
ってなわけで長いこと乗ってたパレットSWだけど、走りはもちろん、見た目、さらには人の評価を知るにつけ、つくづく軽自動車もトンでもない領域に入ってきたなぁ、と再確認させられましたね。普段、贅沢なナンバー付きばかり乗ってたら見逃しちゃいそうでかつ大切な時代の進化。
とにかく、<不満らしい不満がない>のよ。最近の軽自動車では言い尽くされた言葉だけど、パレットSWは特にそれがない。マジメな話、黄色いナンバーを意識しないと、軽だと認識しない人も多く、ある意味、ビールを超えた発泡酒や雑酒、コーラを超えたノンカロリーコーラに近い。でなければ150万円、160万円という値段で売れるわけがないし、完全にオキテ破り。
それにいちばん貢献しているのは実はデザインだったりする。過去一連の超スペース系は、<なんでこんなに広いの!>という驚愕の広さで、ユーザーに衝撃を与えていたけど、パレットSWは違う。<この迫力、軽じゃないでしょ?>というデザインを与えたんだと思う。
一見、シャープなヘッドライトといい、膨らんだフェンダーといい、その超スペースを必要以上に強調してない。でもそのバランスの良さが、<軽らしくない感じ>を生んだのかとも思う。
このクルマがまた軽の領域を1つ広げてしまった…そんな気がしますねぇ。
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2010/04/16 11:42:34