2015年12月21日
時間が経ってしまいましたが、先週スイフトマイスター決定戦に参加してきました。参戦クラスはNA-0!
昨年のスイフトマイスター決定戦に参加した際にLSDを壊してから1年。
ひとまず純正に戻すと決めたところに、オープンデフクラスが新設されるとの話が。
それからはSA京都ワンダーのS田さんのおかげでルールに車を合わせ込み、本気で初代チャンピオンを狙っていました。
11月の練習では前後R1Rで36”27の会心のタイムをマーク!
本番では車両重量が増えたものの、ドライバーは3kg減で多少相殺、TMフェンダー&前後71Rを投入し、35秒代を目標にしていました。これくらいのタイムが出せれば、優勝争いには絡めるはずと。
が、当日は雨・・・
数日前に突然天気予報が変わり、前日の予報でも朝は間違いなく雨。
で、当日起きたら案の定雨。しかも思ってたよりもしっかり降ってる・・・
ドラミでも雨での走行の注意があって、ウェットでいよいよ走行開始。
【フリー1】
以前に結果が出ていたので、フロントキャンバー5.8°のドライセッティングのまま、リアタイヤだけR1Rにしてコースイン。ESPも切って本当にドライ用で走ったら、滑る滑る!
青旗後ちょっと攻めたらすぐにB3でスピン!(後続の方、驚かせたせいでいっしょに回ってもらうことになってしまい、すいませんでした。)
その後も最終コーナーで回りそうになったり、とにかく滑ってタイムどころではない。
順位も8台中4位と、優勝狙うなんて言っていられる場合ではないとかなり焦りが。
キャンバーを戻そうかと考え始めますが、天気予報がはっきりしない・・・。見る天気予報によっては昼頃には止む予報も。
コース内は空く時間がないスケジュールなので、もし止んだらラインはすぐに乾いてくるはず。最速決定戦は14:35からだから、もし止むとドライセットが有利だなんて下心が決断の邪魔をします。
ひとまず上から上手な方達の走行を見て勉強しながら、どうするか悩みます。
【フリー2】
走行開始30分程前にS田さんに相談。信頼性の高い天気予報を教えてもらうと、回復の可能性は低い。
ずっとこのキャンバーで走ってきたこともあり、大きく仕様を変えることには大きな不安がありましたが、話をしたことで自分の中で踏ん切りもつき、キャンバーを戻す方向で決断をする。
2回目の走行には間に合わないので、タイヤの内圧調整とESPをこの枠では試してみることにしました。
すると、電子制御とは大したもので、走行開始すると全然違う!もちろん滑りはしますが、制御が介入してスピンまでいかない。この安心感が走る上で大きく、攻めていこうと思えるようになりました。
結果も自然とついてきて、1.3秒アップでクラス3位に浮上。
走行後に改めて天気予報を確認するも、やはり雨はしばらく止みそうにない。仮に止んでも、もう路面が乾くまではいかないだろうと判断し、予定どおりキャンバーを戻すことに。
幸いQFまでは少し長めの間隔があり、作業時間は充分。
【QF】
フロントキャンバーを3.5°まで戻し走行開始。リアに大盛りが入っているので、前後バランスは悪いですが、この際仕方ありません。
コースインして驚きました!フロントのグリップ感が全然違う!2枠目までが嘘のように前に進む!
これまでのタイムを見るに、NA-0でスーパーラップ進出者はおそらくいないだろうから、クラス5位以内に入れば優勝のチャンスはある!手応えもあり、5位以内に入れたであろう自信もありました。それでも誰かがスーパーラップに残っていれば、それは仕方ないと割り切って走ってました。
ピットインに戻ってきた時、ミノルさんが順位をアナウンスしているのが2位から聞こえました。
5位までに自分の名前はありませんでした。
デカい口叩いといて、残れなかったとショックでした。
まさかの1位通過でした!!!
もちろん全体では19位と、スーパーラップに残れるような成績ではありませんでしたが、一度ダメと思っただけに、この結果は嬉しかったです!
そして、この1位通過が後々結果に大きく影響しようとは、ミノルさんも、もちろん僕も知る由もなかったのでした・・・
つづく!
Posted at 2015/12/21 00:44:23 | |
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