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イイね!
2016年04月03日

新車の販売今昔

今から25年ほど以前は笑いが止まらないほど新車が売れていた時代だったようです。私自身はその当時の状況を直接には知りませんが、そうだったみたいです。そんな訳で普通車の新車販売台数カウントは、本来なら登録が法律上の本契約という建前上、登録台数カウントが本来なところを注文書ベースのカウントで済ませていたほどです。

ただし。

そういうことが常態化すると、注文書さえあがっていれば営業所の台数が達成できるというヨコシマな考えを持つ営業所所長や敏腕(?)営業マンたちも必然的に数多く棲息していたのも事実です。
何故か少数の車種の、しかも特定グレード・特定色に新車受注が集中するのは昔も今も相変わらずです。ですから、そのうち注文が入りそうな適当な注文者の名前と外れの少なそうな車種・グレードで受注数を偽造することを当時(今でも?)「てんぷらを揚げる」と営業所内では言っていました。今にして思えば皮肉を込めた言い方として非常に秀逸だなあ。その他には「鉄砲を撃つ」という言い方もありました。当たるか外れるかは撃ってみないと分からないけどね?というね。

で、うかうかしていると新車が営業所に配送されてしまうのですが、良く売れる車種であげてあるので、まあそのうち売れるだろうと。そんな訳であの時代の営業所の新車置き場には納車先未定の新車が随分とあったようです。
もちろん、それと同時に横流し予定の下取り車もマイカーセンターに入庫されること無く駐車場を埋め尽くしていたようですが。



売れていた時期はそんなことが常態化していましたが一気に売れなくなった平成4~5年を境に一斉に新車販売のカウントは登録ベースに戻されました。もっとも営業マンにとっては目標数字が新車受注台数と新車登録台数という2つに増える、という苦難がここから始まったわけです。
ただ、まだまだこの頃の普通車新車販売の現場ではあくまで「除軽市場」の数字が判断基準でした。加えて「前年同月比」という右肩上がりが前提であった時代の、意味不明な数字で締め上げられたものです。

さてさて時代はさらに下り、いつの間にやら普通車ディーラーでも軽自動車を扱うようになった事を受けたのか、今では軽自動車の届出台数を含めた数字が新車市場を推し量る数字として用いられる様になっているようです。
また昨今では新車営業と中古車営業を分けていないディーラーもあるようですから、そのうち中古車を含めた総販売台数も基準数字のひとつに入るようになるかもしれません。

ただ、当たり前の話ではあるのですが、新車が一定数以上売れてくれないと結局中古車業界だって衰退していくんですよね。新車が売れていないイコール良い下取り車が出てこない、という事でもあるわけですから。
しかも今の日本国内の中古車市場は外国へ輸出する為の草刈場と化してますから猶更です。国内で人気の無い新車にもかかわらず異様に高い値が付いたりすることも珍しくありません。


まあそんな話の一方で新・中古車を含めた保有台数そのものは経るどころかじわじわ増えているという事らしいですから、結論的にはやはりクルマが必要とされている現実は変わっていないわけで、単に使用年数・平均車齢が延びているということなんでしょう。「替えたきゃ、とっとと買ってるわい」という事ですね。
じゃあ何で「替えない・買わないのか」と聞かれれば「予算が無い」と言われるのはさておき「今の車で十分だから」とか「今の車で不満が無いから」、「欲しいと思える車が無いから」とか。おそらくそんなところなのでしょう。だからこそ受注が集中するのがハイブリッド車なんでしょうねえ。変化することへの理由がそれくらいしか見出せていない。

その一方で何か不具合が出れば「そこまでお金(修理代)が掛かるなら替えるか」という言葉も出てきてしまうのも一般的でもありますから、車を買わないのはお金が無いという理由からではなく、単に車の優先順位が低くなってきる、という事なのでしょう。
だからこそ余計に、どうせ買うなら「エコカー補助金が出る時に買う」・「税率が上がる前に買う」という購買行動になってしまうのだろうと思います。もっとも、そういう買われ方は今後数年間分の需要を先に食ってしまうことでもありますから業界的にもあまり良いことだとは思えないんですが。


また残念なことに、年々縮小を続ける日本市場はメーカーにとってもお荷物になりかかっている雰囲気が濃厚です。国内的にはともかく全世界の販売台数は着実に増えてきているわけですから、最悪日本には開発拠点と生産設備だけ残れば良い、的な雰囲気も感じられますし。どうなってくんですかね、これから。
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Posted at 2016/04/03 14:28:29

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この記事へのコメント

2016/04/03 17:51:28
おばんです。

あ~その昔はバカ売れをしたという話は、定年の時には日産ディーラーの店長をしていた
妻の親戚のおじさんの話を聞いたことがありますわ。Y32型グロリアが新車で発売をされていた
時は本当にすごかったと。

個人的には「エコカー減税こそ、車が売れない原因だと」感じますね。

私はあえて減税適応外の車種を買うタイプですのでw
コメントへの返答
2016/04/05 13:40:19
コメントありがとうございます。

あのグロリアは私の同級生も新車で乗ってましたね。

エコカー減税については色々思うことはありますが、それはそれとして燃費の良し悪しにしか楽しみ・喜びの見出せない、それ以外の購買動機の無い今時の購買パターンが一番の元凶じゃないかと。
じゃあどうすれば?と聞かれれば車の移動が楽しく思える道路環境の整備(新道開通に非ず)と、運転が面白くなる車を増やすことでしょうかね。
今のところでは高速道路の120km/h化とアルトワークスの販売傾向は良い流れだと思います。

出来ることなら一般道における移動時間の短縮化のために、信号機数の削減と交差点の改良工事(道幅に余裕の無い交差点での右折制限とか)にはもっと取り組んで頂きたいところです。


順調に値上がりを続ける新車価格ですが、よくよく考えてみれば車種ごとでは順調に生産台数を減らし続けているなかで販売価格を上げるな、というのも酷な話で、それもこれも何を発端としたものなのかは良く分かりませんが何かしらの回りまわった因果でもあります。
ここらで一発断ち切る何かしらが果たして何なのか考えさせられるところです。
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