
午後からは場所を変えて『ダンロップ』の試乗会っす。
泉大津フェニックス広場。 フェスとかもやってる所かな? むちゃくちゃ広い駐車場っす。
そんなところにプリウス2台、マークX2台。
会場入りしたら第2部の方達がスキール音を・・・。
タイヤの試乗会なのに・・・。
楽しそうじゃないっすか!!!
今回のダンロップ試乗会は『LE・MANS4 LM704』っす。
『特殊吸音スポンジ』搭載型タイヤの進化版っす。 その効果は静粛性。 とは言え、そのノイズの対象はタイヤが地面に接する時のロードノイズでも、タイヤ表面の風の流れが発するパターンノイズでもないです。 これらタイヤの『外』で発生するノイズとは別に、『内』側で発生する『空洞共鳴音』を吸収・低減します。
『空洞共鳴音』とは、簡単に言ってしまえば『太鼓』のように叩けばその内側で響いて大きくなる音。 つまりタイヤが走行中、段差や路面のつなぎ目を越えた時に発生する『パタン音』を小さくします。
この効果は実際の走行中はいろいろなノイズが発生しているので分かりにくくはありますが、ふとした時に体感します。 試乗会では荒縄の上を越えて行きますが、対抗馬の『パタンッ』と比べて、ル・マン4は『ポコン』と少しマイルドになった感じ。 その部分の静粛性に特化したタイヤです。
また、ル・マン4はラベリング制度対応となるため、省燃費性能も持たされました。 これからの時代のタイヤは、もはやこれが当たり前になるんでしょうね。 良いことです。
ですが、省燃費性能はウェット(濡れた路面での)性能との二律背反。 第2部の方達のように限界性能を見ることにしましょう!(笑) ドライ路面ですがw
対抗馬タイヤもエコタイヤで、グリップ性能はほぼ同等。 ですが、横方向へのタイヤ剛性感があり、印象としては突っ張る感じで踏ん張ります。 タイヤがスライドしても次への行動がコントロールしやすいです。 ドライ路面での感触ですがw
でも乗り心地が硬いとは感じません。 最近のエコタイヤは、単純に「タイヤを硬くして転がり抵抗を減らす」ひと昔のエコタイヤとは違った技術で省燃費に貢献する技術に国産タイヤメーカーも移行しています。 熱のコントロールだったり軽量化だったり。 なので安全性を犠牲にすることなく、省燃費性能を稼ぎます。 もはや二律背反とは言えなくなってきているのかも知れません。
ぶっちゃけ、ル・マン4は「何か特化した性能を持ったタイヤ」とは言いにくいタイヤです。
ですがなんでしょう!? この楽しさは!!
エコカーのプリウスだって、少しパワーもウェイトもあるマークXだって、車を走らせる・コントロールすることが楽しくなってきます!! 絶対的グリップ力があるわけではないのですが、その分コントロールしやすい低速域での車との一体感が得られます。 スポーツカーではなくても、実に楽しい気分になります。
車種を選ばず『車を走らせる楽しさ』を得られると言った性能を持ったタイヤ。
これって実はすごく大事な性能じゃないいすかね?
*私個人の感想です。 評価を決めるものではございません。
Posted at 2011/05/04 14:13:23 | |
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タイヤ | 日記