昨日は家族で『牛角』に行ったんですが、さすがに安いユッケとユッケビビンバは販売中止でした。
でも高いユッケはちゃんとあるんですよね~
肉質の違いなんでしょうか?不思議でした。
高校二年生の息子は食べたがってましたが、嫁から却下されてました(笑)
意外とこうした事件の後は万全の注意を払ってるから、安心なのかな?とも思いますし、このさなかにユッケを提供するお店の自信もたいしたもんだと逆に思いましたね~
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たしかに生食用の牛肉は流通してないけど、加工してから二日間経ったものも提供してたのはいかがななもんかと?
しかも原価160円/100gのお肉をトリミング(周囲を全部切除)もしないで提供してたのは営利に走りすぎでしょうね。
しかし神奈川でも出たということは食肉卸業者の段階で、菌に汚染されてたのは明らかなのに他のお店では出てないんでしょうかね?
日本テレビの人気番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(毎週月曜21時~21時54分放送)で『焼肉酒家えびす』が紹介され、「とても激安店とは思えない高級店並みの接客をしている」や「美味しくてしかも激安」と大絶賛されていた
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おそらく、TV局に何らかの伝手で売り込んで、こんな風に取り上げられたんでしょうが、これで被害を拡大した可能性も有りますよね。
【追記】
夢は「日本一の伝説レストラン」 勘坂社長、成功者から一転…
2011.5.6 20:56
「申し訳ございません」。「フーズ・フォーラス」(金沢市)の勘坂(かんざか)康弘社長(42)は金沢市の本社前で土下座し、集団食中毒の被害者に謝罪した。
近年、地元紙や業界誌で成功者として紹介され、「日本一の伝説となるレストランチェーンを実現」と夢を語っていたが、頭を地面に押しつける姿に、かつての面影はなかった。
業界関係者らによると、勘坂社長は大学在学中にディスコの黒服としてアルバイト。卒業後、派遣社員などを経て、平成10年に同社を設立した。
起業に向け、派遣時代は親と同居しながら毎月30万円を貯金したといい、周囲に「お金をためることは簡単。使わなければいい」と話していた。
業態として焼き肉店を選んだ理由は「価格が高い店が多く、手頃な価格で提供できればいける」。
和牛カルビ380円、和牛ユッケ280円などの低価格が人気を呼び、10年余りで北陸と神奈川に20店舗を展開。22年3月期の売上高は17億円余りにのぼった。
新聞やテレビにも登場。勘坂社長は自らの性格を「石橋を3回たたいて渡るほど慎重」と表現する一方で、29年度までの東証一部上場、
32年度までの300店舗出店を公言する強気の一面も見せた。
食中毒直前の4月18日にも、日本テレビ系のバラエティー番組が紹介し、「激安価格を実現」「高級店並みの接客」と絶賛。
動画投稿サイトに番組の映像が次々と転載され、「番組を見ていった人もいるだろうに」などの書き込みも相次いだ。
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被害者の方々のご冥福と一日も早い御快復をお祈り申し上げます。
表面削らず、卸業者出荷
2011.5.8 09:18
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」に生肉を販売した食肉卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)が「加熱用なので、肉の表面を削るトリミングはせずに出荷していた」と説明していることが7日、板橋区保健所への取材で分かった。
同チェーン運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)は「卸業者がトリミングしたと思っていた」としており、認識の食い違いからトリミングされない肉が提供されたとみられる。
また、大和屋がフーズ社に「ユッケ用サンプルができました」とするメールを送っていたことも判明。一方で、大和屋からは7日午前までに、腸管出血性大腸菌O(オー)157やO111が検出されていないという。
7日に富山、福井両県警に警視庁と神奈川県警が加わった合同捜査本部は、感染経路や流通実態の解明を進めるとともに、細菌学者らからも意見を聴く方針。
このほか、富山、石川両県のえびすの店舗で客として食事をした従業員4人からO111が検出されたことも新たにわかった。
食肉卸業者の関係者か 「ユッケ用」とネット通販
2011.5.8 18:30
「焼肉酒家えびす」に生肉を納入した食肉卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)の役員とみられる人物がインターネットで「ユッケ用」として牛肉を通信販売していたことが8日、分かった。
サイトによると、通信販売会社の所在地とファクス番号が同商店と同一で、担当者として役員とみられる人物の名前と写真が掲載されている。
商品のうち「交雑種/外モモ/B2」と記された商品では「どこにでもある商品ですが価格で勝負します。赤身率が高くユッケやロースで使用できます」と説明。1キロ当たり1350円とし8日現在「品切れ中」となっていた。サイトは同日付で削除された。
集団食中毒に絡み、同商店は「生食用として出荷していない」としていた。
【ユッケ食中毒】
卸業者「100%削る必要なし」メール
2011.5.9 08:05
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」でユッケなどを食べた客4人が死亡した集団食中毒事件で、チェーンの運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)に対し、食肉卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)が、食中毒を防ぐために生肉の表面を削る「トリミング」は店舗で必要ないとする趣旨のメールを送っていたことが9日、フーズ社への取材で分かった。
フーズ社幹部によると、メール送信があったのは大和屋商店が同社に対して生肉の納入を始める前の平成21年5月。食用可能な部分の比率を表す「歩留まり」について、納入する生肉は「約100%で、無駄がありません」と記載していた。フーズ社側は「歩留まりに関する説明で生肉はトリミングが施され、そのまま加工してもいいと判断した」と主張。店舗でのトリミングをマニュアル化していなかった。メールには、ユッケ用のサンプルを送るとも記されていた。
一方で、大和屋商店は「加熱用として出荷していた」と板橋区保健所の調査に説明。言い分が食い違っており、神奈川、富山、福井の3県警と警視庁の合同捜査本部は押収したメールを分析、やりとりの詳しい経緯などを調べている。
【ユッケ食中毒】
生肉食中毒 調理器具、使い回し 「ユッケ用」卸業者が通販
2011.5.9 09:25 (1/2ページ)
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」でユッケなどを食べた客4人が死亡した集団食中毒事件で、運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)に生肉を納入した東京都板橋区の食肉卸業者「大和屋商店」がフーズ社とそれ以外の取引先に販売する肉を加工する際の調理器具を使い分けていなかったことが8日、板橋区への取材で分かった。
神奈川、富山、福井の3県警と警視庁の合同捜査本部は納入の経緯や大和屋商店の衛生管理を中心に捜査しており、同日、業務上過失致死容疑で、新たに同チェーンの富山山室店(富山市)を家宅捜索した。
厚生労働省は平成10年に出した生食用食肉の衛生基準に関する通知で、生食用の肉には専用の加工台や器具を用いるよう卸業者や店舗に求めている。
フーズ社は入荷した肉について「ユッケとしての販売を提案された」とし、大和屋商店が生食に使うことを認識していたと主張。大和屋商店側は「生食は想定していなかった」と板橋区の調査に説明、両社の言い分が食い違っている。
板橋区によると、先月28日と30日の立ち入り検査で、市場から仕入れた牛や豚の「枝肉」と呼ばれる頭や内臓、背骨を抜いた塊を約500グラムのブロックに小分けする作業が行われていることを確認した。
大和屋商店の納入先はフーズ社のほかにも、東京周辺の焼き肉店やスーパーがあるが、大和屋商店の加工場では取引先に応じた加工台や包丁、まな板の使い分けをしていなかった。
一方、大和屋商店の役員とみられる人物がインターネットで「ユッケ用」として牛肉を通信販売していたことも8日、分かった。サイトによると、通信販売会社の所在地とファクス番号が同商店と同一で、担当者として役員とみられる人物の名前と写真が掲載。
商品のうち「交雑種/外モモ/B2」と記された商品では「どこにでもある商品ですが価格で勝負します。赤身率が高くユッケやロースで使用できます」と説明。1キロ当たり1350円とし8日現在「品切れ中」となっていた。サイトは同日付で削除された。
◇
■食中毒患者100人に
「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、神奈川、富山、福井3県の患者数が8日現在で100人に達した。うち24人が重症。
富山県では砺波店(砺波市)で食事した男児(6)ら3人が死亡したほか、90人が症状を訴え、うち22人は溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症し重症。
福井県では福井渕店(福井市)で食事した男児(6)が死亡したほか、3人が症状を訴え、うち10代の女性がHUSで重症。神奈川県の患者は7人で、女性(19)が重症。
【ユッケ食中毒】
卸業者を再捜索へ 経営者らにも任意聴取
2011.5.9 12:42
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、合同捜査本部は近く、運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)に牛肉を販売した食肉卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)を再度、家宅捜索するとともに、同商店の経営者らから任意で事情聴取する方針を固めた。富山県警などは6日にも同商店を家宅捜索し、帳簿類などを押収していた。
これまでの板橋区などの調査で、同商店は複数の取引先に納入する肉を調理する際、加工台や包丁、まな板を使い分けていなかったことが判明。合同捜査本部は今後、調理器具や加工場でサンプルを採取し、腸管出血性大腸菌O(オー)157やO111の汚染がなかったか調べる。
納入された肉をめぐっては、フーズ・フォーラスが「ユッケとしての販売を提案された」と説明する一方、大和屋商店は「生肉は想定していなかった」と主張。合同捜査本部は、双方から事情を聴き、取引をめぐるやり取りの実態についても裏付けを進める。
【ユッケ食中毒】
卸元が「トリミング不要」メール 過失はどこに…再度家宅捜索へ
2011.5.9 22:50 (1/2ページ)
大和屋商店からフーズ・フォーラスに送られたメール。「歩止まり(歩留まり)約100%で、無駄がありません」の記載がある
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、チェーンを運営する「フーズ・フォーラス」(金沢市)に、肉を販売した卸元「大和屋商店」(東京都板橋区)が、食中毒防止の「トリミング」は必要ないとする趣旨のメールを送っていたことが9日、分かった。大和屋商店が当初から「生食用」として販売していたことを裏付けるようにも受け取れるが、同社は「生食用は販売していない」との説明を崩していない。食中毒を起こした「過失」はどこにあったのか。合同捜査本部は再び家宅捜索を行い、検証を進める。
■食い違い
「トリミング」は、牛肉をユッケのような「生食」などで顧客に提供する際に、食中毒防止のため、細菌などが繁殖しやすい表面部分を削り取る作業。「トリミングが必要ない」という説明を受ければ、そのまま生で食べられると理解することも可能だ。
フーズ社によると、大和屋商店からメールがきたのは、両社が取引を始める前の平成21年5月。食用可能な部分の比率を表す「歩留まり」について、納入する生肉は「約100%で、無駄がありません」と記載していたという。
「ユッケ用のサンプルを送る」という内容も記されており、取引が開始されるころには、両社の社員が参加し、ユッケ用の生肉の試食会も行ったという。フーズ社は「生食用としての肉の納入を前提に取引をすすめていた」と強調する。
ただ、大和屋商店が「生食用」と明言した事実は確認されていない。同社は板橋区の調査に対し、「加熱用として出荷した」と説明しており、「生食」販売の原因が、両社のどちらにあるかは、はっきりしない。
■感染源は
食中毒の原因を特定するため、もう一つ重要なのが、患者らから検出された腸管出血性大腸菌O(オー)111などの感染源特定だ。
大和屋商店から納入された生肉の可能性が高まっているが、合同捜査本部は今後、同社の加工場や食中毒が発生した店舗で菌のサンプルを採取するなどし、それぞれの菌が同一だったか、慎重に調べる方針だ。
これまでの板橋区の検査では、大和屋商店から菌は見つかっていないが、同社では複数の取引先に納入する肉を調理する際、加工台や包丁、まな板を使い分けていなかったことが判明している。捜査本部は再度の家宅捜索で、包丁などの調理器具や加工場でさらにサンプル採取を行う方針だ。
■「時間必要」
ただ、O111は通常の牛の腸などにも確認される菌で、感染源や感染経路の特定は容易ではない。食中毒の発覚は4月29日。その後、10日以上が経過しているという事情もある。関係施設で消毒などが行われていたり、肉の現物がなくなっていれば、感染経路をたどるのは困難になる。
3人が死亡した同チェーンの砺波(となみ)店(富山県砺波市)にあった生肉が、富山山室店(富山市)に移されていたことも、合同捜査本部の家宅捜索で判明。捜査幹部は「汚染経緯はあらゆる可能性が考えられる。特定には時間が必要」と慎重だ。
◇
合同捜査本部は9日、業務上過失傷害容疑で、横浜上白根店(横浜市)を家宅捜索した。