RSウイルスは、
RNAウイルスの一種。
ウイルスには、
DNAウイルスと
RNAウイルスに大別されるが、
RSウイルスは、
RNAウイルスに
属するウイルスである。
基本的に、
ウイルスには、
特効薬が少なく水泡ウイルスなどには、
アシクロビルという特効薬があるが、
(第二世代抗ウィルス薬としてバルトレックスもある。)
ウイルスで特効薬があるのは少ない。
代表的なのは、
HIVウイルス。
こちらは、
特効薬はないものの進行を抑える薬剤が開発されている。
【余談】
ウイルスは、
生物学的には、
生物には属さなく
(要は生物に属さないある意味不思議な存在だが、
ヒトなどに寄生しなければ生きていけない。
(生物ではないので生きていけないというのは明確な表現ではないが:増殖し存在できない。))
DNAもしくはRNAウイルスの種類に大別される。
よく勘違いされがちなのが、
抗生剤で治ると思われががちだが、
抗生剤は、
細菌類へ効果を発揮する薬剤である。
基本的な薬理作用としては、
菌の種類にもよるが、
菌は植物の細胞構造を有しており、
細胞壁がある。
抗生剤は、
その細胞壁に作用して、
細胞壁を破壊し菌を死滅させる作用機序である。
人間の細胞には、
その細胞壁がなく細胞膜で浸透圧などを調整している為、
基本的構造が異なっている。
抗生剤を用いるのは、
あくまで合併症予防や対症療法として使用される。
以下、
<引用>
遺伝子配列は決定されていて、
A型とB型の二つの型に分類できる。
ウイルス株間での差違は大きい。
環境中では比較的弱いウイルスで、
凍結からの融解、
55℃以上の加熱、
界面活性剤、
エーテル、
次亜塩素酸ナトリウムをふくむ塩素系消毒薬などなどで速やかに不活化される。
国立感染症研究所の安井良則主任研究官は
「この病気はかぜと間違われやすいが、
熱が下がってもせきが続き、悪化しているようであれば、
早めに医療機関を受診して重症になるのを防いでほしい。
また、
手洗いのほか、せきやくしゃみを人に向けないようにするなど感染対策を徹底してほしい」
と呼びかけています。
<引用ここまで>
やはり、
うがい手洗いは、
感染予防の第一砦であることは、
間違いない。
ただ、
このウイルスは、
乳幼児に感染し中には肺炎など重症化するケースもある。
基本的に、
1歳時までには感染し、
2歳時までには100%が感染し一生涯、
再感染を繰り返すとされている。
ただ、
重症化しやすいのは乳幼児であり
乳幼児のいらっしゃる方々は、
感染予防に努めたいのは必須だ。
症状としては、
呼吸器系への症状が主である。
もし、
感染してしまったら
治療としては対症療法が主である。
(合併症予防も含め)
2004年以降で最多ペースで推移しているとの事。
感染予防を徹底しましょう。
Posted at 2011/09/28 00:38:34 | |
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