この手の話は2回目です。前の廃油ストーブとはまた違うタイプになります。
なにやら世間ではDIYをする人たちの間で廃油ストーブが流行っているらしい・・・
便利なものに目がない自分はこういう話が大好き!
早速インターネットで情報を集める・・・
なるほど。
簡単に言えばオイルと名がつくものであればなんでも使える上に、大変暖かい代物らしい。
単純な構造で作ること自体は難しくないみたい。
よし!作ってみるか! そんな感じで作り出したのが2月のはじめでした。
え?もう5月の半ばだって?
そうです。色々試したりしてるうちに春になっちゃいました・・・
でも作ったからには今年の冬には活躍してくれるはず!
(まだ未完成なのに)
そんなこんなで自分の作ったストーブ制作記です。
構想を練ること3日間
どんな廃油ストーブを作るか?
・電気やファンが必要なく自律稼働できること。
・着火&消化が簡単であること
・煙が最小限の排出であること(臭い含む)
・構造がシンプルであること
・安定した燃焼効率であること
・なるべくお金をかけずに作れること
素人が作るものとしてはかなり欲張りな目標かもしれないけど、目標は高いほうが燃える!
まずは鉄の廃材を集めるとこから始めました。
・厚み2mm以上の鉄板(端材)
・新品に交換していらなくなった何かのボルトとナット
・○メリで買ったステンレスの煙突
この三つを集めて製作開始!
煙突は4.2mmの穴を6方向に互い違いにあけました。(煙突が2次燃焼室)
箱(1次燃焼室)の寸法は長方形
煙突差込口と蓋を一体化(中の掃除を簡単に行えるようにするため)
蓋には兆番を溶接
正面に空気取り込み口&吸気量調節蓋
中身
空気取り込み口から入った空気を、燃焼する廃油に当てるようにするため、ダクトを作って溶接します。
底面は燃料を残らず燃焼させるように吸気側を低く、煙突側を高く。高低差をつけてます。
試運転中
轟々音を立てて燃えてます。煙も臭いもほとんどありません。
着火するときは灯油を使えば素早く運転状態に持ち込めます。
消火は中の燃料が燃え尽きるまで何も出来ません
(吸気を止めるとバックドラフトの危険)
非接触温度計を使って温度を調べたところ、
箱が300~350℃
煙突下部400~上部620℃
燃料消費量1時間1Lくらい
あとは給油口をつければ本当に完成!
Posted at 2015/05/18 21:43:13 | |
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