6月より継続したECUテストを行っている【TOYOTA GR Yaris DAT】のECU開発テストを行いました。
第1回目のTestでも確かな手応えを感じる事ができ、今回のECUテストまでの期間・ストリート・サーキット連続Lap 走行確認を行い問題ないレベルになっている事を確認しました。
第2回目の集中Testでは、高負荷域のTestに加え、アクセルパーシャル域のTurbo過給コントロールMapのTestを行い、より精度の高いECUデータになるよう作業しました。
ECU開発Test時には車両へ【データロガー・ノックアンプ・boost計】等のセッティングToolをセットUPして行っています。
目標とするTurbo過給圧を安定感ある状態で制御できるように、ECUデータ変更 → シャシダイチェック → データロガー確認 → データ変更と納得ができるまで繰返しTestを行いました。
⭐︎出力 比較データ
・赤ライン → SA浜松 SPORTS ECU → 322PS / 44.1kgm
・紫ライン → 純正 ECU → 274PS / 37.6kgm
☆トルク 比較データ
吸気・排気が純正仕様の状態でも SPORTS ECUセッティング後には
出力値【+48PS】 トルク値【+6.5kgm】へ進化致しました。
またドライブモードに対する【Turbo過給コントロール】を行う事で、Ecoモードでは
Lo Boost仕様のセットUPを行いました。
シャシダイ上でのECUテスト後の実走行チェックでは
アクセル パーシャル域 〜 全開域まで 目標 Turbo過給コントロールが正確に行えるようになり、SPORTS ECUの完成度が飛躍的に向上した事を確認できました。
また【ギア毎】のTurbo過給圧コントロールも行える等、大変魅力高い内容のECUになりました。
8月も排気パーツ【マフラー・キャタライザー】装着によるTestを行い、ECUデータが完成しだい販売スタートして行きます。
⭐︎TOYOTA GR Yaris【DAT】 SPORTS ECU テスト →
Vol.1
Posted at 2025/07/29 00:01:02 |
トラックバック(0) |
SAH Racingデモカー開発日記 | イベント・キャンペーン