
アイちゃんのタイヤをコストコで交換しました。
装着した銘柄はContinental・ContiEcoContactEP
(コンチネンタル・コンチエココンタクトEP)です。
コンチネンタルはドイツのタイヤメーカーですが、
今回のエココンタクトEPは『Made in France』でした。
いいですね~フランス産のタイヤw
製造も2011年の11月~12月の製造でほとんど揃ってました。
コストコでタイヤを購入したので交換工賃と窒素の充填が無料でした。
タイヤを組んでもらってから慣らしに行って来ました。
お腹が空いたので静岡までw
装着から100km走行するまでは時速80キロ以下で慎重に走りました。
新しく装着したタイヤはエアーが入って伸び、走る事によって熱が加わるので多少変形(伸びる)します。形状や内部構造材が落ち着くまでは急発進や急制動は厳禁です。
トレッドが一皮むけるまでタイヤの本来の性能が発揮できないので注意ですね。
ホイールにタイヤを組み込む時に塗ったビードクリームが乾く前に負荷をかけてしまうと、タイヤとホイールが滑ってしまい折角取ったバランスがずれて嫌な感じの振動等が発生する可能性があるので、注意して慣らしをしました。
静岡で生しらすを食べてきましたw
往復で250km。
まだトレッドが一皮剥けて無くて、タイヤ本来の性能は発揮出来て無いです。
トレッドパターンが気になりました。
銘柄は同じなのに前後でトレッドパターンが異なりました。
フロントタイヤ
リアタイヤ
フロントはコンチネンタルのサイトに乗っている『ContiEcoContactEP』と同じパターンですが、
リアタイヤはハイパフォーマンスタイヤの『ContiSportContact』にかなりそっくりなんですよ。
エココンタクトEPと刻印があるのに、リアタイヤのトレッドパターンだけスポーツコンタクト(笑)
コンチネンタルタイヤは奥が深そうだ…
前後でタイヤサイズが違いますが、トレッドパターンも違うなんて。
これは本当に意外でしたが、興味深いです。
個人的なインプレッションですが、
アイに純正装着されていた『Dunlop SP Sport 2030』に大きな不満は無かったです。
新車装着してから4年が過ぎても、賞味期限切れって感じは運転していて感じなかったけど、
サイドウォールやトレッドのひびが気になりました。
それとリヤに比べフロントタイヤの摩耗が結構進んでました。
アイとの相性は悪くないと思いましたね。
『Continental・ContiEcoContactEP』に履き替えてみてですが、
穏やかで素直なタイヤだと思いました。
芯がある感じで安心感があります。
『Dunlop SP Sport 2030』に比べると直進性が良いと思います。
ステア操作に対して、ステアリング中立付近からの初期応答の早さは『SP Sport 2030』のほうが応答性が良いと思います。『エココンタクトEP』がステア操作に対して反応が鈍い訳じゃないです。ドライバーのステア操作に対して穏やかでしなやかな印象です。リニアでより自然的な感じで、ステアリングからの情報量も豊富でドライバーの操作に対して車の反応が読みやすく、車の動きが予測しやすい感じもしました。ステアフィールは良好だと感じました。
高速安定性が向上したので疲れ難くなったと感じました。
程好い剛性感で乗り心地も良く、パターンのノイズもあまり気になりませんでした。
インプ君が履いている『Dunlop SP Sport MAXX』のパターンノイズが大きいのもありますが…
『SP Sport 2030』から履き替えましたが、高速安定性、ワンダリング性能、グリップ力、
ハンドリング、コントロール性、乗り心地等、不満は感じませんでした。
コンフォート性能とコントロール性能のバランスが良いと思いました。
アイはベースが良く出来ている車両なだけに、本当に運転が楽しいです。
最近のFWDの軽自動車とは一味違ったスッキリとしたハンドリングで、
ドライバーに忠実に動くので個人的には結構好みです。
ドライバー次第では、色々な意味で受ける印象が結構変わると思いますよ(笑)
タイヤ選びで注意した事は、
以前のブログに書きましたが。
タイヤを履き換えてみてタイヤサイズを変更しないで良かったと思いました。
『Continental・ContiEcoContactEP』のサイドウォールに刻印されている『UTQG』の数値ですが、
フロントタイヤ(145/65R15)
TREADWEAR:240
TRACTION:A
TEMPERATURE:A
リアタイヤ(175/55R15)
TREADWEAR:300
TRACTION:A
TEMPERATURE:A
同じ銘柄ですが、リアタイヤよりフロントタイヤのほうが摩耗が早そうです。
ちなみに『UTQG』はアメリカ運輸省が定めた『統一タイヤ品質等級基準』で、
タイヤのサイドウォールに刻印があります。
『TREADWEAR』はトレッド摩耗、対磨耗性能ですね。
アメリカの基準が『100』だそうです。
数値が高いほど耐摩耗性能が高く、長持ちするってコトみたいです。
『150』等級のタイヤは『100』等級に比べ1.5倍の耐摩耗性能で、減り難いタイヤであると言う事です。
『TRACTION』は、ウェット路面においての制動性能を表してます。
アスファルト路面とコンクリート路面での直線ブレーキテストの性能を示しています。
加速、アクアプレーニング、コーナーリング等は考慮されていないそうです。
『AA』、『A』、『B』、『C』で評価されてます。
『TEMPERATURE』は、耐発熱性能を示しています。
タイヤがどれだけ発熱し難く、放熱性が良いかを表しています。
高温状態が続くとタイヤに悪影響が出て寿命が短くなります。
評価が高いほど、熱ダレし難いとも言えますね。
『A』、『B』、『C』で評価されてます。
参考までに、自分がここ数年で履いてきたタイヤの『UTQG』の数値ですが、
『Continental・ContiSportContact2』
280・AA・A
『BRIDGESTONE・POTENZA RE050』
140・AA・A
インプ君で履いている『Dunlop SP Sport MAXX』
サイドウォールの刻印には、
240・AA・A
と記載されてます。