
いよいよ第一部も終了・・
タケシの成長を楽しんでいただけましたか?
第二部はいよいよ雨のバトルが開始という風雲急を告げる内容で、気が向いたときに連載開始いたします。乞うご期待!!
ではここから・・
F 235/35 ZR19 ・R 265/35 ZR19 のタイヤサイズを履きこんだPzeroは、素晴らしいパフォーマンスでタケシのドライビングをサポート。
RE050のような静粛さはないし、ウエット時の安定感もRE050に軍配だろう。
しかーし、ドライグリップの高さとマナーの良さは、ミシュラン社の誇るトップパフォーマンスタイヤ、
他社からこぞってリスペクトされる至高のタイヤ、パイロットスポーツ2さえも凌駕!
中速から高速コーナーは、横Gと戦い、盤石なグリップを提供。低速コーナーは、新開発のコンパウンドと、タイヤパターンで縦方向への強力なトラクションを約束。
「ふふーーん、だいぶミシュランPS2を研究し尽くしたな・・」
コーナーでの安心感はPS2は相当高いレベルである。このP ZEROはその安心感にさらに粘り気のある感じがプラスされている。
ひょっとしたら、サーキットでも好タイムを刻むことが可能なのではないだろうか・・
しかし・・引き換えにライフ面ではあまり持たないかも???
さて、コースは中低速セクションの終盤は、リズミカルに駆け抜けることのできる70R前後のコーナーと直線を繋げたコースとなっていく。
タケシは、NewBoxsterと会話を交わしながら、いまだ粗削りながら、少しずつそして探るようなドライビングを味わっていた。
ドライビングの奥深さと喜びを改めて噛みしめていた・・・
一旦は日差しが覗いた空も、今や向かう方向には低い雲が垂れこめ、今にも泣きそうな表情をみせている・・
コーナー正面に見える木々は葉が裏返るような風が起き始めていた・・
ヒューーーーー・・・
「雨になるな・・」ポツリ呟く・・
雨は当然ながらリスキーな走りを余儀なくされ、スピードレンジも落ちるだろう。
特にミドシップの場合、スライドした場合のコントロールは難易度が相当高い。
4輪ともグリップを失い滑り出してしまったら・・どのような対処も出来なくなるのだ・・
当然タケシもまた、スピードレンジを抑えつつ、湿潤路面への対応も試してみたいという衝動に駆られている自分もそこにいた・・・
しかし、なんとか、本降りになる前にこの自分に課せられたカリキュラムを終えたいものだ。まだまだドライ路面では学ぶことがたくさんあるんだ・・
このとき、タケシはまだの背後から忍び寄る影を認識するすべは無かった・・・
漆黒の森をハイスピードで駆け抜ける一台が、ひたひたとタケシの背後に迫ろうとしていた。
「ばァァァーン、バスッ!!くォーーーーーーーン!!バスッッ!」2ペダル、シフトチェンジ時特有の音を響かせながら・・・・
―続く―