タービン交換時の注意

知ってる人は当たり前ネタなので、読み飛ばして下さい。。

タービンを交換したり、取り付け直しした後に、何か調子悪いとか、思ったよりパワーが上がらないという時は、タービンが焼きつきかけているのかもしれません。

タービン軸はメタルであってもボールベアリングであっても、潤滑や冷却はオイルラインでまかなっています。
タービン自体、かなりの高温になる事は誰でも知っているのですが、意外と取り付け後のトラブルは知らない方が多いようです。

とは言っても、特別な作業ではなく、写真のようにオイルラインを取り付ける前に、オイル差しで、タービンにエンジンオイルを満たし、ＩＮ側でもEX側でも良いので手でブレードを回し、オイルを良くなじませて、オイルラインを取り付けて下さい。
取り付けた後、すぐにエンジンを掛けずに、セルを「エンジンが掛かる前に止めて」を繰り返し、オイルポンプを回し、オイルラインにオイルが行き渡ってからエンジンを掛けましょう。

新品タービンや長期外していたタービンは、言うに及ばず、私はタービンを取り付け直す時にも、必ずやってます。ってか、しなくちゃダメです。

私は、要らなくなったタービンは軸までバラしてみますが、管理の悪いタービンは軸が焼けて色が変わり、オイルスラッジ（ってか炭）がタップリ蓄積してます。。

これだけで、タービンの寿命やトラブルの回避に、必ず役に立ちます。