犯行予告の容疑者 再逮捕 車2台放火の疑い 宮城・白石
宮城県警捜査1課と白石署は9日、建造物等以外放火の疑いで、宮城県白石市祢宜内、無職桜井清被告(45)=窃盗罪で公判中=を再逮捕した。
逮捕容疑は、2009年12月3日午前11時5分ごろ、白石市柳町の月決め駐車場で、損害保険会社の営業車2台の前タイヤ付近に、有機溶剤を染み込ませた段ボール片に火を付けて置き、2台を全焼させ、周辺に延焼の恐れを生じさせた疑い。桜井容疑者は「全く身に覚えがない」と否認している。
県警によると、現場では焼けた段ボール片のほか、有機溶剤の缶の燃え殻が見つかった。現場付近では桜井容疑者の目撃情報もあったという。桜井容疑者は当時、放火被害に遭った車を使っていた損保会社の代理店を経営しており、桜井容疑者の代理店事務所からは有機溶剤が見つかった。
白石市内では09年10月から10年1月にかけて、十数件の連続放火事件が発生。県警が慎重に関連を調べている。
桜井容疑者は10年1月5日午後、白石市のホームセンターで塗料用シンナー1缶を盗んだとして、ことし10月7日に逮捕され、窃盗罪で公判中。11月25日の初公判では「盗んでいない」と無罪を主張した。
県警はその後、桜井容疑者が09年12月、白石市長らに「ことしも放火しまくるぞー」などと、河北新報社白石支局には「支局が燃えるかもな…」などと印刷した年賀はがきを、それぞれ送ったとして、威力業務妨害と脅迫の疑いで再逮捕した。
仙台地検は9日、脅迫罪で桜井容疑者を起訴。白石市長らへの威力業務妨害容疑については処分保留とした。捜査関係者によると、桜井容疑者は放火予告の年賀はがきを送ったことを認めているという。
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以前ブログでも話題にしました、我が地元での連続車輌放火事件ですが、先日一定の解決を見たようなので上記の通りご報告いたします。
ただ、一連の放火事件には、明らかに便乗犯愉快犯によるものもあると思われますので、まだまだ安心は出来ませんな。
ちなみに犯人の経営していた損保代理店は、我が社と同じ損保なので、なにか噂話でも聞こえてこないかと上司に聞いてみましたが、教えてくれませんでした。
Posted at 2011/12/14 23:24:26 | |
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