たぬきのきんたのブログ一覧

入社試験を受けに行きました
　
「Ｊまるまる」という業界トップの企業へ。

面接で
「ウチの社員はみんなプロの貌だ」
「キミの顔はまだ子どもの貌だね」
「会社内へ部外者は普段立ち入れないが
会社訪問で，社内に入れてもらった学生は
みんな，ウチの社員のように活躍できると勘違いするけど
・・・できないからね！」
ってなお話しをされました。
　

「生半可な覚悟ではウチの仕事はやっていけないよ。」
って意味なのはわかるけど，
そんなら，そう言えばいいじゃないか？・・・と。

相手が入社希望だとはいっても，
とりあえずは部外の人間にえらく失礼な物言いだなと。


けど，
アドレナリン満々の学生が「御社の陸上部で活躍したいと思います。」
とか「柔道部で頑張ります。」ならいいけど

ゴルゴの顔して「射撃部に入れろ。」
って面接に来たら
・・・どうします？


って話でした。
m(_ _)m　わかりにくいですよね，例えが　

Ｊ○○の××さんという，
お名前の頭に
Ｊの文字を載っけたオジサマたちにお会いして，感じた事があります。
　

　
オジサマたちは，かつては日本を背負って活躍していたかも知れません。
しかし今，自分が日本を背負う事が出来ないことは，ご理解しておられるので
しょうか？
　

オジサマ方が，かつて活躍された事は大切にしたいと思います。
さまざまな，苦労・困難を乗り越え，努力を重ねた証としてのご活躍であったと思います。
でも，今はどうでしょう？
　
今は，次の世代を担う若者たちに自分の持てるノウハウを伝え，
若者たちに，結果を残してもらってこそ，今自分が生きていくが価値が
ある（活躍された方ならではの，より大きな価値を見いだすことができる）のでは無いかと。

　

　
ノウハウを伝える前から，
結果を残してもらう前から，
オレ様的な態度を示される事はいかがなものかと・・・
　

　
みんながみんな，そうだった訳では無いのだけれど，
そういう話し方をされるオジサマが確かに居られました。
　

　
「誰から」
「何のために」
お金を頂いて自分が生きているのか
もう一度，考え直して頂きたいと思いました。

自分がジジイ・ババアになって年老いて
かつてのように活躍ができなくなったとき
世の中を支え，動かし，自分のお世話をしてくれるのは
いったい誰なのか，
　

もう一度
思い返してほしいと思った次第です。
　

　
人生の折り返し地点を越え，
自分の今後にどのような価値があるのか
どのような価値を見いだすことができるのか
しみじみと考える，今日この頃。
　
頑張れニッポン！
頑張れオジサマ！
頑張れ若者！
頑張れオイラ！
　

　

ちと，クドかった・・・か？

射撃をやっているお友達は，みんな優しくてスマート（体型じゃない）
な人ばかりです。顔に「いい人」と書いてあります。
　
　
　
　

弾が人間に当たれば何が起こるか，想像に難くないことなので
法律の縛りをかけ，戸籍から始まって，職歴，住所歴，
精神疾患やら，ご近所の評判まで確かめなければ
弾の出る銃は触らせてもらえませんから。
　　
　
　

射撃競技では
自分の狙いと結果が少しでも違っているなら，
何が原因かを即座に分析し，
的確な対応ができなければ高得点は望めません。
　

　　　
ピンチで動揺すれば，
姿勢は安定しなくなり，引き金を引く指も思うように動かなくなり
弾は本来向かうべき方向へ向かわなくなります。
いったん銃口を離れた弾の向きは，修正のしようがありません。
　
　
　

アドレナリンが，パフォーマンス向上につながる競技とは
少し違っている部分です。
楽器の演奏や物づくりと共通する部分もあるのでしょうか。
その人が優れた射撃のパフォーマーかどうかは，手を見ればわかる
ことがあるかも知れませんが，決して顔に「強い」とか「巧い」とか
書かれていないでしょう。
　

人の言葉も射撃と同じで
自分の狙いと結果が少しでも違っているなら，
何が原因かを即座に分析し，的確な対応をしなければなりません。
ピンチで動揺すれば，
姿勢は安定しなくなり，言葉を放つ唇も思うように動かなくなり
言葉は本来向かうべき方向へ向かわなくなります。
いったん口をついた言葉は引っ込めようもなく
結果として，傷つけるつもりのない人を傷つけることにもなりかねません。
顔に「いい人」と書いてあっても
思った通りに話せるかどうか，顔には書いてなかったように思います。
 
射撃においても，言葉においても怒りは，決して良い結果をもたらしません。
　
　
最後まで，冷静に
自分のなすべき事を，確実にやり遂げなくてはなりません。
少なくとも60発を撃ちきるまでは。
 
　
　　
チビたちがどんどんと成績をあげているのに
オヤジが万年初心者である理由は，この辺りにもあるようです。
むかし「たんきのきぬた」という言葉を教えてくださった方がいましたが
我ながらいつまで経っても成長が無いようで・・・。