2001年6月、ホンダ・ロゴの後継者として、フィットは発売されました。発売当初は、GDの型番で1.3Lの86馬力を発生するSOHD i-DSIのエンジンが搭載され、トランスミッションは、シビックなどに搭載されていたホンダマルチマックの進化版、ホンダマルチマックSというCVT(無断変速)が設定されていました。
発売当初、世はコンパクトカーブームということもあって、非常に人気が高く、登場年の2001-2002日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
そして翌2002年、110馬力を発生する L15A型 1.5LSOHC VTECを搭載したフィットが登場しました。マルチマックSとホンダが誇るスポーツの真髄VTECが備わった非常に頼もしいフィットの登場でした。当時ハンドルのスイッチで変速ができるというのも、非常に斬新でした。
そういった、ホンダらしさが非常につまったフィットは、2002年の年間販売台数でトップになるほどの人気となりました。
2002年には、姉妹車のフィットアリアも登場しました。フィットアリアは、VTECを搭載することはありませんでしたが、1.3Lのフィット同様に1,300cc SOHC 8バルブ i-DSIエンジン(86PS)モデルと、L15A型1,500cc SOHC 8バルブ i-DSIエンジン(90PS)モデルの2ランナップとなっていました。
その後フィットは、数回のマイナーチェンジ(HIDヘッドライトの装備や、キーレスエントリーのアンサーバック・LEDブレーキランプ仕様など)を経て2007年10月にフルモデルチェンジし、GE型となりました。FITのロゴは、『Fit』から『FIT』に変更され、エンジンは、L13AとL15Aの従来どおりのエンジンが搭載され、i-VTECへと進化しました。1.5LのフィットはRSという称号になり、リアのディスクブレーキ化、16インチのアルミホイールなどよりスポーティーな仕様となりました。
さらに、GE型は、ホンダのエアウェイブに実装されているスカイルーフ(ルーフが丸ごとガラスになっている)使用も選択できるようになっています。
販売数の方は、初代のGD系同様に非常に人気が高く、2007年度登録乗用車販売台数でトップを飾っています。翌2008年では、
登録車販売台数で1位となりました。
Posted at 2009/09/07 02:13:14 | |
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