先週は3連休を利用して一泊二日のドライブへ行ってきました。
初日は広島県へ。
山陽道を使って一気に移動する予定でしたが事故渋滞にハマりました・・・。
しかし、ツーリングアシスト機能が大活躍。
無事、渋滞区間を抜けて再出発です。
高速を降りる頃には丁度お昼だったのでまずはランチタイム!
やってきたのは広島県呉市にある「クレイトンベイホテル」
このホテルの1階にあるカフェ「コート ダジュール」に目当てのメニューがあります。
それが「一期一会 護衛艦かがカレー」
辛さは選べませんが中辛程度。
カレーにキャベツの千切りは合うのかと思いましたが、普通に美味しく食べられました。
ぺろりと完食!
護衛艦や潜水艦ごとにカレーのレシピが違うらしく、呉市周辺のお店でその味を再現したカレーを食べる事が出来ます。
ただし、呉に配備されている護衛艦限定かな?
クレイトンベイホテルでは3種類のカレーが食べられるみたいです。
海自カレーを堪能した後は次の目的地へ。
クレイトンベイホテルから数分。
「てつのくじら館」に到着。
実際に使われていた潜水艦なのですが、これがデカい!
テレビでしか見た事の無い物なので、こんなに大きいとは思っていませんでした。
車と比べると大きさが分かると思います。
潜水艦に入る前に併設の資料館の中を通ります。
入場料は無料。
最初の展示内容は機雷。
海に囲まれた日本は戦中も戦後も機雷に悩まされていたようです。
写真は20mm機関砲。
アンカーから切り離したて浮上した機雷をこれで撃って爆破したらしいです。
お昼に食べたカレーはこの護衛艦のカレーを再現した物です。
ヘリコプター搭載護衛艦「かが」
他にもいろいろな展示品を見つつエスカレーターを登ると、メインの潜水艦内の見学へ!
これは士官専用の寝台なので普通の乗組員はもっと狭い所で寝るんでしょうね。
通路は人ひとり分程度の広さ。
たくさんの配管とバルブが見えます。
潜望鏡は2つありました。
実際に覗くと外が見えるみたいです。
聴音機(パッシブソナー)
ピコーン!と言う音を出すアクティブソナーと違い、周辺の音の方角を特定するソナーなので敵に気付かれません。
潜望鏡のあるブリッジの真下には広い魚雷室があります。
写真では分かりづらいですが魚雷がデカい!
潜水艦内を堪能した後は、向かいにある「大和ミュージアム」へ移動
追加料金を払えば特別展示を見る事が出来ます。
この時は戦艦「長門」に関する物でした。
金剛型戦艦の動力を生む「ヤーロー式ボイラー」
重油と石炭が燃料です。
機密保持の為、配布が中止された進水記念品である「湯呑」と「風鎮」
廃棄処分されたはずが関係者がこっそり持ち帰ったので現存しているらしいです。
戦艦「大和」の設計図。
こちらも機密保持の為、ほとんどが処分されてしまったようです。
普通にアルファベットや英語が使われてるんですね。
戦後に関する展示品の中にマツダの3輪車がありました。
エンジンとトランスミッションをアルミ合金で一体鋳造した日本初の3輪車だとか。
「マツダ号GB型三輪トラック」
空冷701cc・15.2馬力
そして、大和ミュージアムの一番の目玉。
1/10サイズの戦艦「大和」の模型です!
46cm3連装主砲
こちらは船尾。
150,000馬力の出力で排水量64,000トンの船体を時速50kmで走らせます。
大和の特大模型の隣は大型展示室になっています。
こちらは零式艦上戦闘機。
ゼロ戦の名前が有名ですね。
こちらは模型ではなく実物です。
砲弾の展示もされていました。
左側の3つは大和の主砲から発射される46cm砲弾。
大人でも中に入れそうな大きさです。
駆逐艦に命中したけど貫通してしまったと言う逸話があったような?
展示室をぐるっと囲む通路があるので上からも眺める事が出来ます。
大和の模型がある場所も同様です。
紹介したのは大和ミュージアムの展示品のごく一部。
まだまだたくさんありますが、撮影禁止の物もあり載せきれないのでここまでにしておきます。
大和ミュージアムでお土産を買った後はこの日最後の目的地へ。
市街地の複雑な道を何とか通り抜け「さざなみスカイライン」に到着。
「鉢巻き展望台」付近からの景色です。
さざなみスカイラインは2車線の道ですが道幅が少し狭い。
それに加えて路肩の溝や道路にはみ出した草に注意しないといけないので運転には気を使いました。
崩れた斜面の補修工事の為、交互通行の場所もちらほら。
時間が丁度日没前だったので夕日は綺麗でした。
そして、さざなみスカイラインを登りきってもゆっくり散策する時間は無く、すぐに引き返す事に。
翌日は島根ドライブなので、呉市から2時間ほど掛けて島根県寄りのビジネスホテル「ホテルアルファワン三次」に宿泊。
疲れていたのでベットに横になるとすぐに眠ってしまいました。
翌朝は曇り空からのスタート。
気温も0度と冷え込んでいましたが、時間が経つとだんだんと青空が広がってきました。
2日目最初の目的地に向かう為に通った何気ない田舎道ですが、非常に走りやすく気持ちいい!
そして、目的地の「たたらと刀剣館」に到着。
謎のオブジェが迎えてくれます。
建物はそれほど大きくありません。
メインの展示スペースはここだけです。
日本刀を今まで見た事が無かったので、ここにやってきたのですがまず最初にこの剣が迎えてくれました。
神楽に使う為に作刀された「天叢雲剣(想定作刀)」
神話には詳しくないのでよく分かりませんが、一度は聞いた事がある名前ではないでしょうか。
そして、なぜが本物の「火縄銃」も展示されていました。
ホルスターに入っていない実銃を見るのは初めてです。
刃渡り70cmほどの太刀。
美術品としての価値があるのも納得の美しさでした。
槍の穂先も展示されていましたが、これが500年以上も昔の物とは思えないですね。
550年前の刀。
550年前の刀の切っ先。
波紋が薄いですね。
刀の研ぎを比較した物です。
こちらが研磨工程1
そして研磨工程5(完成研ぎ)
日本刀の断面を見る機会はまずないですよね。
中央の少し色が違う部分が「心鉄」と呼ばれる部分です。
刃先に比べて柔らかいので日本刀がポッキリ折れないのは心鉄のおかげ。
たたらと刀剣館を後にして、次の目的地へ向かいます。
途中の駐車場で1枚。
紅葉が見頃を迎えていました。
そして、ドーンと見えてきたのは目的地である「三瓶山」
この三瓶山をぐるっと回る周遊路は2車線で路面も良好なので非常に走りやすくてオススメです!
三瓶山の北側にあるお店で昼食。
ご当地バーガーが食べられます。
注文した「三瓶バーガーセット」
バーガー自体は普通に美味しかったです。
ポテトがカリカリホクホクでかなり好みだったので大満足!
昼食を摂った後は、残り半分の周遊路を走ります。
木々に囲まれて木漏れ日の中を走るワインディング区間もあれば、こんな直線もあったりします。
もちろんサンルーフは全開。
あっという間に走り切ってしまった三瓶山の周遊路。
時刻は午後2時頃。
ここが今回のドライブで一番楽しかった場所でした(*´∀`*)
まだ目的地は用意していましたが、ここからでは結構遠く帰宅時間を考えてここで帰る事にしました。
そして、帰宅途中でついに総走行距離が10,000kmに到達!
フォレスターが納車されてからほぼ3ヵ月で5桁です。
渋滞に巻き込まれたり、ドライブ2日目は少し風邪気味だったりと想定外の出来事もありましたが、広島と島根を満喫したドライブになりました。
三瓶山はまた何かの機会に行こうと思います(*´∀`*)