくれました。かつてユーノス店も経営していたこのディーラーの母体。件のセールスマン氏は当時ユーノス店で営業していたそうで、AXやBXをたくさん売ったことやエグザンティアはいいクルマだと話していました。フォードディーラーでシトロエンネタで盛り上がったわけです(^^)♪

ヨーロッパ車っていいですよねというセールスマン氏。現場サイドはフォードをもっと売りたいという意欲を感じます。たとえば、こんなクルマ(仕様)を導入して欲しいというディーラーの思いはインポーターにはなかなか汲み取ってもらえないことの方が多いのかもしれません。

締め括りとしてひと言。責任転嫁としか思えない「閉ざされた日本市場」と言い切るフォードのコメント。今回対応してもらった末端ディーラーのセールスマン氏の「フォードに対する熱い思い」からすると温度差を強く感じます。彼のモチベーションが大きく下がっていなければいいなと心から願います。
Posted at 2016/02/06 22:25:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | フォード車 | 日記

プロフィール

「@ロボ部長 さん、2桁ナンバーというのは凄いですね!しかもオリジナルを保っているなんて。もう感動モノです。」
何シテル?   04/11 20:50
クルマ大好きです。日本車、ドイツ車、イギリス車、イタリア車、フランス車、スウェーデン車などなど。ブログではいろいろなことを記していて、時には違った切り口で記して...
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