
この間、出張中の帯広で時間が空いたんでAEONでビジネス用のシャツと夏用の下着を買っていたら、プロパーで3,980円だったDisneyのポロシャツが490円になってました(笑)。ついつい買っちゃいましたけどねww 次にTDRに行く時に来ていこうかな~って?
でも生地もしっかりしてて縫製も問題ないんですよ。
Made in Vietnamだけに良いものでした。
ここのところは任天堂3DS、SONY PS3等の大幅値下げも有り、安くなくてはモノが売れない時代に突入かと思われてしまう今日この頃。
こんな記事があったんでご紹介
「4000円のシャツが高い」と感じる、イマの世の中はヘン?
高いモノにこだわらず、むしろ安くていいモノにこだわる――。こうした消費者が増えてきているが、背景にはどういった要因が潜んでいるのだろうか。人事コンサルタントの城繁幸さんとフリーライターの赤木智弘さんが語り合った。
「いつかはクラウン」――。
今の若者でこのキャッチコピーを知っている人はどのくらいいるのだろうか。かつてクルマといえば「経済力を示すステータスシンボル」であった。しかし今は“憧れ”といった思いは徐々に薄れ、クルマは単なる移動手段という意味合いが強くなりつつある。
高いモノにこだわらず、むしろ安くていいモノにこだわる。こうした消費者は増えてきており、いわゆる“富裕層”と呼ばれる人にまで広がってきているのではないだろうか。高いモノに憧れない背景に、一体何があるのか。人事コンサルタントの城繁幸さんとフリーライターの赤木智弘さんが語り合った。
●安いモノを買うことが恥ずかしくない時代
城:消費者心理が1990年代の前半から、変わってきているなあと感じています。僕が高校から大学生だったころは、ファッション雑誌を読んでいる人が多かった。「同じファッションをしなければいけない」といった雰囲気がありましたね。洗いざらしのジーンズに白色のTシャツといったスタイルだったり、知りもしないアメリカンフットボールチームのパーカーを着ていたり(笑)。
バブルのにおいがまだ残っている時代に、僕は社会人になってクルマを買いました。買ってみたものの、クルマに乗るのは土日のみ。また仕事が忙しくなってくると、土日もドライブしなくなってくる。「疲れているのに、なぜわざわざドライブに行かなきゃいけないのか」と感じるようになりました。そしてクルマにあまり乗らなくなりました。
振り返ってみると、90年代の半ばあたりから消費者の心に変化が出始めていたのではないでしょうか。
赤木:雑誌がトレンドを引っ張るという流れは、90年代に消えてしまったと思っています。僕は80年代は実家にいて、まだ中高生でした。そこから外を見ていたのですが、そうした中で何かにリードされているといった感覚がありました。「こうしたモノが流行っている」というものが、明確に示されていた。そして、示されたモノに、多くの人が飛びついていました。
90年代になると、高級バックを持っている女性が目立つようになりました。しかしそれはファッション誌がリードしていたというよりも、みんなが持っているから私も持っているといった感覚でしたね。「新しい」というだけでは、なかなか飛びつかなくなりました。
その一方で、ラーメンブームといったあまりお金のかからないものには、多くの人が飛びついています。こうした風潮は今でもありますよね。
いわゆる“牽引役”がいて、そこに向けて乗っかるようなモノがなくなってきました。その背景にはサラリーマンの給料が下がったからなのか、それとも新しいモノに乗せられるのがカッコ悪いと感じるようになったのか。どちらが先なのか、よく分かりません。
例えば音楽業界ではCDが売れなくなって、何が流行しているのかが分かりにくくなりました。オリコンチャートを見ても、アニメやゲーム系といったニッチなジャンルが上位に食い込むようになっている。
城:全体的に、お金がかからなくなりましたよね。10万円のブランドスーツと、1万円のスーツを着ても、あまり着心地が変わらない。しかし1万円のスーツを着ていると、50代以上の人から「最近の若い奴は消費をあまりしない」と言われてしまう。でも着心地があまり変わらないのであれば、10万円のスーツよりも1万円のスーツを買う人が多くて当たり前だと思う。
赤木:
僕は最近、4000円のシャツを購入したんですよ。そのシャツを買ったとき「ちょっと高いなあ」と感じました。でもよく考えてみると、子どものころの4000円のシャツといえば安物だった。
城:そうですね。
赤木:4000円のシャツを買って「高い買い物をしたなあ」と思う感覚が、自分の中で衝撃的だったんですよ。
城:赤木さんだけでなく、多くの人はそう感じていると思います。僕もそう。
赤木:昔であれば3000円のジーンズは、生地がすぐに変色したりしていた。そうした商品を買っても「安物だから仕方がないなあ」と思っていたりした。
城:僕はユニクロ発祥の地、山口県で生まれました。昔、地元ではユニクロを着ているだけで、少しバカにされたりした。というのも当時のユニクロは1回着るだけで、もう生地がヨレヨレになっていたから。
でも今、ユニクロのTシャツを着ていて、バカにされることはありません。また1回着ただけで生地がヨレヨレになることもありません。
お金を使わなくなったのではなくて、少ないお金で満足できるようになった。今はお金をあまり使わなくても、なんとなく満足して生きていける時代になっているんですよ。
赤木:「遊ぶ」ことでも大きく変わりましたよね。昔であればある程度の人数が集まれば、それなりの場所が必要だった。例えばカラオケ、ボーリング場、レストランといった場所が。しかし今はネット上で話すことができるので、場所が必要でない。
城:ですよね。ネット上で、複数の人間がゲームなどで遊ぶことができる。わざわざ一カ所に集まらなくても、いろいろな遊び方ができますよね。
赤木:居酒屋などに人が集まる理由がなくなってくるんですよ。その居酒屋でも1品200円台といったスタイルの店が増えてきました。安いモノで楽しむということが、恥ずかしくなくなりましたね。。
高いモノを持つことがステータスだった時代はありましたが、それ自体もなくなってしまった。高いモノを持っていることがステータスにつながる時代であれば、そこで安いモノを選ばないことがありました。しかし今は安いモノを選ぶことが恥ずかしいことではない。
「安いモノがいい」と言っていると、まるで「労働を奪っているのではないか」などと批判する人がいます。しかし高いモノを買えば、日本の会社は海外から戻ってくるかといえば、絶対に戻ってこない。
城:ですね。
●中産階級の価値観が、世界的に変化してきている
城:中産階級の価値観が、世界的に変化してきているのではないでしょうか。例えばドイツに行ったとき、ある経営者はこのように言っていました。「最近の若いドイツ人は、ポルシェを買わなくなった」と。
ベンツやBMWは車種がたくさんあって、価格もピンきり。ドイツでは普通にベンツが走っていますが、ポルシェは違う。40代のドイツ人男性は「将来はポルシェに乗る」という夢をもっている人が多い。しかし若い世代で、そう思っている人はほとんどいないそうです。
このことを聞いたとき、ドイツも日本もよく似ているなあと思いましたね。どちらの国も保守化というか草食化が進んでいる。
赤木:日本にも昔はありましたよね。「いつかはクラウン」といったフレーズが。しかしそうした考えをもっている人はどんどん少なくなって、クルマに憧れる人も少なくなってしまった。
その一方で、自分のクルマに好きなキャラクターをラッピングして、いわゆる“痛車”のような文化が芽生えた。つまりクルマというよりも、そのラッピングしたクルマで自分というものをアピールする人がいる。
ニコニコ動画のコミュニティには、車載動画というものがあります。クルマの中にビデオカメラを搭載し、自分がドライブしている風景を録画して、それをネット上にアップする。クルマそのものがステイタスというよりも、彼らはクルマという道具を使ってコミュニケーションを図っています。
城:もちろん今でも、ステイタスとしてクルマを買ったり、海外旅行に行ったりする人も存在しています。しかし日本やドイツでかつて起きていたブームのようなものは、今、中国やインドに流れていっています。
赤木:経済が発展してくれば、高いモノにステイタスを感じる人は多くなってくるでしょうね。高度経済成長期には高級なクルマに乗ったりするのが、ステイタスでした。しかし今の日本は違う。中国やインドといった経済が発展している国では、それがステイタスになっている。
日本人の中から高級志向が消えたのではなくて、単に経済的な状況から今の流れが生まれているのではないでしょうか。
城:僕の知り合いで、大企業で勤めるサラリーマンが大勢います。彼らの年収は1000万円を超えている。独身なので高いモノでも買っているのかな、と思ったらそうでもない。最近、高い買い物をしましたか? と聞いたところ「Xbox 360、プレイステーション、Wiiを買った。最近ではそれが一番高い買い物かな」と言っていました。もちろんクルマは持っていなくて、彼らは家の中で好きなことをやって時間を潰している。たくさんの給料をもらっている層も、価値観が変わってきているのかなという気がしています。
今、中国やインドではクルマが売れていますが、やがて日本のようにクルマを購入することにあきてくるのでは、と見ています。
赤木:今の日本では、高級車に乗っていてもアピールにはなりません。むしろ高級車に乗っていることがバカバカしいといった雰囲気があるのではないでしょうか。多くの人がそう感じている限り、高級車は売れないでしょうね。
なので高級車を買うより、プリウスを買う。燃費のいいクルマを買えば「環境に優しいと」いった点をアピールできるのからではないでしょうか。
城:米国のハリウッドでもエコカーを購入するのが、流行していましたね。
【土肥義則,Business Media 誠】
俺も今日着てる半袖のワイシャツは1,480円
昔はワイシャツ屋さんで仕立ててたのが嘘のようです。
スーツもオーダーじゃなくてダイエーで十分だし^^
革底の靴も通勤には使わなくなったし、幾つも持ってたSchlesingerのブリーフケースも押入れの中だよぉ~
時代と共に価値観も移り変わっていくものですよね。
目立つブランド品やクルマをひけらかすのも気恥ずかしい時代だし。
贅沢がかっこ良く見えたあの小っ
恥ずかしい時代はもう来ないんだろうなぁ(懐)
え、こんなポロシャツを来ちゃう俺が
恥ずかしい???(爆)
そうかも~~~~~